個人事業主向けのファクタリング|即日入金も可能なファクタリングの手順とリスクについて解説

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個人事業主にとって、悩みを抱えやすいのが資金調達についてです。銀行からの融資や補助金や助成金の活用など、資金調達の方法は少なくありません。一方で、「できるだけ早く現金を用意したい」という場面では取れる手段は限られてしまいます。

このような場面で注目したいのが、最短即日で資金繰り対策できるファクタリングです。素早い資金繰りが、新たなビジネスチャンスにつながることもあるでしょう。個人事業主としてファクタリングサービスを利用する場合のメリットやデメリット、リスクについてわかりやすく解説します。気になる手数料についてや、オンラインで利用する場合の必要書類など、実際に利用する上で必要となる基本情報もまとめます。資金調達方法で悩んだときには、ぜひ参考にしてみてください。

ファクタリングとは?おすすめ会社比較2023|メリット・リスク・利回りを解説|やばい・怪しい評判は本当?

ファクタリングの概要

ファクタリングとは、売掛債権を専門会社に売却することで現金を得る資金調達方法です。通常であれば、売掛金を現金化できるのは取引先との間で取り決められた支払期日となります。ファクタリングでは、支払期日を迎える前に債権を売却。ファクタリング会社に支払う手数料を差し引いた現金を、自分にとって必要なタイミングで受け取れるのです。

ファクタリングはあくまでも「債権の売却」によって資金を調達する仕組みで、融資とは根本的に異なります。ファクタリングを利用しても負債は増えません。申し込みから手続き完了までの流れもシンプルで、最短即日での資金調達を売りにしている会社も多く見られます。急に現金が必要になった個人事業主にとっても、利用しやすいサービスと言えるでしょう。

個人事業主向けポイント:手数料

ファクタリングで売掛債権を売却した場合、債権額の満額を受け取れるわけではありません。その差額は、ファクタリング会社に手数料として徴収されます。つまり、手数料が高いサービスを利用すればするほど、自分の手元に入ってくるお金は少なくなってしまうのです。

ファクタリングには利用者と会社のみで契約を結ぶ2社間取引と、売掛先も契約に含める3社間取引があり、それぞれで手数料相場が異なります。2社間取引の場合の手数料相場は10~30%程度、3社間の場合は1~9%程度です。3社間取引の手数料率の方が低い傾向にありますが、「ファクタリングの利用を売掛先の法人に知られてしまう」「2社間取引よりも審査に時間がかかる」といったデメリットも。個人事業主として売掛先への信頼を維持しつつ、スピーディーに資金を調達したいなら、多少手数料が高くても2社間取引を選んだ方が良いでしょう。

ファクタリングの手数料は、利用するサービスによっても大きく異なります。相見積もりを取り、少しでも有利な条件で資金調達できるファクタリング業者を選択してください。

個人事業主向けポイント:審査スピード

ファクタリングを利用する際には、売掛先に対して審査が行われます。ファクタリング業者にとって「買い取った売掛債権を問題なく現金化できるかどうか」は、非常に重要なポイントです。もちろん利用者自身に関する審査も行われますが、売掛先の信用力が何よりも重視されます。個人事業主が利用する場合、自身の信用力に不安を抱えるケースも多いですが、売掛先の経営状況に問題がなければ審査に通過できる可能性が高いでしょう。

銀行から融資を受けようとする場合、実際に資金を手にできるまでには1カ月以上の時間がかかるケースが一般的です。ファクタリングであれば、審査は1週間程度で完了します。申込者とファクタリング業者だけで契約する2社間取引であれば、申し込みから審査通過、入金まで最短即日で対応してくれるところもあります。「スムーズな資金繰りを」と願う個人事業主にとって、メリットの多い方法です。

一方で、審査内容を甘くしてスピードを重視する業者の中には、リスクが高くなる分手数料を高く設定しているところもあります。実際に利用する際には、審査スピードと手数料のバランスについて、冷静に見極める必要があるでしょう。

個人事業主向けポイント:オンライン

ファクタリング業者の中には、オンライン上で取り引きのすべてを完了できるところもあれば、契約時に対面での対応を求められるところもあります。個人事業主として「手軽に素早く利用したい」と思う場合には、オンライン契約が可能な業者を選択するのがおすすめです。

オンライン完結型のファクタリングであれば、申し込みはもちろん、必要書類の提出もパソコンやスマートフォンを使って行います。即日入金を目的にファクタリングサービスを利用する場合、こうした形態を採っている業者を選択してください。「書類提出は郵送のみ対応」という業者を選んでしまうと、審査が始まるのは書類が相手先に到着してからとなります。実際に資金を手にできるまでに時間がかかってしまうでしょう。

オンライン完結型のサービスであれば、手続きにかかる時間や手間、コストも削減可能です。AI審査を導入している業者なら、オンライン上で提出された書類をそのまま素早く審査してくれます。入金までのスピードが非常に速いという特徴があります。

個人事業主向けポイント:法人との取引か

個人事業主としてファクタリングを利用する際には、「個人」に対応している業者を選ぶ必要があります。ファクタリング業者の中には、「法人」のみを対象としているところも。この場合、個人事業主が申し込みをしても審査は通過できず、時間が無駄になってしまいます。申し込み前に、必ず確認しておきましょう。

また利用予定のファクタリング業者が、法人として確かな実績を積み重ねているかどうかも重要なポイントです。ファクタリング業者の中には、高額な手数料を請求したり、ファクタリングを装ってローン契約を迫ったりするような悪徳業者も存在しています。貸金業に当てはまらないファクタリングは、法律による制限が緩く、その分利用者は自身の目で信頼できる契約先を見極める必要があるのです。

審査スピードや手数料率にばかり注目してしまいがちですが、ファクタリング業者の実態にもぜひ注目してみてください。過去の取引実績や相談窓口の有無、公式サイトに記載された法人情報の正確性など、最低限チェックしておくべきポイントを押さえるだけでもリスクを低減できるでしょう。

個人事業主向けポイント:2社間

ファクタリングには2社間取引と3社間取引があり、それぞれに異なるメリット・デメリットがあります。どちらを選んだ方が良いのかは状況によって異なりますが、個人事業主の場合は2社間取引をメインに検討するのがおすすめです。

3社間取引と比較して手数料が高く設定されていることも多い2社間取引ですが、「売掛先への通知が不要」というメリットがあります。個人事業主として事業を行う上で、取引先からの信頼は何よりも重要なもの。何らかの事情により急ぎ資金調達が必要になった場合でも、それを取引先に知られれば、今後の経営を不安視される恐れがあります。2社間ファクタリングであれば、余計なリスクを避けられるでしょう。また売掛先の承認が必要ない分、取引をスムーズかつスピーディーに進めやすくなります。

昨今は2社間取引であっても、3社間ファクタリング並みに手数料を抑えている業者も増えてきています。手数料の安さに注目してファクタリング業者を選択すれば、デメリットは最小限にして便利に活用できるでしょう。

個人事業主向けポイント:リスク

ファクタリングを活用して事業を円滑に進めていくためには、あらかじめリスクについても知っておく必要があります。個人事業主が知っておくべきポイントは以下のとおりです。

・手数料が高い場合がある
・事業用資金が減り、経営に悪影響を及ぼす恐れがある
・取引先からネガティブなイメージを持たれる可能性がある(3社間取引の場合)
・悪質業者に引っかかる可能性がある

法律で明確にルールが定められている貸金業とは違って、ファクタリングサービスの手数料に法的な制限はありません。業者が自由に設定できるため、法外な手数料を請求されてしまう可能性があります。ファクタリングを利用すれば、業者に支払う手数料分だけ、実際に手にできるはずだったお金が減ります。短期間に繰り返し利用すれば、資金が目減りし、経営が傾く恐れもあるでしょう。

とはいえファクタリング利用のリスクのほとんどは、事前に正しい知識を身に付けておくことで回避できます。手数料や取引実績など、信頼できるファクタリング業者を選択し、事業に影響を与えない範囲で利用してください。

個人事業主向けポイント:必要書類

ファクタリングサービスを利用する際には、各種書類の提出を求められます。これらの書類は、実際に売掛債権を買い取れるかどうか判断するためのもの。個人事業主がファクタリングを利用する場合の必要書類は、概ね以下のとおりです。

・本人確認書類
・確定申告書
・印鑑証明書
・請求書や納品書
・売掛先との間で結んだ基本契約書
・通帳のコピー
・取引実態を確認できる各種資料

実際にどのような書類の提出を求められるのかは、利用先の業者によっても異なります。素早い資金調達を望む個人事業主にとって、必要書類をそろえ準備するのは負担になるもの。提出を求められる書類の種類が少ない業者であれば、申し込み時のハードルも低くなるでしょう。

申し込み時や契約時にどのような書類が必要になるのかは、それぞれの業者のホームページでも確認できます。どの業者を利用するべきか悩んだときには、ぜひ必要書類の数や種類にも注目してみてください。すぐに手元に用意できる書類だけで利用できる業者であれば、最短即日で資金調達できる可能性も高くなります。

おすすめファクタリング会社の5社を比較

ビートレーディング


ビートレーディングは取引実績4.6万社以上を誇るファクタリング会社です。現代のニーズに合わせた経営戦略が多くの利用者から信頼を獲得し、2023年3月には累計買取額1,060億円を達成しました。オンライン契約の導入や手続きを簡素化で、最短2時間での資金提供を実現しています。

一般的なファクタリングは契約書が必要ですが、ビートレーディングでは受注時点の注文書ファクタリングの相談も可能です。注文書ファクタリングとは。注文の完遂に必要な資金が不足したときに頼れるサービスです。オンライン対応のため、日本全国どこにいても利用できる強みがあります。実際に会って手続きをしたい場合でも、東京本社、仙台支店、大阪支店、福岡支店があるため足を運びやすいこともメリットです。

手数料は2社間ファクタリングで4~12%、3社間ファクタリングで2~9%の設定になっています。買取額も非常に柔軟で、最低3万円、最大7億円の実績があるそうです。シンプルな手続きで迅速な資金調達が必要なときにおすすめです。

QuQuMo

QuQuMoは柔軟な対応力とスピーディな資金調達に自信を持つファクタリング会社です。完全オンライン完結型の取引システムを構築し、最短2時間でのファクタリングを実現しています。高額ファクタリングも可能で、利用者のなかには2時間で1,000万円の資金調達に成功した人もいました。

オンライン上の契約締結に用いるシステムは安全性や信頼度が高いことで知られている、業界シェア80%以上の「クラウドサイン」を利用しているため、オンラインで資金調達をすることが初めての人でも安心してトライできるはずです。肝心の取引は、面談不要、債権譲渡登記不要、事務手数料不要というシンプルさです。急いでいるときに手間のかかる面談や登記手続き、そして事務手数料がカットできるのはかなり嬉しいですね。

気になる手数料は1%からの設定になっています。QuQuMoによると、業界で指折りの低コストなのそうです。正確な手数料は見積り(無料)で確認できるため、事前に把握できるのも助かる一面ですね。また、QuQuMoは基本的に2社間ファクタリングをおこなっています。手数料がリーズナブルでも2社間ファクタリングができることに、かなり助かる人は多いのではないでしょうか。

一般社団法人日本中小企業金融サポート機構

一般社団法人日本中小企業金融サポート機構はファクタリングを手がけてはいるものの、企業ではなく非営利団体にあたります。日本中小企業金融サポート機構はもともとファクタリングを専門としているわけではなく、中小企業のキャッシュフロー改善のために多方面からアドバイスや支援をおこなう団体です。その一環でコンサルティング業務も取り扱っており、自社のキャッシュフローに悩みを持つ人が相談できるのも大きな強みでしょう。

非営利団体のメリットとして、手数料が非常に安いことがあげられます。一般社団法人日本中小企業金融サポート機構のファクタリング手数料は1.5%〜となっています。この手数料は大手のファクタリング会社並で、最短即日、早ければ申し込みから約3時間で資金調達が完了することもあるのですから、非営利団体にもかかわらず大手企業並の利用勝手の良さを持っているといえるのではないでしょうか。

オンラインが苦手な場合でも、電話対応が可能です。専属スタッフ対応なのでスムーズな手続きが期待できます。非営利団体ならではの低コストと企業並のスペックでスピーディな融資を期待するのなら、ぜひ覚えておきたい団体です。

PAYTODAY



PAYTODAYはオンライン完結型のファクタリング会社です。AIを利用した「即日AIファクタリング」で非常にスピーディな審査と資金調達が可能になっています。スタッフと連絡を取る必要がないため、気軽に申し込める点が嬉しいですね。また、対面形式を申し込める柔軟な対応力も高ポイントです。

振込まで最短即日、場合によっては30分で完結します。「今すぐファクタリングしたい!」というときには真っ先に思い出したい存在です。オンライン完結型のため、全国どこからでも対応可能になっています。また、申込金額に下限や上限がないことにも注目です。公式サイトにある利用者の体験談では、20万円の低額から4,500万円の高額まで実例がありました。中小企業の経営者だけではなく、小規模事業を営むフリーランス、個人事業主でも安心して申し込めますね。

手数料は1~9.5%に設定されています。2社間ファクタリングが基本なのですが、それでこの手数料はかなり助かるのではないでしょうか。最短当日30分の審査と着金に加え、手数料もリーズナブル。いずれも業界トップの実力です。必要になった瞬間にすぐ申し込めるというのもオンライン完結型の強みです。

アクセルファクター

アクセルファクターはファクタリング業界でトップクラスの評価を受け、人気を博しているファクタリング会社です。2022年には日本マーケティングリサーチ機構の調査でNo.1の評価を獲得しました。最終的な利益高よりもキャッシュフローを重要視する中小企業が増えた昨今の風潮を素早く把握し、「最大1億円の買取」も不可能ではない企業力をそなえています。

柔軟な対応力がスピーディな現金化を実現している点も注目です。クライアント目線に立って審査をおこなうことを大切にしており、最短即日の現金化と希望者の93%へのファクタリングを実現しています。また、個人事業主への対応にも積極的です。フリーランス、一人親方といった形態のワークスタイルでもファクタリングを実施しています。

手数料は最大10%に設定されており、比較的リーズナブルだといえるでしょう。100万円までは10%、100万円以上500万円未満なら5%、500万円以上1,000万円未満なら2%です。それ以上は要相談とのこと。なお、ファクタリングの下限金額は30万円になっています。小規模事業を営む人にとって嬉しい設定で、幅広い層が利用しやすいファクタリング会社です。

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Text by NewSphere 編集部
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