ヴィーガンレストランがフランスで初ミシュラン、その意味とは

RONEDYA / Shutterstock.com

◆フランスで認められる意味
 ミシュランガイドの国際責任者であるグウェンダル・ポウレネック氏は「一般的に、シンプルなヴィーガニズムと美食体験が連想されることは少ない。今回のミシュラン星獲得は、プラントベースの料理を探求することに消極的なシェフを解放するかもしれない」と語った(ニューヨーク・タイムズ紙)。フランスでも、ベジタリアンや動物権利の推進などの動きは広がっていたが、ある時点から抵抗に直面している。1990年代以降の肉の消費量はわずかにしか減少しておらず、アニマルベースの料理が依然として国の料理のアイデンティティの中心である。世界各地でレストランを経営し、異なる3都市で同時にミシュランから3つ星を獲得した世界初のシェフであるアラン・デュカス氏は、肉料理がまだ氏の多くのレストランのメニューにあることを認めたうえで、「我々は食べる肉の質を上げ、量を減らさなければいけない」と語った(同)。

 Veganuaryと呼ばれる、英語でVegan(ヴィーガン)と、January(1月)をかけ合わせた、31日間ヴィーガンにチャレンジする運動がある。こういった運動に参加することがヴィーガンを試す良いきっかけになるかもしれない。

【関連記事】
ヴィーガンが地球を救う?
「ヴィーガン・デザート」和菓子ブーム来る? 材料に着目するアメリカ人
10年で4.6倍、英国の“お洒落な”ヴィーガンブームに専門家ら警鐘“セレブとは環境が違う”

Text by sayaka ishida