クラウドバンクのメリット・デメリット|証券会社によるソーシャルレンディングとは

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 ソーシャルレンディングを扱う業者は日に日に増えてきていますが、投資家としてはわかりやすく安全性が高いサービスを望むものだと思います。そんなわがままに答えられる数少ない事業者の一つがクラウドバンクでしょう。クラウドバンクがおすすめの理由を、メリットとデメリットを整理しながら解説します。この記事を読んでクラウドバンクが気になったら、クラウドバンクのウェブサイトも見てみてくださいね。

クラウドバンクの概要について

 クラウドバンクは東京都港区に本社を構えている日本クラウド証券株式会社が運営しているソーシャルレンディングサービスです。ソーシャルレンディングとは「貸付型クラウドファンディング」「融資型クラウドファンディング」とも呼ばれているのですが、オンライン上で投資家から集めた資金を企業に対して融資して、投資家は融資の利息を分配金として受け取る仕組みです。2013年12月のサービス開始以来、右肩上がりで成長を続けており、2020年2月時点の累計応募総額は800億円を突破。延べ利用件数は48万件ものユーザー利用実績を誇っています。クラウドバンクでは運用期間や応募金額、利回りなどが異なる様々なファンドから投資先を選択可能。なかでも、太陽光発電を中心とした再生可能エネルギー関連のファンドが多いのが特徴です。

クラウドバンクのメリット

元本回収率100%の実績がある

 クラウドバンクでは2020年2月時点、元本回収率100%を実現しています。融資の際には対象企業の財務状況や資金の使途などを厳格に審査すると同時に、融資額を上回る評価額の担保を設定しています。万が一返済困難な状態に陥った場合でも、評価額の高い担保によって回収率を100%に保てています。あらゆる投資において元本は保証されないのが常で、そのことは重々承知しながらも心配してしまうものです。元本回収率100%はリスク管理を徹底している証であり、投資家にとって安心して投資できる条件でしょう。

少額から投資できる

 クラウドバンクでの最低投資金額は1万円からとなっており、1,000円単位で投資できます。ソーシャルレンディングを利用した経験がない方でも、少額から投資を始められるため安心して運用を始められます。まとまった資金がない場合でも、さまざまなファンドに対して少額ずつ分散投資しながらポートフォリオを構築することも可能です。また、同じファンドに複数回投資することもできるなど、資産状況に応じた柔軟な投資を可能にしています。クラウドバンクは、1万円からリスクを抑えながら優良企業へ投資できる、魅力的なソーシャルレンディングサービスなのです。

高い利回りが魅力

 クラウドバンクの2020年2月時点での公式サイトによると、実質平均利回りは6.99%。例えば100万円を元手に投資した場合、1年後には69,900円の分配金を受け取れる計算になります。大手銀行のスーパー定期1年物の金利が年利0.01%の低金利時代において、驚異的な数字です。金利が0.01%のところに100万円を当てたとして、一年後には100円しか利益は生まれません。両者を実際に比較してみるとクラウドバンクの利回りの高さを強く実感できますよね。

手間なく効率的に投資できる

 「待つだけ、資産運用」と謳っている通り、クラウドバンクでは投資先ファンドを決めて資金を投じたら、あとは融資先企業の成長を見守るだけです。株式投資やFXをはじめ、多くの投資手法においては日々の価格チェックは欠かせません。株式市場や為替市場を監視し、適切な売買のタイミングを見極める必要があるのです。また、経済状況や地政学リスクなどのニュースに対しても常にアンテナを張る必要があり、仕事や私生活に影響を及ぼす可能性すらあります。クラウドバンクのソーシャルレンディングサービスでは、そんな手間や心配は無用。各ファンドページで融資先の情報を確認して投資先を決めるだけ、誰でも気軽に資産運用を始められます。

証券会社が運営しているため安心

 クラウドバンクは第1種金融商品取引業者である証券会社が運営しており、安心して投資できるソーシャルレンディングサービスです。金融商品取引法に定められているコンプライアンスの確保、自己資本比率など高い財務基準をクリアしています。実はソーシャルレンディングを行っている証券会社はクラウドバンクだけで、業界において高い信用が得られている一番の理由かもしれません。

クラウドバンクのデメリット

元本保証がない

 ソーシャルレンディングでの資産運用において、元本は保証されません。資産運用で元本が保証されるのは原則として決済用預金や利息の付かない普通預金のみであり、定期預金ですら銀行が破綻したら1,000万円までしか保証されないなど、元本が100%保証される資産運用法は事実上存在しないといえるでしょう。株式の信用取引やFX、先物取引などでは元本以上の損失を被る可能性さえあります。

 前項でご説明したように、クラウドバンクでは2020年2月時点までの約9年間、一度も元本割れしたことがありません。仮に融資先企業が破綻して元本を回収できない事態に陥っても、損失が出資額を超えることはないため安心です。元本回収率100%の実績を考慮すれば、あらゆる資産運用法の中でも安心して資金を投入できる投資先であると言えるでしょう。

自由に換金できない

 クラウドバンクでは募集ファンドに対して運用期間が定められており、期間途中での換金はできません。換金が相次ぐことで、融資先企業が事業を継続できなくなる事態を防いでいるわけです。株式投資やFXなどのように、自分でタイミングを見極めて自由に売買できるわけではないため注意する必要があります。ファンドによって運用期間は3カ月から長いもので1~1年半程度。その期間に引き出しせずとも問題のない余裕資金で資産運用を行うことが重要です。

予定日より早く償還されるケースがある

 これは一概にデメリットとは言えないのですが、ファンドの個別の事情により、予定された運用期間の途中で資金が償還されるケースがあります。予定より早く償還される分だけ運用益が目減りしてしまいますが、分配金は通常どおり支払われるため投資リスクはありません。

記事のまとめ

 成長が見込まれる企業やプロジェクトにファンドを通じて投資できる、クラウドバンクのソーシャルレンディングサービス。少額から資産運用できるほか、米ドル建てのファンドも選択でき、為替市場の動きを考慮したポートフォリオを構築できるのも魅力です。口座管理料や日本円の出金手数料が無料などコストもかからず、使い勝手にも優れています。まずは口座開設してみてはいかがでしょうか。

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Text by NewSphere 編集部

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