おすすめソーシャルレンディング会社比較2023|メリット・リスク・利回り・税金を解説|やばい・怪しい評判は本当?

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低金利時代の中、投資や資産運用に興味はあるけど「複雑そう、損しそうだし怖い」と思っている方は多いんじゃないでしょうか。世の中に投資商材は腐るほどあるし広告もよく見る、銀行や保険などのお便りなどを見てもおびただしい説明に注意事項、超長期の投資内容……これでは投資に後ろ向きにもなりますよね。セールスマンの言う通り投資をしてみても何に投資をしているのかよくわからないで、それって結局預金と変わらないですよね。

そんな投資に興味はあるけど躓きたくない方にオススメの、最新の資産運用のカタチをご紹介します。それは、ソーシャルレンディング。新しい形の投資で、あなたの資産運用をシンプルにしましょう。

【比較】投資型クラウドファンディングのおすすめ|事業者とサービスを紹介

ソーシャルレンディングとは

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ソーシャルレンディングとは、ネット上で行う投資方法のひとつ。お金を借りたい企業と投資家を、ソーシャルレンディング業者が間に入ってマッチングさせるサービスです。

具体的なお金の流れとしては、まず融資してもらいたい会社(事業主)をソーシャルレンディング業者が格付けします。実行を決めると、ソーシャルレンディング業者がネット上で投資家を募集、貸付の目標額の資金を調達します。人気の案件は募集開始後、わずか数分で数千万円の資金調達を達成することもあり、熾烈な投資競争になることも珍しくありません。

その後、ソーシャルレンディング業者が調達資金を企業ファンドに融資し、融資先企業は収益で返済できるよう事業活動に勤しみます。融資先企業は借入金をソーシャルレンディング業者に返済し、その返済から投資家に投資額+α(利益)をリターンします。

ソーシャルレンディング業者は融資に際して一定の金利を上乗せします。その金利がソーシャルレンディング業者と投資家の利益となるのです。

ソーシャルレンディングがおすすめの理由

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高い利回りが期待できる

ソーシャルレンディングの金利は、銀行の定期預金や国債と比較して高く設定されています。ファンドによって異なりますが、貸付金利から管理手数料を差し引いた名目利回りは3~10%。定期預金の金利が年0.1%前後であるのに対して圧倒的な高さです。

例えば、金利0.1%の定期預金に100万円を預けても1年間に1,000円しか利益を得られませんが、利回り10%のファンドで運用すれば10万円になります。ソーシャルレンディングは少ないリスクで大きなリターンが期待できる投資手法なのです。

ムダな時間がない

ソーシャルレンディングの金利は、運用期間満了時まで変動しません。株式やFXなどは日々価格が目まぐるしく変わるため、多大な時間的・精神的負担を強いられます。ソーシャルレンディングならストレスなく安心して資産運用を継続できるのです。

低額から投資ができる

ソーシャルレンディングは1万円から投資することができる事が多く、気軽に投資を始めることができます。少ないお金で運用できるためリスクを軽減できるので、投資をこれから始めたいと思っている初心者におすすめなのです。

ソーシャルレンディングの注意点

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ソーシャルレンディングはメリットばかりではありません。注意点についても把握し、失敗しないように備えておきましょう。ここでは、ソーシャルレンディングの注意点を3つ紹介します。

ファンドの途中解約ができない

多くの場合、ソーシャルレンディングでは一旦ファンドに投資を行うと途中解約ができません。投資した資産は気軽に戻せないため、ソーシャルレンディングは十分に検討したうえで利用しましょう。ただし、予定よりも早くファンドの運用が終わり、早めに資金が償還されることはあります。また、途中で解約可能なサービスも少数ながら存在するため、不安な人は利用するとよいでしょう。

元本割れのリスクがある

ソーシャルレンディングには元本割れのリスクがあります。ファンドが貸し倒れを起こすと、投資した金額が戻ってこなくなるので注意が必要です。元本割れの際の保証内容は事業者によって異なるため、なるべく手厚いところを選ぶとよいでしょう。また、分散投資などでリスクを減らすことも大切です。

事業者倒産のリスクがある

ファンドだけでなく、ソーシャルレンディング事業者自体が倒産するリスクも存在します。ソーシャルレンディング事業者はベンチャー企業が多く、必ずしも安定的に運営されているわけではありません。各社対策を講じているものの、事業者が倒産した場合、資金がすべて返還されないこともあるので注意が必要です。

ソーシャルレンディングでは事業者選びが重要

ソーシャルレンディングの事業者は乱立しており、ベンチャー企業も数多くあります。近年では、虚偽表示などの理由による行政処分も多発しています。利用している事業者が倒産したり、業務停止命令を受けたりすると、投資している資産が危うくなるでしょう。そのため、ソーシャルレンディング事業者は慎重に選ぶ必要があります。

また、ソーシャルレンディングを始めるにあたって、事業者には個人情報を提供することになります。事業者を選ぶときは、金利や業界シェアだけでなく、コンプライアンスなどの姿勢を確かめることも大切です。そして、資金融資先の具体的な情報開示の姿勢も事業者によってさまざまです。事業者選びでは、情報開示などの透明性の高さにも留意しておきましょう。

ソーシャルレンディングを始めるときの流れ

ソーシャルレンディングに興味がある人は、始め方も簡単に押さえておきましょう。利用したいソーシャルレンディング事業者を選定したら、まず投資家登録を行います。投資家登録では、事業者に個人情報を提供したうえで本人確認を行います。審査に通過したら専用の口座が開設されるので、続いて入金を行いましょう。入金できる最低金額は事業者ごとに異なり、入金しておかないと投資には参加できません。入金したお金は、1日前後で口座残高に反映される場合が多いです。入金後、実際に投資したいファンドを探します。人気のファンドはすぐに応募を締め切ることがあるため、見つけたら早めに投資するのがポイントです。なお、事業者によっては投資に際して手数料が発生するので、前もって確認しておきましょう。

投資初心者におすすめのソーシャルレンディング|利回り・手数料を比較

クラウドバンク

証券会社が運用するソーシャルレンディングサービスがクラウドバンクです。証券会社として認められるには非常に厳しい基準をクリアしなければならず、それを達成したクラウドバンクは社会的な信用性の高さがあると言えるでしょう。

クラウドバンクは信用性の高さ以外にも、実績利回りは6.99%と高利率の実績があり、デフォルト率は0%と堅実な印象を受けます。米ドルでの投資も可能で、日本円以外で資産を分散投資したい投資家には最適な投資先を選ぶことができます。

バンカーズ




バンカーズは2020年12月に開始した融資型クラウドファンデングです。運営元の株式会社バンカーズの前身である泰平物産株式会社は、46年の営業実績がある貸金業の老舗企業のため、新興ではありつつも信用性の高いサービスです。2022年3月31日には旧SBIソーシャルレンディングの事業を承継、同年12月28日にはクラウドクレジット株式会社を買収することで同社と合意したと発表しており、その規模感はソーシャルレンディング業界において最大手の一つといえるでしょう。

TECROWD

TECROWDは国内外の不動産をファンドの対象物件としています。海外では経済発展の著しい新興国におけるオフィスビルなどを投資の対象にしている一方で、国内では障がい者を対象とした集合住宅(グループホーム)を取り扱っており、どちらも国内外で社会貢献度の高い投資を実施しています。また想定利回りが8.0%と高水準であることも多くの投資家の注目を集めている要因のようです。比較的新興のソーシャルレンディング事業者であるため、ポートフォリオとして新たな投資先を検討している投資家や、まだソーシャルレンディングを初めて日が浅い方にもおすすめの事業者です。

Alterna Bank(オルタナバンク)

Alterna BANKはSAMURAI証券という、第一種金融商品取引業と第二種金融商品取引業を取得している証券会社が提供している不動産クラウドファンディングです。証券会社が厳選したファンドではこれまでに元本償還実績が100%で、さらに保証・担保つきファンドが数多くある信頼感が高い不動産クラウドファンディングです。

不動産クラウドファンディングの中でも比較的高利率の投資案件が多く、目標利回りが5%程度のファンドが中心的です。さらに1万円から投資可能で短期間の運用期間のファンドが数多くあり、他の不動産クラウドファンディングのサービスよりも結果がすぐに出やすいのもおすすめのポイントです。また不動産クラウドファンディングのファンドのほかに、民泊などの投資型クラウドファンディングもいくつかあります。

Funds

Fundsは1円から出資が可能なソーシャルレンディング業者です。ソーシャルレンディング事業社としては珍しくリコースローンを採用しており、投資家への配慮を徹底しています。2019年に開始したサービスのためプロジェクトの数がまだ少なく、投資家にかなりの期待をかけられていることからすぐ応募金額に到達してしまいますが、将来性の豊かさと投資家からの信頼を得ていることを反映しているとも言えるでしょう。

マリタイムバンク

2022年3月にサービスを開始したのが、マリタイムバンクという日本で初の船舶専門の投資サービスになります。船舶専門との投資というとかなりニッチな分野に思われがちですが、船舶での輸出額が世界でもトップクラスで大きな市場と言えます。これまで船舶に対する投資はできなかったのですが、マリタイムバンクがスタートすることによってそれが可能になりました。

特にマリタイムバンクに向いているのは、安定した投資ポートフォリオを持ちたい投資家でしょう。投資の対象は船舶そのものになり、担保も船舶が対象になるアセットファイナンスになります。他のソーシャルレンディングは太陽光事業やサービス単位でのファンド組成になるため、投資への安心感があります。最低投資可能額は10万円からとなっており、全体的に募集金額も高額なファンドが多くなっています。

クラウドクレジット

ソーシャルレンディングを手がける事業者の中でも案件数が多く、1万円から投資ができるなど手軽に始めやすいのがクラウドクレジットです。ソーシャルレンディングの中でも高利率のファンドが多く、また海外の案件に特化しており、特に後発開発途上国への投資が多いため社会的意義が高い投資ができます。

CAMPFIRE Owners ※新規ファンド取扱い停止

「資金調達したい事業者に、 応援したい投資家たちのお金を届ける」というモットーで2019年から始まったのがCAMPFIRE Ownersです。サービス開始からおよそ2年が経過し、これまでの実績が徐々に明らかになってきました。以下に掲載している実績の内容は、2021年2月末時点のものとなります。

CAMPFIRE Ownersにおける予定利回りは3.0~7.0%と一般的なソーシャルレンディングサービスと同等です。累計貸付実行数は19件、ファンドの構成比は中小企業向け・海外マイクロファイナンス・不動産/再生エネルギーの3軸をバランス良く実行しています。その中で延滞・貸し倒れの実績は1件もありません。ファンド審査体制についてサイト上で紹介したり、投資先の会社名を明記するファンドが複数あるなど、ソーシャルレンディング事業者に求められる透明性の徹底に努めて安心度を高めています。こうした情報は公式サイトで公開されているので、ぜひ一度確認してみてください。

信頼性を高めるという点で更に特筆すべきは、日本保証という保証会社との保証契約を結ぶファンドがあることです。一般的な投資と同様に、ソーシャルレンディングで元本保証のある案件はかなり稀ですが、日本保証は不動産の担保などを用いて債務保証をするため、投資家は投資資金の回収を心配する必要がありません。保証契約による信頼性の高さから、日本保証が関わるファンドは人気が高く投資の争奪戦になることもあります。なお、CAMPFIRE Ownersにおけるすべてのファンドが日本保証との保証契約が結ばれているということではないので、都度確認する必要があります。

ソーシャルレンディングで現代的な資産運用をしよう

ソーシャルレンディングはクラウドファンディングの一種で、資金を求める企業と利益を得たい投資家をマッチングさせるサービスです。定期預金などに比べて高い利回りが期待できるものの、元本割れのリスクなどもあるので注意が必要です。まずは信頼できるソーシャルレンディング事業者を見つけ、現代的な資産運用を行いましょう。

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Text by NewSphere 編集部
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