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	<description>世界と繋がるミレニアル世代に向けて、国際的な視点・価値観・知性を届けるメディアです。</description>
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		<title>結婚時に「再婚許可証」もらう妻も!?　意外な江戸時代の結婚・離婚事情</title>
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		<pubDate>Sat, 27 Mar 2021 01:00:33 +0000</pubDate>
		<dc:creator>NewSphere</dc:creator>
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		<description><![CDATA[「いつかは結婚を」と漠然と考えながらも、独身のまま50歳を迎える人が近年、増えている。時代をさかのぼり、江戸時代ではどうだったのだろう。多くの人が結婚して添い遂げていたイメージがあるが、じつは離婚率が高かった。離婚につき [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="wprt-container"><p>「いつかは結婚を」と漠然と考えながらも、独身のまま50歳を迎える人が近年、増えている。時代をさかのぼり、江戸時代ではどうだったのだろう。多くの人が結婚して添い遂げていたイメージがあるが、じつは離婚率が高かった。離婚につきまとうマイナスイメージもなく、女性の場合、むしろ結婚回数が多いほど敬われるケースすらあったという。</p>
<p><strong>◆江戸の町では男性が余っていた</strong><br />
　江戸中期以降、農村部では結婚率がきわめて高かった。たとえば、信濃国湯丹沢村の16歳以上の未婚率は1675年時点で男子46％、女子32％だったが、1771年にはそれぞれ30％、14％に下がった。陸奥国下守屋村と仁井田村の1870年の未婚率は45～49歳の男子で4.8％、女子で0.6％。ほとんどが結婚している。だが離婚率も高く、両村の平均で4.8％に達する高水準だった（縄田康光「歴史的に見た日本の人口と家族」、『立法と調査』№260）。</p>
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<p>　一方、同じ頃の江戸の町は、人口100万を超える世界有数の大都市で、男女比がほぼ2対１の男性過多社会。男性が余っている状態で、女性の再婚はありふれたことだった。3回以上結婚した女性も珍しくなく、経験豊富ということでむしろ貴重に見られたという。というのも、男性がなるべくあぶれないように女性の再婚を幕府が奨励していたのだ。いわゆる「出戻り」も普通のことで、恥ずかしいことではなかった。なお、当時は「出戻り」ではなく「元帰り」「呼び戻し」といった。</p>
<p>　もっとも、こうしたことは庶民に限られ、武家の女性は「貞女は二夫にまみえず（貞淑な妻は夫の死後も再婚しない）」といって、再婚や里帰りは戒められる。身分が上がるほど女性は「家」に押し込められていた。</p>
<p><strong>＞<a href="https://newsphere.jp/culture/edo_period_marriage/2/">次のページ　夫が妻に渡す離縁状＝再婚許可証</a></strong><br />
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		<title>ヴァイキングの女戦士、アフリカのアマゾン　実在した戦う女性たちに脚光</title>
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		<pubDate>Thu, 28 Mar 2019 11:00:25 +0000</pubDate>
		<dc:creator>NewSphere</dc:creator>
		<category><![CDATA[Society]]></category>

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		<description><![CDATA[　映画『ワンダーウーマン』、『キャプテン・マーベル』など、近年、娯楽界で戦う女性が目立つようになり、「SHERO（She+Hero）」という言葉も広まりつつある。同時に海外では、はるか昔に実在した女性戦士の研究が進んでお [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="wprt-container"><p>　映画『ワンダーウーマン』、『キャプテン・マーベル』など、近年、娯楽界で戦う女性が目立つようになり、「SHERO（She+Hero）」という言葉も広まりつつある。同時に海外では、はるか昔に実在した女性戦士の研究が進んでおり、メディアが注視するようになっている。</p>
<p><strong>◆「ヴァイキングの女性参謀」の墓に学会騒然</strong><br />
　世界中でヒットしているドラマ『ヴァイキング～海の覇者たち～』、『ゲーム・オブ・スローンズ』では、おもな舞台である欧州北方で、女性兵士も勇敢に戦う。彼女たちの造形のもとは北欧神話だが、2017年、ヴァイキングの女性戦士の実在を証明する研究結果が出され、学会が揺れた。</p>
<p>　19世紀末、スウェーデン南東部の町で、ヴァイキング戦士のものと思しき立派な墓が発掘された。考古学者らは、ともに埋葬された馬2頭や武器類、軍事戦略を立てるのに使われたと思われるゲーム盤などの状況から、参謀を務めた「男性」戦士の墓だとした。2014年以降、複数の研究チームが、未調査だった骨の分析を段階的に進め、DNA解析により女性の骨だとの結論が出たのだ。</p>
<div id="attachment_50252" style="width: 640px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-50252" src="https://cdn-newsphere.jp/wp-content/uploads/2019/03/archaeological_grave.jpg" alt="" width="630" height="386" class="size-full wp-image-50252" srcset="https://cdn-newsphere.jp/wp-content/uploads/2019/03/archaeological_grave.jpg 630w, https://cdn-newsphere.jp/wp-content/uploads/2019/03/archaeological_grave-300x184.jpg 300w" sizes="(max-width: 630px) 100vw, 630px" /><p id="caption-attachment-50252" class="wp-caption-text">Hjalmar Stolpe / <a href="https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Birka,_Sweden_Viking_grave_Bj_581_by_Hjalmar_Stolpe_in_1889.jpg" target="_blank">Wikimedia Commons</a></p></div>
<p>　米スミソニアン協会の『<a href="https://www.smithsonianmag.com/smart-news/researchers-reaffirm-famed-ancient-viking-warrior-was-biologically-female-180971541/" target="_blank">スミソニアン・ドットコム</a>』は、その後の論争を整理し、歴史上の人物のジェンダーの扱いという新たな議論を提起した。たとえば、遺骨の主が「トランスジェンダーだった可能性」だが、この現代の概念を10世紀前の社会にあてはめることは不適切であり、逆に、現代人の理解を超えるジェンダー領域があった可能性も無視できないという。そもそも男性の墓だとの説は、墓の状況から戦士だと目され、かつ戦士は男だという「常識」があったからだ。研究チームは、新たに「骨を女性だと証明するまでは、戦士かどうかを問う議論すらなかった」とも述べており、今後も論争は続きそうだ。</p>
<p>「物語」により大衆に広まったイメージを、史実が崩すことの難しさは万国共通である。ヴァイキング研究者のジュディス・ジェシュは、ドラマがこの議論を活発にしたことを歓迎しつつも、研究と虚構の境界線は明確にすべきだと釘を刺す（<a href="https://www.historyextra.com/period/viking/birka-warrior-woman-vikings-female-argument-judith-jesch/" target="_blank">ヒストリー・エキストラ</a>）。ゲーム盤の存在のみを「女性参謀」の根拠にするのは心もとないとも批判した。欧米ではヴァイキング研究も盛んなだけに、メディアも注視しているようだ。</p>
<div class="nextPageTitle"><a href="https://newsphere.jp/national/20190328-3/2/"><img src="https://s.w.org/images/core/emoji/14.0.0/72x72/25b6.png" alt="▶" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />︎次のページ　ギリシャ神話の「アマゾネス」を掘り下げる動きも</a></div>
</div>]]></content:encoded>
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		<title>“世界初の小説”として欧米で人気の『源氏物語』 解釈もアップデート</title>
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		<pubDate>Wed, 13 Mar 2019 08:30:17 +0000</pubDate>
		<dc:creator>NewSphere</dc:creator>
		<category><![CDATA[Culture]]></category>

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		<description><![CDATA[　今月から、米メトロポリタン美術館で「源氏物語」展が開催中だ（6月16日まで）。展示品のなかには、日本国外へ初めて貸し出される国宝・重要文化財もあり、話題を集めている。『源氏物語』はとりわけ欧米で評価が高く、昨年は著名な [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="wprt-container"><p>　今月から、米メトロポリタン美術館で「源氏物語」展が開催中だ（6月16日まで）。展示品のなかには、日本国外へ初めて貸し出される国宝・重要文化財もあり、話題を集めている。『源氏物語』はとりわけ欧米で評価が高く、昨年は著名な研究者による解説書も出版され、多彩な見方が広まっているようだ。</p>
<p><strong>◆偉大な日本文学者を生んだ優美な物語</strong><br />
　戦後、英語圏で『源氏物語』の評価を高めるのに大役を果たしたひとりが、2月に死去した日本文学者のドナルド・キーン氏だ。世界が軍事色に染まっていた1940（昭和15）年、地元ニューヨークの書店で買った『源氏物語』が、日本文学への入り口だった。買った理由は単に安かったからだが、読むとすぐに典雅な世界観に魅了されたという。<a href="https://www.nytimes.com/2019/02/24/obituaries/donald-keene-dead-at-96.html" target="_blank">ニューヨーク・タイムズ紙</a>は、この劇的な出会いを「“激しい平和主義者”と自称したキーン博士にとって、嫌悪する現実からの逃避場所」になったと伝えている。</p>
<p>　以降、キーン氏は日本語学習や『源氏物語』をはじめとする文学の研究に没頭し、日米両国で研究者として活躍。日本文学を介した両国のかけはしとなった。氏の教え子による『源氏物語』の新訳も出版され、日本の古典は「世界初の小説」として認知されていった。</p>
<div class="nextPageTitle"><a href="https://newsphere.jp/culture/20190313-1/2/"><img src="https://s.w.org/images/core/emoji/14.0.0/72x72/25b6.png" alt="▶" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />︎次のページ　人間の本質を鋭く描き、世界的な文学に</a></div>
</div>]]></content:encoded>
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		<title>「不平等」に反発、声を上げ始めた韓国女性　K-POP界にもアイコン誕生？</title>
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		<pubDate>Fri, 04 Jan 2019 08:00:48 +0000</pubDate>
		<dc:creator>NewSphere</dc:creator>
		<category><![CDATA[Society]]></category>

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		<description><![CDATA[　日本同様に出版不況の韓国で100万部を売り上げた小説『82年生まれ、キム・ジヨン』（チョ・ナムジュ著、斎藤真理子訳、筑摩書房）が日本でも出版され、話題を呼んでいる。韓国では、「フェミニズム小説」とも呼ばれる同書は多方面 [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="wprt-container"><p>　日本同様に出版不況の韓国で100万部を売り上げた小説『82年生まれ、キム・ジヨン』（チョ・ナムジュ著、斎藤真理子訳、筑摩書房）が日本でも出版され、話題を呼んでいる。韓国では、「フェミニズム小説」とも呼ばれる同書は多方面に影響を及ぼし、社会現象になった。この2、3年の韓国女性のこうした変化には、世界のメディアも関心を寄せている。</p>
<p><strong>◆「美容大国」に変化？　化粧品を捨てる女性たち</strong><br />
　2015年、韓国でMERS（中東呼吸器症候群）が拡散した際、ネット上で「旅行帰りの女性が病気を持ち込んだ」というデマが流れた。これに対してオンライン女性団体が立ち上がり、長く問題視されてきた男性からのヘイトデマや不法ポルノサイトを撲滅する運動を始めた。</p>
<p>　この動きは、翌年、ソウル市江南駅付近で起きた通り魔事件を機に爆発的に広まる。23歳の女性が見知らぬ男性に刺殺されたこの事件は、犯行の動機が「女性嫌悪」だったとして社会に衝撃を与えた。そして、当時の朴槿恵大統領の弾劾を求めるデモとも結びつき、街頭での抗議活動に発展したのである。</p>
<p>　<a href="https://www.theguardian.com/world/2018/oct/26/escape-the-corset-south-korean-women-rebel-against-strict-beauty-standards" target="_blank">ガーディアン紙</a>は、現在まで続くこうした流れに共感する若い女性たちを取材し、その変化を報じた。目立ったのは、世間から求められる「美」への反発だ。彼女たちは、化粧品などに費やしてきたコストを読書や健康に使うようになり、解放を感じていると口を揃えた。同紙は、背景には韓国ならではの家父長制があると見ている。</p>
<div class="nextPageTitle"><a href="https://newsphere.jp/national/20190104-2/2/"><img src="https://s.w.org/images/core/emoji/14.0.0/72x72/25b6.png" alt="▶" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />︎次のページ　アジアのメディアはカルチャー面の変化に注目</a></div>
</div>]]></content:encoded>
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		<item>
		<title>黒澤明『七人の侍』、なぜ海外で今も高く評価されるのか？ BBCの「史上最高の外国語映画」に</title>
		<link>https://newsphere.jp/culture/20181207-2/</link>
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		<pubDate>Fri, 07 Dec 2018 11:00:55 +0000</pubDate>
		<dc:creator>NewSphere</dc:creator>
		<category><![CDATA[Culture]]></category>

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		<description><![CDATA[　先日、BBCが外国語映画トップ100を発表した。選ばれた24ヶ国・19言語の作品のうち、フランス語が27本、中国語が12本、日本語とイタリア語が11本だった。最多投票数を獲得し1位に輝いたのは、黒澤明監督の『七人の侍』 [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="wprt-container"><p>　先日、<a href="http://www.bbc.com/culture/story/20181029-the-100-greatest-foreign-language-films" target="_blank">BBCが外国語映画トップ100を発表</a>した。選ばれた24ヶ国・19言語の作品のうち、フランス語が27本、中国語が12本、日本語とイタリア語が11本だった。最多投票数を獲得し1位に輝いたのは、黒澤明監督の『七人の侍』。4位にも黒澤監督の『羅生門』が選ばれた。ちなみに、いずれにも日本人の評論家は投票しておらず、この国内外の評価の差は、海外でも興味の的になっている。</p>
<p><strong>◆ダイナミックな映像美が光る、チームアクション映画の原点</strong><br />
『七人の侍』は、戦国末期の農村を舞台に、百姓たちが7人の「侍」と協力して野武士の集団を撃退する物語。侍といっても浪人であり、野武士の略奪行為に泣き寝入りしてきた百姓たちが戦闘のために雇った傭兵である。百姓と浪人が衝突しながら結束を強めていく様子は、最大の見どころのひとつだ。</p>
<p>『七人の侍』の魅力に迫る論考も掲載した<a href="http://www.bbc.com/culture/story/20181025-why-is-seven-samurai-so-good" target="_blank">BBC</a>もこの点に着目し、チームが作戦に沿って物語を動かすアクション映画の原点にして金字塔だと位置づけた。</p>
<p>　黒澤明監督はもともと画家を目指していただけあって、鮮やかな画面づくりにも定評がある。記事では、クライマックスの入り組んだ戦闘シーンをとりあげ、複数のカメラを駆使して描いた「混沌の奇跡」と表現。さらに、「素晴らしい勝利劇と人々の泥臭さが、世代を越えて世界中の観客の心を震わせる」とも称えた。</p>
<div class="nextPageTitle"><a href="https://newsphere.jp/culture/20181207-2/2/"><img src="https://s.w.org/images/core/emoji/14.0.0/72x72/25b6.png" alt="▶" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />︎次のページ　多くの映画人を育てた脚本はいまも手本に</a></div>
</div>]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>葛飾北斎の娘・応為、「時の人」として海外でも脚光　現代人の心を打つ生き様と画力</title>
		<link>https://newsphere.jp/culture/20181128-3/</link>
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		<pubDate>Wed, 28 Nov 2018 11:00:11 +0000</pubDate>
		<dc:creator>NewSphere</dc:creator>
		<category><![CDATA[Culture]]></category>

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		<description><![CDATA[　社会に影響力のある女性100人を選ぶ「BBC 100 Woman 2018」が発表され、日本からは天文学者の大小田結貴氏（23）、東京オリンピックに向け英会話を勉強している高見澤摂子氏（90）が選ばれた。同企画は歴史に [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="wprt-container"><p>　社会に影響力のある女性100人を選ぶ「<a href="https://www.bbc.com/news/world-46225037" target="_blank">BBC 100 Woman 2018</a>」が発表され、日本からは天文学者の大小田結貴氏（23）、東京オリンピックに向け英会話を勉強している高見澤摂子氏（90）が選ばれた。同企画は歴史に埋もれた女性にも注目しており、葛飾北斎の娘・応為をアニメーションで紹介。葛飾応為はこの数年、海外メディアで取り上げられる機会がぐんと増え、注目の人になっている。</p>
<p><strong>◆北斎人気の高い海外が見た「次の波」</strong><br />
　2018年は女性の権利に関して世界中で目覚ましい動きが見られ、「BBC 100 Woman」でも、情熱や怒りをもって行動したという基準で時の人が選ばれた。同時に、歴史に埋もれてきた女性を見直す動きも広まり、同企画では歴史上の女性を紹介する映像のひとつとして、<a href="https://www.bbc.com/news/av/world-46261012/katsushika-oei-the-artist-history-forgot" target="_blank">葛飾応為のアニメーションを公開</a>した。</p>
<p>　葛飾応為は離縁後に北斎のもとで助手を務めるなどして画業に専念するようになり、父の死後も絵の道を歩んだ。北斎晩年の作品にみられる、細密かつ鮮やかな画風は彼女によるものだとの指摘もあり、作家性を確立した名手だと評価されている。また、人柄は父に似て偏屈なところがあり、反良妻賢母的な面も目立ったという。BBCのアニメでは、偉大な北斎の影に隠れてきた応為を、父の代表作にかけて「ネクスト・ウェーブ」だと称賛。イギリスでは昨年、大英博物館での北斎展が大好評だったこともあり、今後も脚光を浴びそうだ。</p>
<div class="nextPageTitle"><a href="https://newsphere.jp/culture/20181128-3/2/"><img src="https://s.w.org/images/core/emoji/14.0.0/72x72/25b6.png" alt="▶" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />︎次のページ　「女性が生きづらい時代、型破りに生きた」と驚きの声</a></div>
</div>]]></content:encoded>
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		<title>「男らしさ」って有害では？ 疑問を持ち始めた世界 「男らしくない」ヒーローに脚光</title>
		<link>https://newsphere.jp/national/20181126-3/</link>
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		<pubDate>Mon, 26 Nov 2018 11:00:12 +0000</pubDate>
		<dc:creator>NewSphere</dc:creator>
		<category><![CDATA[Society]]></category>

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		<description><![CDATA[　この2、3年、世界中で女児向け偉人伝が大ブームで、今年は日本でも翻訳出版が続いた。そして今年、男児版が登場し、話題を呼んでいる。テーマは、「toxic masculinity（有害な男らしさ）」。いわゆる「男らしさ」を [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="wprt-container"><p>　この2、3年、世界中で女児向け偉人伝が大ブームで、今年は日本でも翻訳出版が続いた。そして今年、男児版が登場し、話題を呼んでいる。テーマは、「toxic masculinity（有害な男らしさ）」。いわゆる「男らしさ」を否定的に見るこの言葉は、SNSなどを通じて大人の社会にも広まりつつある。</p>
<p><strong>◆社会背景を受けて男子向けの新偉人伝が登場</strong><br />
　女性偉人伝のヒットを受けて今春、男児向けのアンソロジー『STORIES FOR BOYS WHO DARE TO BE DIFFERENT（違いを恐れない男の子たちの物語）』（日本未発売）が登場した。ハーヴェイ・ミルク（政治家）、サルバドール・ダリ（芸術家）など100人以上の著名人を紹介したものだ。</p>
<p>　この画期的な児童書の発売を期し、著者ベン・ブルックスが<a href="https://www.telegraph.co.uk/men/thinking-man/need-new-role-models-boys-dare-different/" target="_blank">テレグラフ紙</a>に、少年たちには新たなロールモデルが必要だとする記事を寄せた。ブルックスによれば、男の子は幼い頃から力の誇示や感情の抑制を教え込まれた結果、個性が殺され、暴力事件や自殺率の増加など社会への弊害もあるという。</p>
<p>　<a href="https://www.theguardian.com/books/2018/apr/20/good-night-stories-for-rebel-boys-male-versions-of-bestseller-arrive-on-shelves" target="_blank">ガーディアン紙</a>は、同書に加えて9月に発売された『The Good Guys: 50 Heroes Who Changed the World with Kindness』（ロブ・ケンプ著）を紹介し、出版意図や社会背景を探った。後者は、「男性の特権に敏感で、親切で利他的で勇気もあり、正義のために立ち上がることを恐れない人」たちを紹介した伝記本で、著者は父性や男性性の専門ライター。予約注文だけで10万部に達したという。女性の伝記ブームが#MeTooと連動して権力者の「toxic masculinity（害ある男性性）」が注目を集めたので、問題解決のためには男子にも新たなロールモデルが必要だと判断して出版したそうだ。</p>
<div class="nextPageTitle"><a href="https://newsphere.jp/national/20181126-3/2/"><img src="https://s.w.org/images/core/emoji/14.0.0/72x72/25b6.png" alt="▶" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />︎次のページ　「男らしさ」を否定し始めた親たちとエンタメ界</a></div>
</div>]]></content:encoded>
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		<title>海外でカルト的人気の塚本晋也監督　最新作『斬、』は『鉄男』のイメージ変える？</title>
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		<pubDate>Thu, 18 Oct 2018 08:33:30 +0000</pubDate>
		<dc:creator>NewSphere</dc:creator>
		<category><![CDATA[Culture]]></category>

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		<description><![CDATA[　日本兵の飢餓と孤独を描いた映画『野火』（15年）が内外で高く評価された塚本晋也監督。初の時代劇である新作『斬、（ざん）』が、ベネチア・トロント・釜山の各国際映画祭にて上映された。塚本監督の海外での知名度は高く、独自の世 [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="wprt-container"><p>　日本兵の飢餓と孤独を描いた映画『野火』（15年）が内外で高く評価された塚本晋也監督。初の時代劇である新作『斬、（ざん）』が、ベネチア・トロント・釜山の各国際映画祭にて上映された。塚本監督の海外での知名度は高く、独自の世界観を確立したデビュー作『鉄男』（89年）以来、カルト的な人気を博している。日本とは対照的に、今作でもほとんどの海外報道が『鉄男』を意識しながら読み解いているようだ。</p>
<p><strong>◆根強い欧米でのサイバーパンクの作風</strong><br />
『斬、』の舞台は幕末の江戸近郷。農家に居候する浪人・都築杢之進（池松壮亮）は隣家の市助（前田隆成）に剣の稽古をつけながら、市助の姉・ゆう（蒼井優）との静かな日々を過ごしている。だが、剣術家・澤村次郎左衛門（塚本晋也）が村に現れ、杢之進を誘い出そうとしたことで日常が崩れていく。澤村は、上洛する将軍の警護のため同志を探しにきたのだ。剣の腕を見込まれた杢之進は求めに応じるが、その後、騒動に巻き込まれる。</p>
<p>　監督によれば、人を斬ることに葛藤する杢之進を通して、暴力への懐疑や、時代劇の様式的ヒロイズムへの疑問を投げかけた作品だという（『斬、』公式HPより）。米映画専門メディア『<a href="https://thefilmstage.com/reviews/tiff-review-killing-is-a-samurai-tale-told-with-shinya-tsukamotos-uniquely-violent-psychosexual-and-raw-nerve-style/" target="_blank">The Film Stage</a>』は、「”油や蒸気”から”草木”への変遷は奇妙に見えるかもしれないが」（９月17日、Josh Lewis）と、『鉄男』で認知されたサイバーパンク（テクノロジーをモチーフにしたSFジャンル）の作風に言及しつつ、新作を分析。手持ちカメラによる生々しい演出、世俗的な苦悩を持つ主人公といった塚本カラーを見てとり、杢之進の倫理観や心の変化を指摘した。</p>
<div class="nextPageTitle"><a href="https://newsphere.jp/culture/20181018-2/2/"><img src="https://s.w.org/images/core/emoji/14.0.0/72x72/25b6.png" alt="▶" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />︎次のページ　独自性を貫くベテランとしての姿に注目するメディアも</a></div>
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		<title>時代が“タフでかっこいい”おばあちゃんを求めてる？ 脚光浴びる「バッドアス・グランマ」</title>
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		<pubDate>Mon, 10 Sep 2018 09:03:30 +0000</pubDate>
		<dc:creator>NewSphere</dc:creator>
		<category><![CDATA[Society]]></category>

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		<description><![CDATA[　この数年、SNSを中心に大手メディアでも使われるようになった「badass（バッドアス）」というスラングがある。もとはネガティブな意味だったが、おもに女性に対して「堂々としている／自信にあふれている／タフで腕がたつ」と [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="wprt-container"><p>　この数年、SNSを中心に大手メディアでも使われるようになった「badass（バッドアス）」というスラングがある。もとはネガティブな意味だったが、おもに女性に対して「堂々としている／自信にあふれている／タフで腕がたつ」といった褒め言葉で使われるようになった。さらにこの2、3年は「badass grandma（小面憎いほど強いおばあちゃん）」が登場し、映画やドラマの人気キャラクターにもなっている。</p>
<p><strong>◆ステレオタイプを破壊するおばあちゃんたち</strong><br />
「bad（悪い）」と「ass（お尻）」を組み合わせた「badass」は、「攻撃的な／嫌な」といった意味から転じて、人や物を「かっこいい」と褒めたいときに使うスラングである。2015年、オバマ大統領（当時）がFIFAワールドカップで優勝した女子サッカー代表チームに対し、「badass（強く、勇敢だ）」と称えてからは、女性を鼓舞する文脈でよく使われるようになった。</p>
<p>　badassな女性を取り上げるメディアが増えるなか、この2、3年、目立っているのが「badass grandma（強いおばあちゃん）」だ。<a href="https://nypost.com/2018/08/29/these-badass-grandmas-are-getting-inked-after-70/" target="_blank">ニューヨーク・ポスト紙</a>は、高齢になってタトゥーを入れたbadass grandmaたちを取材し、「79歳でタトゥーを入れた女性なんている？」「人の意見は気にしない。やりたいことをやる」といった誇らしげな言葉を伝えている。タトゥーのデザインはハードなものもあれば、思い出の花、亡き夫のニックネームなどさまざま。偏見を持たれがちな「タトゥーを入れた女性」の人生観や強さの背景に寄り添った記事である。</p>
<div class="nextPageTitle"><a href="https://newsphere.jp/national/20180910-2/2/"><img src="https://s.w.org/images/core/emoji/14.0.0/72x72/25b6.png" alt="▶" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />︎次のページ　実録「badass grandma」がメディアやSNSで話題に</a></div>
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		<title>「日本ではCHIKANに注意」 酔っ払いの“無礼講”が横行？ 海外も注目する痴漢</title>
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		<pubDate>Thu, 09 Aug 2018 08:15:51 +0000</pubDate>
		<dc:creator>NewSphere</dc:creator>
		<category><![CDATA[Society]]></category>

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		<description><![CDATA[　東京五輪・パラリンピックの話題が増え、炎天下での対策など懸念事項も報じられるようになった。首都圏の電車内に急ピッチで設置されている防犯カメラは、テロ対策もあるが、いまや国際語となった「CHIKAN（痴漢）」対策の印象が [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="wprt-container"><p>　東京五輪・パラリンピックの話題が増え、炎天下での対策など懸念事項も報じられるようになった。首都圏の電車内に急ピッチで設置されている防犯カメラは、テロ対策もあるが、いまや国際語となった「CHIKAN（痴漢）」対策の印象が強い。近年増えた女性専用車両をめぐる騒動を含め、海外メディアも関心を寄せている。</p>
<p><strong>◆サッカーＷ杯に沸く渋谷でも「日本の悪名高い痴漢」が</strong><br />
　約20年前、都市部で導入が始まった女性専用車両に対し、男性差別だと主張する男性たちが車両に乗り込む事例が増え、今年2月には地下鉄千代田線と阪急京都線で発車が遅れるトラブルが起きた。香港の日刊英字紙<a href="https://www.scmp.com/news/asia/east-asia/article/2143662/how-japans-trains-have-become-new-front-battle-sexes" target="_blank">サウスチャイナ・モーニング・ポスト</a>（電子版）は、男女間で新たな争いの種になっているとしてこの問題を報じ、リスクコミュニケーションに詳しい北海道文教大学・渡部淳准教授に見解を求めた。渡部氏によると、他人の価値観や敬意を守る日本社会がこの20年で大きく変わり、不寛容になっているという。</p>
<p>　同紙はまた、サッカーＷ杯時に<a href="https://www.scmp.com/news/asia/east-asia/article/2153098/foul-play-gropers-japan-taking-advantage-world-cup-crowds-likely" target="_blank">渋谷の町中で起きた痴漢被害も取材</a>している。前述の渡部氏は、こうした状況で性暴力が起きるのは、酔った状態が言い訳として通用するからだと述べた。記事では、電車内の痴漢で逮捕された男が酔っていたと主張したこと、元TOKIOの山口達也が飲酒して強制わいせつに及んだことを指摘。いわゆる「無礼講」が土壌として残っていることに着目した。</p>
<div class="nextPageTitle"><a href="https://newsphere.jp/national/20180809-2/2/"><img src="https://s.w.org/images/core/emoji/14.0.0/72x72/25b6.png" alt="▶" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />︎次のページ　日本渡航者に対する注意喚起、「傾向と対策」</a></div>
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		<title>織田信長に仕えた黒人侍「弥助」が世界で脚光　ハリウッド映画化も</title>
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		<pubDate>Sat, 14 Jul 2018 01:00:13 +0000</pubDate>
		<dc:creator>NewSphere</dc:creator>
		<category><![CDATA[Culture]]></category>

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		<description><![CDATA[　今夏、仏ルモンド紙など欧州メディアが相次いで「黒人のサムライ」を記事に取り上げた。彼の名は「弥助」という。イエズス会のアレッサンドロ・ヴァリニャーノが来日して織田信長に謁見した際、奴隷として連れていたアフリカ出身の人物 [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="wprt-container"><p>　今夏、仏ルモンド紙など欧州メディアが相次いで「黒人のサムライ」を記事に取り上げた。彼の名は「弥助」という。イエズス会のアレッサンドロ・ヴァリニャーノが来日して織田信長に謁見した際、奴隷として連れていたアフリカ出身の人物で、信長に気に入られ武士になった。昨年、弥助の伝記実写映画がハリウッドで企画されたことで、改めて世界各地で注目を集めているのだ。</p>
<p><strong>◆日本のアニメやゲームからじわじわ人気に</strong><br />
　海外での弥助ブームは、彼を描いた日本の漫画などを通して数年前から始まっていた。例えば、2007年に漫画『アフロサムライ』（岡崎能士著）がアニメ化されると、アメリカでは先行放送。声優を務めたサミュエル・Ｌ・ジャクソン主演で実写映画化も持ち上がっている。徳川家康に仕えた三浦按針ことウィリアム・アダムスが主人公のゲーム『仁王』（2017年）でも、「ヤスケ」が欧米での認知度を押し上げた。</p>
<p>　欧州の場合、南蛮貿易や遣欧使節などの歴史から信長を知る人も多く、地理的にアフリカ人に注目が集まりやすい。フランスでは2013年に出版された小説『Oda Nobunaga』（シャルル＝ピエール・スラン著）からも弥助が知られていたようだ。そんななか、弥助を描く映画『ブラック・サムライ（仮）』の制作が発表された。黒人のアクションヒーローと「サムライ」という異質な文化の取り合わせが受け、彼の素顔に迫ろうとの動きが広まったのである。</p>
<p>　アフリカ関係の話題を扱うメディア『<a href="https://face2faceafrica.com/article/how-this-african-slave-from-mozambique-became-japans-first-black-samurai" target="_blank">Face2Face Africa</a>』は、現時点でわかっている弥助の実像を伝えている。ルイス・フロイスがイエズス会年報に残した「十人力の剛腕」、「信長に私宅と腰刀を与えられた」（『信長公記』）など、史料にもとづいて弥助を紹介した。初めて対面したときの信長が、驚きのあまり肌に墨を塗っていると思い込み、体を洗わせた話など、日本でよく知られる逸話もまとめており、弥助の伝記に関心が集まっていることがわかる。</p>
<div class="nextPageTitle"><a href="https://newsphere.jp/culture/20180714-1/2/"><img src="https://s.w.org/images/core/emoji/14.0.0/72x72/25b6.png" alt="▶" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />︎次のページ　弥助の実像と文化的多様性を描く『ブラック・サムライ』</a></div>
</div>]]></content:encoded>
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		<title>ベイビーをジェンダーレスで育てる　わが子を「ゼイビー」と呼ぶ人々</title>
		<link>https://newsphere.jp/national/20180621-4/</link>
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		<pubDate>Thu, 21 Jun 2018 11:00:10 +0000</pubDate>
		<dc:creator>NewSphere</dc:creator>
		<category><![CDATA[Society]]></category>

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		<description><![CDATA[「ピンクは女の子、青は男の子」のように、育児とジェンダーを結びつけると、子供の個性や可能性をゆがめてしまう――そんな考えを持つ親は近年、さらに増えているようだ。そんななか、乳幼児の性別を決めずに「theyby（ゼイビー） [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="wprt-container"><p>「ピンクは女の子、青は男の子」のように、育児とジェンダーを結びつけると、子供の個性や可能性をゆがめてしまう――そんな考えを持つ親は近年、さらに増えているようだ。そんななか、乳幼児の性別を決めずに「theyby（ゼイビー）」と呼び、ジェンダーを意識しない育児を実践する人が増えているという。theybyとは、中性的な三人称「they」と「baby」を合わせた造語で、この呼称を使う親は、成長過程で子供に性別を選ばせる。カナダで生まれた赤ん坊に「unknown（性別不明）」と書かれた健康カードが世界で初めて発行された事例を機に、SNSでこの育児法が話題を呼んでいる。この子の親が、性別を規定できない「ノンバイナリー」であることから、成長後に本人に決めさせるべきだと訴えて認められたかたちだ。</p>
<p><strong>◆保守・キリスト教の見地からは疑問の声が</strong><br />
「theyby」の取り組みは、英語圏のメディアを中心に報じられている。反応はさまざまで、保守思想や宗教的見地から否定的な向きはやはり強い。保守系週刊誌の<a href="https://www.washingtonexaminer.com/opinion/the-disturbing-rise-of-genderless-babies" target="_blank">ワシントン・エグザミナー誌</a>は、生物学的に有害な考えだと述べた。その根拠として研究結果を示しつつ、実践する夫婦を「ジェンダーを根絶する革新主義にのみ基づいている」「科学よりも家父長制への憎しみのほうが勝っている」（4月9日）とし、性自認は出生時の性と一致すると論じた。なお、著者のニコール・ラッセルは、元共和党所属のジャーナリストである。</p>
<p><strong>◆「男脳」「女脳」は存在するのか？</strong><br />
　カナダの<a href="https://globalnews.ca/news/4152075/gender-neutral-baby/" target="_blank">グローバルニュース</a>は逆の研究結果を伝え、いわゆる「男脳」「女脳」は存在しないことや、男女の二分法で物事を考えるのは科学的に誤りだとした。ジャーナリストのMarilisa Raccoが、ジェンダーやセクシャリティ、教育に携わる複数の識者の意見を紹介したものだ。</p>
<p>　学者らは注意深く見解を示している。ビクトリア大学准教授で、トランスジェンダーの子供や思春期の生育に詳しいジリアン・ロバーツは、「theyby」と呼ぶ必要はないとする。だが、親は男子が人形で遊ぶことや女子が車で遊ぶことを否定せず、子供の意思を尊重すべきだとも説いた。</p>
<p>「theyby」に対する世間からの賛否両論の声も取り上げている。カナダではこの半年余り、国歌の一部を性的平等に配慮した歌詞に変えるなど、ジェンダー呼称に関する政策を急展開している。ただ、保守派などからの反発も根強い。多様な意見が社会で共有されており、それがこの記事にも反映されたのだろう。</p>
<p><strong>◆英紙「赤ちゃんは“ゼイビー”と発音できないのでは？」</strong><br />
「theyby」という新奇な言葉を、慎重かつ好意的に報じたのが英<a href="https://www.theguardian.com/books/2018/apr/26/steven-pooles-word-of-the-week" target="_blank">ガーディアン紙</a>だ。当該の親たちを「ヒップで新しい」とし、英語の権威であるオックスフォード英語辞典を引きながら、「baby」の語源を赤ん坊の発する擬音「ba」だとまずは紹介。赤ん坊が「ゼイビー」と発するのは時間がかかるだろう、とユーモアを交えてこの話題に触れた。そのうえで、「theyby」は性の伝統的な呼称や形容から偏見を取り除くというよりも、他人に対して偏見のない姿勢を求める取り組みだと考察した。今後の可能性を含め好意的に評価しているが、記事はジェンダー呼称に関する冗談で締めくくられており、進歩的な「米語」との距離を図りかねているようにも読める。</p>
<p>　このように、「theyby」の取り組みは、ジェンダーやダイバーシティの潮流のなかでも最先端にあるため、見解が分かれているようだ。だが、子供の可能性を伸ばすために意思を尊重するために衣服や遊びに気を配るという姿勢は、誰でも気軽に取り入れられるのではないだろうか。</p>
</div>]]></content:encoded>
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		<title>中国、時代劇への検閲も強化か　唐王朝ドラマの放送延期で飛び交う憶測</title>
		<link>https://newsphere.jp/culture/20180608-2/</link>
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		<pubDate>Fri, 08 Jun 2018 11:00:31 +0000</pubDate>
		<dc:creator>NewSphere</dc:creator>
		<category><![CDATA[Culture]]></category>

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		<description><![CDATA[　近年、中国でドラマの規制が強化されている。規制対象となる内容は、警察・司法・社会問題など国家批判につながりやすいものから、魔術・輪廻転生などのSF、怪異譚、不倫・同性愛・未成年の恋愛まで、じつに幅広い。そんななか、無難 [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="wprt-container"><p>　近年、中国でドラマの規制が強化されている。規制対象となる内容は、警察・司法・社会問題など国家批判につながりやすいものから、魔術・輪廻転生などのSF、怪異譚、不倫・同性愛・未成年の恋愛まで、じつに幅広い。そんななか、無難とされてきた王宮時代劇の人気シリーズドラマが突如、放送延期となり、憶測を呼んでいる。</p>
<p><strong>◆習近平体制の強化により手堅い時代劇にメスか</strong><br />
　渦中のドラマ『宮心計2深宮計』は、唐王朝の権力闘争を描いた時代劇で、法廷が物語の重要な舞台となる。中国のIT大手テンセントと香港のTVB局が共同制作した作品で、中国本土ではテンセント公式ウェイボー（微博）が放送延期を発表したため推測が飛び交った。翌週には放送されたようだが、理由など詳細は明かされていない。</p>
<p>　米エンタメ誌<a href="https://variety.com/2018/tv/asia/is-period-drama-next-for-scrutiny-china-censors-1202820812/" target="_blank">Variety</a>では、ジャーナリストのヴィヴィアン・チョウが、当事者や識者の見解を紹介しつつ、規制強化が原因だと推測した。近年のメディア検閲数の増加や、習近平体制の強化が背景にあると見ているようだ。メディア批評家のジョニー・ラウは、物語の舞台である王宮の法廷が与党批判を暗示させるため規制強化を招いたのではと話している。また、国際人権団体所属のウィリアム・ニーは、中国の視聴者が歴史ドラマと政府との類似点を見出すことに長けていると現状を述べ、「本土政府は歴史を書き直すのに忙しい」と辛らつなコメントで締めた。</p>
<p><strong>◆主演女優にまつわるネット上のある噂</strong><br />
　中国本土での映画公開において、常に検閲を懸念してきた側として、香港のメディア『<a href="http://www.ejinsight.com/20180601-how-beijing-is-taking-censorship-to-a-new-level/" target="_blank">ejinsight</a>』はやや悲観的に報じた。同メディアがまず着目したのは、香港TVB所属の主演女優ナンシー・ウーが、４年前にインスタグラムにアップした写真が問題視されたのでは、というネット上の噂だ。写真が香港民主化デモを映したものでは、と騒がれたのだが、デモの写真とは断定できないという。当のウー氏も、SNSに「”連帯感”を感じます」「香港によりよい明日が来ますように」と微妙な投稿をしただけで、はっきりしない（現在は写真もコメントも削除されている模様）。</p>
<p>『ejinsight』は、巨額の製作費を投じた共同制作のドラマが、そうした不確実な情報だけで延期されるのは考えにくく、規制強化ではないかと見ている。根拠はVarietyと同様で、「法廷」「権力闘争劇」という特徴が党指導部を暗示するからだという。実際、近年は宮廷の権力劇を描く多くのドラマが検閲で弾かれており、今回のケースは厳格化の兆候だと読んでいる。記事は、製作現場が自由で創造的だった80年代を懐かしみつつ、昨今の流れを嘆くような論調でまとめられている。</p>
<p><strong>◆当局に迎合し、翻弄される現場の人々</strong><br />
　中国で多くの時代劇が撮影される「横店映画スタジオ」で取材し、現場スタッフたちの声を集めながら規制の実態を論考したのが<a href="http://www.latimes.com/world/asia/la-fg-china-hengdian-20180409-story.html" target="_blank">ロサンゼルス・タイムズ紙</a>だ（Jonathan Kaiman、4月9日）。</p>
<p>　記事では、3月の全人代にて習近平が演説で触れた古代や元・明・清時代の作品が増えると見ており、抗日兵から剣の戦士に転じたと話すスタントマンや、通則に忠実な監督を紹介している。2016年以降に激減した娯楽系抗日ドラマのように、近年は「検閲を通りやすいジャンルを量産し、ヒットすると社会調和を乱すとして規制される」というケースが多い。製作側が軌道修正を強いられる現状を、記事では「ゴールポストが常に変化している」と鋭く表現している。</p>
<p>　また、スタジオCEOが予算の急増と規模の拡大を主張する一方、あるエキストラ俳優は日給15ドル（約1650円）で雪の中に何時間も横たわったと誇らしげに話した。世界最大の野外スタジオを謳う一方で、労働環境は芳しくないことがうかがえ、当局の意向に翻弄される現場の悲哀を示しているようだ。</p>
<p>　このように、製作側が規制の流れを読みながら話題作を生み出し、盛り上がると規制される、といういたちごっこはまだまだ続きそうだ。手堅いとされる王朝時代劇も、今回の件を機に作風が変わっていくのかもしれない。</p>
</div>]]></content:encoded>
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		</item>
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		<title>海外で広く報じられた荒木経惟氏への告発 「本格化した」日本のMeToo運動</title>
		<link>https://newsphere.jp/sustainability/20180518-3/</link>
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		<pubDate>Fri, 18 May 2018 08:45:32 +0000</pubDate>
		<dc:creator>NewSphere</dc:creator>
		<category><![CDATA[Sustainability]]></category>

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		<description><![CDATA[　福田淳一前財務事務次官のセクハラ問題が内外で伝えられ、ついに日本にもMeTooの波が到達したようだ。そんななか、写真家・荒木経惟氏からの被害を、彼の「ミューズ」とされてきたKaoRi氏が自身のブログで訴えた。その根底に [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="wprt-container"><p>　福田淳一前財務事務次官のセクハラ問題が内外で伝えられ、ついに日本にもMeTooの波が到達したようだ。そんななか、写真家・荒木経惟氏からの被害を、彼の「ミューズ」とされてきたKaoRi氏が自身のブログで訴えた。その根底に人権・契約問題があることから、日本とは対照的に海外で広く報じられている。</p>
<p><strong>◆大規模個展が開催中のNY市で大きく報道</strong><br />
　KaoRi氏はブログで、荒木氏のモデルを務めた16年間に受けた数々の経済的・精神的搾取を綴った。そのなかで多くの読者にとって最も衝撃的だったのは、正式な契約を交わしていなかったということだろう。ヌードや緊縛を含むハードな撮影でも報酬がないことがままあり、無断で写真を商品化され続けるなど、驚くべき内容が明かされている。</p>
<p>　KaoRi氏に取材し、一般紙として初めて詳報したのが<a href="https://www.nytimes.com/2018/05/05/world/asia/nobuyoshi-araki-photographer-model.html?smid=tw-share" target="_blank">ニューヨーク・タイムズ紙</a>だ。というのも、同紙はNT市の「セックス博物館」で開催中の荒木氏の個展の長文記事を2月に掲載しており、すでに「写真家とモデル」というテーマに注目していたからだ。個展は、昨年からのMeToo運動もあってよくも悪くも注目を集めており、館内2階で展開する「論争」コーナーでは、KaoRi氏のコメントも掲示されるという（8月31日まで開催）。</p>
<p>　記事では、著名な男性芸術家と女性モデルとの関係を、その権力差により生じる不均衡にフォーカスして詳しく述べている。荒木氏の作風――とりわけ、無表情なモデルの緊縛・ヌード写真などは、「受容」「意味」という視点で論争になってきた。そこへ新たな問題提起を加えたのが、KaoRi氏ら複数のモデルから突きつけられたMeToo案件であり、権利・契約に関する新たな一石を投じたと見ている。</p>
<p>　同紙はまた、このように女性が従順になる背景に根強い男尊女卑があるとしている。昨年、レイプ被害を訴えた伊藤詩織氏の件を多くのメディアが取り上げなかったことや、福田前次官の問題を例に挙げ、女性の社会的地位が先進国中でも低い水準にあると指摘した。</p>
<p><strong>◆日本のMeToo発生の経緯に注目するメディア</strong><br />
　KoaRi氏の告白に続き、女性問題で辞任した米山隆一前新潟県知事、福田前次官の件が報じられるまでの流れをもって、日本でMeTooが本格化したと見ているのが<a href="http://www.bbc.com/news/world-asia-43721227" target="_blank">BBC</a>だ。福田氏の件では、麻生太郎財務相、下村博文元文科相、お笑い芸人の松本人志ら社会的地位の高い男性による被害者バッシングも詳しく伝えており、問題の本質として見ているようだ。性被害者に対する蔑視や抑圧が強い風土は、海外メディアが特筆すべき部分なのだろう。</p>
<p>　また、「（福田氏から被害を受けた女性）記者の主張は、KaoRiが日本写真界に爆弾を投下した直後になされている」（BBC）と、順番にも着目している。これは、記者もKaoRi氏も、MeToo運動に背中を押されて告白に至ったと明かしているからだろう。記事は、KaoRi氏に刺激された水原希子（女優・モデル）が寄せた連帯の言葉で締めくくられている。</p>
<p><strong>◆日韓トップのスタンスを分析する向きも</strong><br />
　ビジネスメディア『<a href="https://qz.com/1255240/metoo-was-sputtering-in-japan-until-today-when-two-government-officials-resigned/" target="_blank">クオーツ</a>』では、荒木氏の件を文化人初のMeTooと伝えた。MeTooが本格化したのは、日本のメディアが福田前次官の件を大きく報じたのが契機だとし、それまで足踏みが続いた理由を、韓国の活発なMeTooと比べて考察している。その分析によると、同じく女性差別が根強い韓国では文在寅大統領がMeTooの支援を約束した一方、安倍首相が女性の活躍を公言しながらMeTooには公的なコメントがないためだという。また、安倍政権は支持率アップのためにこの方面の政策見直しを図るのでは、とも見ている。</p>
<p>　荒木氏の件が海外で広く報じられた理由は、彼の世界的な知名度だけではないだろう。「ミューズ」とはモデルを神聖化することで人格・権利を軽視することだ。今回はそれが契約（権利）という形で表面化したため、そうした問題に敏感な欧米メディアを中心に大きく取り上げられたのではないだろうか。</p>
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		<title>女子を勇気づけてくれる「偉大な女性たち」に脚光　世界で新しい偉人伝がブームに</title>
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		<pubDate>Wed, 16 May 2018 11:00:25 +0000</pubDate>
		<dc:creator>NewSphere</dc:creator>
		<category><![CDATA[Society]]></category>

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		<description><![CDATA[　第一生命保険が発表した「大人になったらなりたいもの」の最新調査結果によると、女子は21年連続で「食べ物やさん」が、男子は15年ぶりに「学者・博士」が１位だった。一方、海外では逆に、研究者に憧れる女子が増えているようだ。 [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="wprt-container"><p>　第一生命保険が発表した「大人になったらなりたいもの」の最新調査結果によると、女子は21年連続で「食べ物やさん」が、男子は15年ぶりに「学者・博士」が１位だった。一方、海外では逆に、研究者に憧れる女子が増えているようだ。その背景には、女性の伝記の世界的ブームがあった。</p>
<p><strong>◆女の子の自尊心を高めるロールモデルが続々と登場</strong><br />
　この２、３年、女性のロールモデルを紹介した児童書が話題だ。なかでも、『世界を変えた50人の女性科学者たち』（レイチェル・イグノトフスキー著、野中モモ訳/創元社）、『世界を変えた100人の女の子の物語』（エレナ・ファヴィッリ、フランチェスカ・カヴァッロ著、芹澤恵、高里ひろ訳/河出書房新社）は日本でもこの春、翻訳・出版された。前者は、STEM（科学・技術・工学・数学）分野で功績を残しつつも埋もれていた50人を、後者は多彩な分野で活躍する女性100人を紹介している。後者は、クラウドファンディング史上最高額の資金（約68万ドル）を集めたことでも注目を集めた（続編はそれを上回る約87万ドルを調達）。</p>
<p>　これまで偉人伝といえば、キュリー夫人やナイチンゲールなどごく一部の女性を除き、男性の伝記が多かった。だが、前掲2書などの人気を受けて海外では類書の刊行が相次いでおり、多くのメディアが紹介している。例えば、<a href="http://www.goerie.com/entertainmentlife/20180121/books-help-build-strong-girls" target="_blank" rel="noopener">GOERIE.COM</a>では、年齢別に新旧とりまぜて類書を紹介しており、おとぎ話風の物語からDCヒロインをモチーフにした本までじつに多彩で、人気ぶりがうかがえる。</p>
<p>　そうした本に登場する女性たちの共通点は、自分の意志を表に出すことを恐れず、読者を勇気づけているということである。かつては「王子様に助けられて幸せになる」といったヒロインが主流だったが、近年のディズニープリンセスを見ても明らかなように、今は主体的な人物像が好まれているようだ。</p>
<p><strong>◆理系分野で活躍した女性をメディアが紹介</strong><br />
　ブームと関連して、理系分野で活躍した女性の再評価も進んでいる。<a href="https://www.theguardian.com/commentisfree/2018/apr/18/first-human-on-mars-should-be-woman" target="_blank" rel="noopener">ガーディアン紙</a>（４月18日）では、専属コラムニストのリアーノン・コスレットが、宇宙開発分野に足跡を残した女性たちを詳説した。NASAで働いた女性たちを描いた伝記映画『ドリーム』（2016年）にも触れ、人類史的な躍進に関わりながらも、女性であるがゆえに埋もれてきたことを述べている。記事ではその要因を、16歳を境に職業のジェンダー差が出てくるためだとし、それが今でも理系分野への進出を阻んでいると指摘する。</p>
<p>　<a href="http://indianexpress.com/article/express-sunday-eye/by-the-book-how-things-add-up-5093279/" target="_blank" rel="noopener">インディアン・エクスプレス</a>も、理系分野で業績を残した自国の女性を紹介した。理系教育がさかんなインドでは中国についでSTEM卒業生が多く、女性伝記本も好評だ。2003年、スペースシャトルの空中分解事故で死去した宇宙飛行士カルパナ・チャウラなどの先駆的な女性が改めて注目されており、今後も掘り起こしが進みそうだ。</p>
<p><strong>◆職業のジェンダー差をなくす傾向に</strong><br />
　フェミニズムの視点から歴史上の研究者を紹介したのが<a href="https://www.historyextra.com/period/20th-century/6-women-in-science-history-you-probably-didnt-know-about/" target="_blank" rel="noopener">ヒストリー・エキストラ</a>だ。「女性の脳は男性の脳より軽い」と主張する男性医師に対し、実証を示して否定したヘレン・ハミルトン・ガードナーなど、女性権利活動家としての顔も持つ人物を取り上げている。イギリスでは、学術的権威に挑んだこのような女性たちを描く『問題だらけの女性たち』（ジャッキー・フレミング著、松田青子訳/河出書房新社）というジェンダー絵本も出版されている。</p>
<p>　イギリスではまた、子ども向けキャラクター「ミスターメン リトルミス」に、「リトル ミス インベンター」という発明家の女の子が加わった。３月の国際女性デーとイギリス科学週間と連動し、「女児向けのポジティブロールモデル」として発表されたものだ。</p>
<p>　これらの動きをみると、外見や「女子力」に注目しがちな日本の「リケジョ」報道との差はまだまだ大きい。ただ日本でも、優れた女性たちは数多く歴史の隙間に埋もれている。新たな伝記本が読まれる日も近いのではないだろうか。</p>
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		<title>ズボン、スカート選べる「ジェンダーレス制服」、国内外で採用の動き</title>
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		<pubDate>Mon, 23 Apr 2018 02:00:49 +0000</pubDate>
		<dc:creator>NewSphere</dc:creator>
		<category><![CDATA[Society]]></category>

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		<description><![CDATA[　4月に開校した千葉県柏市立柏の葉中学校が、性別を問わず「スカート・ズボン」、「リボン・ネクタイ」から選べる制服を採用した。「ジェンダーレス制服」としてNHKなどで報じられると大反響を呼び、市の教育委員会には全国から賛同 [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="wprt-container"><p>　4月に開校した千葉県柏市立柏の葉中学校が、性別を問わず「スカート・ズボン」、「リボン・ネクタイ」から選べる制服を採用した。「ジェンダーレス制服」としてNHKなどで報じられると大反響を呼び、市の教育委員会には全国から賛同の声が寄せられたという。東京都世田谷区でも全区立中学校において導入を検討しており、新たなモデルとなりそうだ。</p>
<p><strong>◆海外では「ジェンダー・ニュートラル・ユニフォーム」</strong><br />
「ジェンダー・ニュートラル・ユニフォーム」と呼ばれる選択式制服の導入に熱心なのがイギリスとニュージーランドだ。</p>
<p>　イギリスでは、女子にスカートを強要しない「ズボン・フォー・オール・キャンペーン」を展開する教育団体などが政府を動かしてきた。大手LGBTニュースサイト『<a href="https://www.pinknews.co.uk/2018/03/11/15-year-old-tells-politicians-to-support-gender-neutral-school-uniforms/" target="_blank">PinkNews</a>』はこれらの動きや、自由民主党副党首ジョー・スウィンソンらが、生徒の自尊心を高めるなどの利点を挙げ、議会で選択式制服への支持を表明したと伝えている。</p>
<p>　もっとも、保守層からの反対など紆余曲折も経ている。2016年には、出生時の性の制服を強制された生徒が学校を訴えた結果、学校が謝罪し、世論も大きく動かした。<a href="https://www.pinknews.co.uk/2016/10/15/school-threatens-to-suspend-trans-student-for-wearing-female-uniform/" target="_blank">PinkNews</a>ではこの生徒の主張を、カミングアウトによる葛藤も含めて詳しく報じている。</p>
<p><strong>◆ニュージーランドでも生徒の率直な主張が学校を動かす</strong><br />
　ニュージーランドでは、ダニーデン・ノース・インターナショナルスクールが昨年、選択式制服に切り替えた。現地の<a href="https://www.odt.co.nz/news/dunedin/dni-uniform-choice-stop-gender-stereotypes" target="_blank">オタゴ・デイリー・タイムズ紙</a>はハイディ・ヘイワード校長に取材し、いきさつを紹介した。校長が、2人の女子生徒から「先生（※女性）はズボンをはいているのに、なぜ私たちはスカートしかはけないのですか？」（同紙、2017年3月21日）と質問されたことがきっかけだったという。生徒はさらに、男女の服が決まっていることは性差別だとも主張し、校長の心をさらに動かした。</p>
<p>　最近、選択式制服の採用に向け動いているのが南島の町のテ・アナウのフィヨードランド・カレッジだ。現地ニュースサイト『<a href="https://www.stuff.co.nz/national/101502771/gender-neutral-uniforms-proposal-at-fiordland-college-gains-early-support" target="_blank">Stuff</a>』によると、同校は制服の規則よりも生徒の不調やジェンダートラブルに気を配るなど、以前から生徒の個性を尊重していた。また、記事にあるように、新制服の導入には保護者の声が大きく作用する。生徒はもちろんだが、保護者や教師の多様な意見が制服を変えているのは、どの国でも同じようだ。</p>
<p>　ニュージーランドでは小学校から個人を尊重する教育を進める学校が少なくない。その点がイギリスの動きとは違った原動力となったのだろう。</p>
<p><strong>◆「日本のジェンダーレス」に向けられる欧米からの関心</strong><br />
　上記の例を見てもわかるように、学校現場で性の多様性を尊重する風潮が強まっているのは欧米でもこの数年のことだ。LGBTに関する制度の変化と聞くと、海外のほうが進んでいる印象を抱きがちだが、学校制服に限ると意外にも数は多くない。その意味では柏市の中学校の例は画期的であり、隣国・韓国でも<a href="http://english.donga.com/Home/3/all/26/1255377/1" target="_blank">東亜日報</a>（英語版）が、海外のさまざまなジェンダー中立の取り組みと並べて好意的に伝えている。では、なぜ日本で新しい学校制服が登場したのだろう。</p>
<p>　キリスト教のような単一教の社会とは違い、近世までの日本では一般に、同性間の性愛や異性装を禁じる規範がなかった。各地の祭礼や歌舞伎の異性装など、宗教・文化面での「性の越境」もさかんだった。こうしたユニセックスの美意識は欧米で研究対象にもなっており、<a href="https://edition.cnn.com/style/article/genderless-kei-fashion-japan/index.html" target="_blank">CNN</a>では芸術史・人類学教授ジェニファー・ロバートソンが、「日本の“ジェンダーレス継承”を探る」と題して考察している（1月17日）。記事は、日本の複雑なセクシャリティの歴史と昨今の「ジェンダーレス」との類似点を指摘し、さらに近年話題の「ジェンダーレス男子」が規範よりも自分の感性を守る実態も紹介している。</p>
<p>　柏市の制服の背景にはLGBTへの配慮はもちろんあったが、上記のような歴史的背景も遠因としてあるのではないだろうか。</p>
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		<title>欧米で広がる「マンスプレイニング」への問題意識　英首相も野党党首にピシャリ</title>
		<link>https://newsphere.jp/national/20180406-2/</link>
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		<pubDate>Fri, 06 Apr 2018 08:00:53 +0000</pubDate>
		<dc:creator>NewSphere</dc:creator>
		<category><![CDATA[Society]]></category>

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		<description><![CDATA[　男性が女性に対して一方的に解説をすることを指す「マンスプレイニング」は、アメリカ人作家レベッカ・ソルニットによる造語とされる。日本ではここ数年、インターネット上で急速に広まりつつある言葉だが、欧米ではハラスメントの一種 [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="wprt-container"><p>　男性が女性に対して一方的に解説をすることを指す「マンスプレイニング」は、アメリカ人作家レベッカ・ソルニットによる造語とされる。日本ではここ数年、インターネット上で急速に広まりつつある言葉だが、欧米ではハラスメントの一種として社会に知れ渡っており、昨年から続く#MeTooムーブメントにも乗って再び注目の言葉に躍り出た。</p>
<p><strong>◆“氷の女王”メイ首相が議会でピシャリ</strong>　<br />
　レベッカ・ソルニットが「man（男）」と「explain（説明する）」を組み合わせた「マンスプレイニング」という概念を、自身の体験をもとにしたコラムで発表したのは2008年のことだ。パーティで出会った男性が、レベッカの著作について、目の前にいるのが著者本人とは考えず得意げに解説してきたのだという。レベッカは、男性のこうした言動の背景には「女性は男性よりものを知らないはず」という性差別にもとづく思い込みがあるのだと考察した。</p>
<p>　レベッカの記事はまたたくまに女性の共感を呼び、「あるあるネタ」としてSNSなどで拡散され、ネットを飛び出して現実社会でも使われるようになる。2010年にはニューヨーク・タイムズが選出する流行語のひとつに選ばれ、2014年にはオックスフォード英語辞典（オンライン版）に掲載された。この現象はヨーロッパにも飛び火し、アメリカ同様、政治・人種差別問題の話題でも「マンスプレイニング」という言葉が使われるようになった。去る３月７日のイギリス議会でもこの言葉が聞かれ、欧米での浸透ぶりを改めて示した。</p>
<p>　それは、テレーザ・メイ首相が労働党党首ジェレミー・コービンとの質疑応答の冒頭でのことだった。コービン氏は、メイ氏への質問の冒頭で翌日が国際女性デーであることに触れ、男女平等社会の進歩と課題を指摘した。するとメイ氏は皮肉たっぷりに礼を述べながら「これこそマンスプレイニングですね」と短く返し、議会は笑い声に揺れた。</p>
<p>　マーガレット・サッチャーに次ぐ２人目の女性の首相であり、冷徹な仕事ぶりとフェミニストを自称することで知られるメイ氏の発言だけに、野党リーダーがやり込められる格好となったこのやりとりは、英米を中心に大きく報じられている。</p>
<p><strong>◆#Me Too、「マンスプレイニング」の発信地アメリカで大きく報道</strong><br />
　そもそもコービン氏の発言の根底には、メイ氏とサウジアラビアのモハメド・ビン・サルマン皇太子との会談を追及する目的があった。会談では武器売買などで貿易・投資を拡大する方針が決まったが、サウジ主導の空爆被害への非難や人権侵害、とりわけ女性への人権侵害が国際的にも問題視されていたからだ。そのため、コービン氏としては、国際女性デーを控えたタイムリーな攻撃になるはずだった。実際、国際女性デーの誕生地であり、「マンスプレイニング」、#MeTooの発信地であるアメリカでは、この話題をSNSの反応を交えながら扱うメディアが目立った。</p>
<p>　<a href="http://abcnews.go.com/International/british-prime-minister-theresa-calls-opposition-leader-mansplaining/story?id=53577979" target="_blank">ABCニュース</a>は、質疑応答の冒頭にあたる「マンスプレイニング」のやりとりにフォーカスして紹介した。イギリス議会の首相質疑といえば白熱した議論で知られる。なかでも緊張感と注目度が高まる導入の様子、どっと沸き立つ議場の雰囲気を動画つきで報じている。自らが女性の首相であることを強調しつつ、会談に対する非難をものともしていないメイ氏のコメントも付け加え、彼女の斬り返しを痛快なものとして伝えた。</p>
<p>　<a href="https://www.nbcnews.com/news/world/prime-minister-theresa-may-accuses-labour-leader-jeremy-corbyn-mansplaining-n854641" target="_blank">NBCニュース</a>は、サウジの女性の人権侵害に関する過去の詳報へリンクを張り、コービン氏側の意図にも目を配った。同時に、メイ氏が議会後に更新したツイートも紹介。ツイートはコービン氏に宛てたもので、オックスフォード辞書の「マンスプレイニング」の語義だけを書きこんだ内容だった。同局は、昨年から続く#Me Tooムーブメントの結果、「マンスプレイニング」という語がさらに市民権を得たと見ており、SNSと連動してこの言葉の影響力が増したのだと指摘している。</p>
<p>　<a href="https://www.nytimes.com/2018/03/07/world/europe/britain-theresa-may-mansplaining.html" target="_blank">ニューヨーク・タイムズ紙</a>は、ツイッターからイギリス市民のさまざまな反応も拾っている。例えば、コービン氏の発言がマンスプレイニングなのか疑問だという声や、メイ氏の発言はサウジ問題の批判を封じるための自己弁護ではないかとの意見、そうした非難や右翼的な政策も含めて彼女の指導力を支持する移民の見解などである。これらを紹介したうえで同紙は、「いずれにせよ、マンスプレイニングという語が議会で、首相によって発せられたことは歴史の一歩だ」とまとめた。</p>
<p><strong>◆言葉の誕生から10年。ビジネスシーンにおける対処法など新視点も</strong><br />
　本国イギリスでは<a href="http://www.bbc.com/news/uk-politics-43317578" target="_blank">BBC</a>が、両氏のやりとりを議会の異例のスタート場面として簡潔に触れ、議論の内容を中心に報じた。まず、サウジの人権侵害を長く懸念してきたコービン氏にとって、政府を鋭く突くよい機会のはずだったと背景を紹介し、コービン氏が戦争犯罪への加担だとして政府を糾弾したことも伝えた。同局の見方は、サウジ問題を国際女性デーに関連づけるというコービン氏の意図が見え透いていたために、メイ氏による「マンスプレイニング」の切札がはるかに効果的だった、というものだ。コービン氏が恥をかいたことも述べており、社会的地位の高い男性が、ハラスメントを公の場で指摘されることがいかに恥辱であるかを示す報道にも読める。</p>
<p>「マンスプレイニング」の誕生から10年がたち、欧米メディアでは単に事例をセンセーショナルに報じるだけではなく、新たな視点が提示されるようになってきている。女性リーダー育成にも携わるコラムニストによる<a href="https://www.forbes.com/sites/work-in-progress/2018/02/26/5-ways-to-shut-down-mansplaining/" target="_blank">フォーブス誌</a>の記事（Kristi Hedges、2月26日）は、女性同士で目を配りながら手助けをすること、ユーモアで切り返す術など、5つのマンスプレイニング対処法を提案している。また、関連する調査結果もあげつつ、男性の75%に対し女性は25%しか発言できていないなど、会議での問題点もあげた。</p>
<p>　日本では主要メディアが報じていないマンスプレイニングだが、ジェンダー問題の議論がさかんな欧米では、扱われ方が展開し、次の段階に入った感がある。フォーブス誌にあるようにマンスプレイニングは誰にでも起こり得るし、ハラスメントが権力差を背景にしている以上、性別を問わず降りかかるといえる。ビジネスでのコミュニケーションを円滑にするためにも、心にとめておきたい言葉である。</p>
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