FUNDINNO社が第一種金融商品取引業に変更完了|FUNDINNO MARKETが提供開始へ

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株式投資型クラウドファンディングサービス「FUNDINNO」を運営する株式会社FUNDINNOは、2021年10月22日(金)に財務省関東財務局において第一種金融商品取引業への変更登録が完了した。これに伴い、ベンチャー株式のセカンダリーマーケット「FUNDINNO MARKET」を2021年12月8日(水)から提供すると発表している。

FUNDINNO MARKET(ファンディーノマーケット)とは
FUNDINNO MARKETが提供するサービスにより、個人投資家はベンチャー企業の株式をオンラインで注文する事ができるという。日本証券業協会が提供する※株主コミュニティという制度を利用することで、ベンチャー企業の株式を保有する個人投資家間の売買取引や、個人投資家や法人投資家からの資金を調達したい未上場企業の資金調達の場を創出する狙いがある。

※株主コミュニティとは、地域に根差した非上場の企業等の株式を売買したり、その株式の発行により資金を集める仕組み。日本証券業協会「株主コミュニティ」

FUNDINNO MARKET創設の背景とは
FUDINNO社はFUNDINNOの運営を通して、ベンチャー企業への投資には、投資したい個人投資家と資金調達したいベンチャー企業との適切な出会いの場を創出してきた。一方でベンチャー企業の株式は流動性が低いため、一度保持すると手放すことのハードルが高まっていた。FUNDINNO MARKETを利用することで、オンラインでの注文が可能となり流動性を高められそうだ。FUNDINNO MARKETを利用できるのはベンチャー企業のみならず、地域経済を支える中小企業や社会課題解決を目指すソーシャルベンチャーなどが活用でいる予定だという。

Text by NewSphere 編集部
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