【最新版】未上場株に投資できる株式投資型クラウドファンディングとは?

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 これまで「株をやる」というと、証券会社に口座登録をして、上場している株式会社の株を売買するだけでした。しかし、数年前から始まった新たな投資方法では、上場していないベンチャー企業に投資できるようになりました。しかも、投資資金は1万円からOK。この記事では新たな投資、つまり「株式投資型クラウドファンディング」について解説し、おすすめの株式投資型クラウドファンディング会社をご説明します。

株式投資型クラウドファンディングの概要について

 クラウドファンディング(Crowdfunding)とは、「クラウド(Crowd=群衆)」と「ファンディング(Funding=資金調達)」を合わせた造語で、群衆から資金を集めるという意味になります。その仕組を利用して、借り手の企業側がインターネットでプロジェクトに対する支援を募集。それを見て共感した支援者から資金を集めるという仕組みです。

 クラウドファンディングにはいくつかジャンルがありますが、株式投資型クラウドファンディングは投資型にあたります。出資をした支援者には非上場企業の株式がリターンとして受け取れます。

株式投資型クラウドファンディングを利用できる業者
 現在日本において、株式投資型クラウドファンディングが利用できる業者は2社あります。株式投資型クラウドファンディングはアメリカ、イギリスで盛んに取り組まれているのですが、日本では定着段階の時期になります。今後日本でもスタンダードになるかもしれない投資方法なので、周りより一足先に登録して様子見してみてはいかがでしょうか。

イークラウド

 イークラウドは2020年6月にサービスがローンチされました。イークラウドの魅力は大きく2つあり、1つ目にはスマートフォン一つで投資家登録が完了する点にあります。様々な投資証券などの金融サービスに共通するのが投資家登録をする際に生じる煩雑さで、インターネットで申し込んだはいいもののその後の郵送対応などはやはり面倒なものです。イークラウドはそういった煩雑さを省いて登録できるので、手っ取り早く登録可能です。

 もう1つの魅力は投資のしやすさです。株式投資型に限らず、投資型クラウドファンディングのサービスでありがちなのが、募集に間に合わず投資ができないことがあります。というのも、投資家に対する案件数の割合がかなり小さいため、投資家は投資案件が開示されるたびに「入れ食い」の様相を表すことがとても多いです。つまり投資家が少ない状態ということはそれだけで先行者有利を享受しやすいため、ローンチしたてのサービスは人気が高まりやすいのです。

 イークラウドは業界最大手の大和証券グループとの提携を果すなど、信頼性にも一定の評価ができます。この機会にイークラウドで投資家登録をしてみてはいかがでしょうか。

FUNDINNO(ファンディーノ)


 FUNDINNOは日本クラウドキャピタル社が2015年に開始した、日本で初めて株式投資型クラウドファンディングを行った業者です。実績や経験が豊富でいくつものプロジェクトを成約に導いています。メディアにも多く取り上げられているので、安心して利用できる業者でもあります。案件が多いのもFUNDINNOの魅力のひとつです。FUNDINNOは投資先企業へのフォローアップが厚く、株主コミュニティという投資家と出資先、仲介業者を繋げる動きにも精力的です。10万円程度からの出資が一般的ですが、稀に1万円から出資可能な案件もあります。

ユニコーン


 ユニコーンは新興の株式投資型クラウドファンディング仲介業者で、投資銀行や証券会社に勤めていたIPOのプロが多く在籍している強みがあります。2019年にサービスを開始したまだ新しい業者ですが、5万円から投資ができるので初めての人でも利用しやすいです。スタートアップ・ベンチャー企業への投資を専門に、投資先の起業家にフルサポートを行ってIPOまで導くという事業モデルになります。

株式投資型クラウドファンディングのメリット/デメリット

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 次に株式投資型クラウドファンディングのメリットとデメリットをそれぞれ紹介します。損をしないためにも、株式投資型クラウドファンディングを利用する前に必ず確認しましょう。

メリット
 株式投資型のクラウドファンディングのメリットは、未上場企業の株主になれることです。出資した企業が今後成功すれば、将来的に価値の上昇が期待できます。価値が上がったところで売却すれば、大きなリターンを受けられるのです。さらに、株式を持っている間は株主優待も受けられます。

 また、エンジェル税制という優遇制度を受けることができます。エンジェル税制とはスタートアップ・ベンチャー企業に投資を行なった人が、税制上の優遇を受けられる制度になります。具体的には2つの優遇措置が中小企業庁によって制定されているので、気になった人は下のページで詳細を確認してみて下さい。

【関連記事】株式投資型クラウドファンディング|概要とおすすめの業者をご紹介

デメリット
 株式投資型クラウドファンディングのデメリットは、事業立ち行かず投資リターンが得られないケースもありえるということです。例えば、支援していた企業が倒産した場合、投資金は戻ってこない可能性があります。

 また、所持している株式は通常の株式投資と違い、自由に売ることができません。売却できるのは、IPOやM&Aなどのタイミングと限られています。IPOとは、未上場企業が証券取引所に上場し、投資家に株式を取得させることを指します。株式投資型クラウドファンディングにおけるゴールラインと言えるでしょう。

 このように、大きなリターンを得られる反面、リスクも高いハイリスク・ハイリターンなのが株式投資型クラウドファンディングです。株式投資型クラウドファンディングを始める場合は、リスクもしっかり考えたうえで信頼できる業者を選びましょう。

株式投資型クラウドファンディングはこんなユーザーにおすすめ

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 今回の話をまとめると、株式投資型クラウドファンディングは大きなリターンを得たいという投資家や、成長企業に投資したいといったユーザーにおすすめです。リスクはありますが、事業の成長によっては投資した資金以上の大きなリターンが得られます。また、未上場の段階で投資できるのも株式投資型クラウドファンディングの魅力です。株式を所有するため、権利確定日には株式優待を受け取ることもできます。

 これまで株式投資型クラウドファンディングを扱う事業者は、FUNDINNO(ファンディーノ)が主だったところでした。昨年の夏にはユニコーンが初の取り扱いを始めるなど、ゆっくりとですが株式型クラウドファンディングの市場が出来上がってきた感があります。ある意味早いもの勝ちの面がある株式投資型クラウドファンディング、この機会に投資を始めてみてはいかがでしょうか。

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Text by NewSphere 編集部

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