ファンディーノ(FUNDINNO)の評判を徹底調査!やばい・怪しいの口コミは本当?投資のメリット・デメリット、始め方からイグジットを解説

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ファンディーノ(FUNDINNO)は株式投資型のクラウドファウンディングサービスです。ベンチャー企業に投資できて、少額からの投資が可能であることなど、さまざまな特徴があり、投資に興味を持つ多くの人から大きな注目を集めています。本記事では、ファンディーノの詳しい特徴やメリット・デメリット、評判、利用に向いている人などを紹介します。

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ファンディーノの特徴や評判とは?


ファンディーノは株式投資型クラウドファンディングに特化したサービスを提供しています。ファンディーノで資金を募集しているのは、主にベンチャー企業です。新規事業を始めるにあたって必要な資金を株式の形で集めています。投資家はサイトに掲載されたプロジェクトの案件を確認しながら、投資したいと考えた企業の株を購入するという形です。株式投資型クラウドファウンディングサービスは複数存在しますが、ファンディーノは業界屈指の規模を誇っており、ユーザー数や累計成約金額などが大きいことも特徴です。なお、資金調達を行った企業の中からすでにイグジットを達成した企業も出ており、サービスの実績も増えています。今後ますます動向が注目されるサービスです。

URL https://fundinno.com/
運営会社名 株式会社FUNDINNO
本社所在地 東京都品川区東五反田5丁目25番18号
設立年月 2015年11月26日
代表取締役 柴原 祐喜
登録番号 第一種少額電子募集取扱業者 関東財務局長(金商)第2957号
資本金 35億9247万9340円 ※2021年6月15日現在
売上高(手数料収入など) 1億8,650万円(2019年10月)
上場有無
サービス開始年月 2017年4月
最小投資可能額 数万円程度
累計応募金額 57億1,053万円(2021年6月時点)
累計成約件数 172件
ユーザー数 67,707

ファンディーノのメリット

まずはファンディーノの具体的なメリットとして考えられるものを紹介します。

少額から投資ができる

投資と言うと何百万何千万という高額を費やすものとイメージする方もいるでしょう。実際に、ベンチャー企業に高額を投入している投資家も大勢存在します。しかし、潤沢な費用がないからといって投資を諦める必要はありません。ファンディーノではさまざまな企業が資金の調達を行っていますが、数万~10万円程度の少額から投資できるプロジェクトが多く見られます。手頃な金額で投資を始められるので、これまで投資が気になっていたものの費用面が心許なくてなかなか手が出せなかったという方でも、チャレンジしやすいでしょう。

さまざまな企業に分散投資できる

1つの企業に集中的に投資をした場合、企業が事業を成功したときに大きな利益を得やすくなります。ただし、もしその企業が事業に失敗したとしたら、そのとき大きな損害を受けるリスクもあります。つまり、一転集中で投資を行うと、その投資先が業績にのみ左右されるため、よりハイリスクハイリターンになるということです。大きな利益を出すチャンスはあるかもしれませんが、リスクの高さを考えるとなかなかそういった投資の仕方は難しいという方もいるでしょう。しかし、小額から投資が可能なファンディーノであれば、さまざまな企業に少しずつお金をかけるという分散投資ができます。また、多様なプロジェクトが掲載されていることも、投資を分散しやすいポイントです。これにより、投資のリスクを減らすこと、広く投資して堅実な利益を狙うことが可能です。

エンジェル税制の優遇措置を利用できる

ベンチャー企業へ投資することにより、投資した人が税の優遇を受けられるという国の制度があります。具体的には、税制優遇の対象となる企業に投資した場合、その年の投資金額を株式譲渡益から控除したり、総所得金額から控除したりすることができます。これが「エンジェル税制」です。そして、ファンディーノで投資を募集しているベンチャー企業の中には、エンジェル税制の対象となっている企業が多数存在します。つまり、ファンディーノを活用して投資を行うと、税制の優遇措置を受けながら投資を行えるため、非常にお得だということです。投資にかける費用はまとまった金額になりやすいため、税申告の際控除として利用できれば大きな節税に繋がります。

イグジットが見込める

投資におけるイグジットとは、投資した費用を回収することを意味します。例えば、株式会社に投資を行った場合、購入した株式が購入時以上の価格で売却できればイグジット達成です。ベンチャー企業は新規事業の成功例も多いため、イグジットが見込みやすいと言えます。実際、ファンディーノでクラウドファウンディングを行ったベンチャー企業の中でも、既にイグジットを達成している企業が複数見られます。投資は損失を被るリスクもありますが、ファンディーノで投資を行えば、イグジットを得ることを大きく期待できるでしょう。

投資した企業の成長を見られる

投資した人にとっては、投資先の企業がどのように事業を伸ばしていくのかも非常に気になるところでしょう。ファンディーノで投資を行うと、投資先から株主に事業状況の報告などが行われます。また、株主総会などにも参加できます。ファンディーノで投資を募るベンチャー企業は、これからの伸びていく可能性がある企業ばかりなので、より自分が企業を支えている1人だという気持ちで成長を見守ることができるでしょう。こうした企業を育てるおもしろさもファンディーノで投資する魅力だと言えます。

ファンディーノのデメリット

次に、ファンディーノで投資を行う際に考えられるデメリットを見ていきましょう。

投資先の経営状況によって損失が発生する場合もある

すでにファンディーノは少額での投資が可能であること、それにより分散的に投資を行いリスクを減らすことが可能であることなどを述べました。しかし、だからといって全くリスクがないわけではありません。事業計画の思い描いたように事業が進まないこともあるなかで、社会情勢や業界状況などにより、企業の経営が悪化してしまうことも考えられます。そうなれば、投資したときより株の価格は下がるかもしれません。最悪の場合は企業が倒産してしまい、投資した金額を全く回収できなくなる可能性もあるでしょう。このように、投資には大なり小なりのリスクがつきまとうものと理解した上で投資を行う必要があります。

株を売却しにくい

ファンディーノで投資を募っている企業は基本的に非上場企業です。つまり、上場企業のように有価証券取引所での株のやり取りができないため、株の売却がしにくいことは留意しておくべきでしょう。もちろん買い手が見つかれば売却は可能ではあります。しかし、取引場所を介さず株の買い手を見つけることは非常に難しく、実質自由な売買は困難と考えても良いでしょう。投資先の会社の業績が上がり、株価がアップしてもちょうど良いタイミングで売却できなければ大きな利益を逃してしまう可能性もあります。ただし、ファンディーノでこうした株式を売買できるコミュニティの整備を行う旨の発表もなされているので、今後株式売却のデメリットに関してはある程度解消されるかもしれません。

イグジット達成まで時間がかかる

ファンディーノでクラウドファウンディングを行うベンチャー企業は、これから新しく事業を展開していく企業です。そのため、投資した金額を上回るようなイグジットを達成するまである程度長く期間がかかる可能性が高いでしょう。投資を行ったあと、できる限りスピーディーにリターンを得たいと考えている人にとっては大きなデメリットと言えます。

登録のための審査が厳しい

ファンディーノで投資を行う場合、投資家の登録をする必要があります。ただし、登録後に審査があり、この審査をクリアしなければファンディーノでの投資を始めることはできません。そして、ファンディーノの審査は厳しいと言われています。この段落で紹介している通り、ファンディーノで投資を行う際は、イグジットだけでなくリスクにも意識を向けなければなりません。動かしにくい非上場株への投資だからこそ、株式売買や投資について一定の知識や経験のある投資家でなければ、ファンディーノを使いこなすことはできないでしょう。

そのため、ファンディーノではさまざまな審査基準を設定しています。例えば「1年以上の有価証券の売買等の投資経験がない方」「金融資産を300万円以上保有されてない方」「投資資金の性格が生活費・借入金・使途確定金等の方」などが挙げられます。審査通過の難しさはデメリットと言えますが、見方を変えれば、投資家を厳しく審査し、始めの段階でふるいにかけることで、利用開始後に大きな損失を受ける人を減らすよう考えられた仕組みとも言えるでしょう。

ファンディーノの評判を調査:やばい・怪しいの口コミは本当?

ファンディーノの評判・クチコミでまず多く見られるのは、少額から投資できる点への高評価です。数万~10万円ほどという手頃な金額で投資できるため、これまで足踏みしていた人にとって投資に挑戦するきっかけになっているようです。また、少額から投資できることにより、さまざまな企業に投資しやすいという点も評価されています。ファンディーノで資金調達をしている企業は非常に多く、それぞれの企業が自社の特徴やコンセプトを示しながら、新規事業の魅力をアピールしています。このプロジェクトの多様さにおもしろみを感じ、1人で複数のプロジェクトに投資しているというユーザーも少なくないようです。また、まだ発展途中のベンチャー企業を一緒に見守るという楽しさを評価する評判・クチコミも多く見られます。これから大きく成長しそうな企業を見つけ出し投資する、企業を育てる達成感を味わえるのもファンディーノならではです。

なお、ファンディーノの中には株が購入時より高く売れたり、上場企業になったり、イグジットを達成した企業もあるため、大きなリターンを期待できるという点も評判・クチコミでよく見られました。投資は投資先の業績によって、かけた費用の何倍もの利益を得られる可能性を秘めています。ファンディーノで初めて投資を行った先の企業がイグジットを達成したという評判・クチコミも見られました。このような実績や体験談から、ファンディーノのサービスにさらなる可能性を見出すユーザーが多いようです。また、ファンディーノには株主優待付の案件も多数あり、こちらもユーザーからの良い評判が目立ちます。株主優待など株主だけが受けられるサービスは、株主である特別感を味わえるとともに、商品・サービスをお得に利用できる点もポイントです。ファンディーノを利用する投資家たちの満足度の高さに繋がっていると言えるでしょう。

また、成約件数が多いことに注目する評判も見られました。ファンディーノではプロジェクトごとに定められた金額に達しない案件は全て不成約となりますが、成約金額を満たす案件が多いことが評価されています。人気の案件となると数分程度で目標金額に達し募集が終了するということもあるようです。ちなみに最速目標達成時間は1分54秒です。ただし、このような人気の高まりによって、プロジェクト案件への応募がしにくくなるのではと危惧する評判・クチコミなども。そのほか、投資家登録の審査の厳しさに関する評判なども見られました。登録の手続きが厳しいからこそ、安心してサービスを利用できるとも言えますが、手間や時間がかかることがユーザーにとっては少しネックになっているようです。なお、ファンディーノでは1人の投資家が複数のプロジェクトに出資しているケースがよくありますが、そうした自分の出資状況を一覧で確認できるようなページが欲しいなど、サービスへの要望的な評判・クチコミなども確認できます。総じて、悪い印象の評判はあまり見られず、プロジェクト案件のおもしろさや豊富さ、投資のしやすさなどへの高評価や、今後のサービスへの期待を寄せる評判などが多くあります。

ファンディーノはどんな人に向いているか

さまざまな特徴のあるファンディーノですが、どのような人に適しているサービスなのでしょうか。ファンディーノでの投資に向いている人を紹介します。

少額での投資を行いたい人

ファンディーノの大きな特徴はなんと言っても少額での投資が可能なことです。莫大な資金が手元になくても投資を始められるため、少ない元手で利益を得られる可能性があります。また、投資額が少額ということは、それだけもしもの損失額も低くなるということです。大きな金額を投資すれば、リターンが大きい分リスクも大きくなります。その点、ファンディーノは数万円からの投資が可能なので、リスクを抑えながら投資をすることができます。大きな金額の投資をするのが不安な人、少ない元手で投資を始めたい人などに適したサービスと言えるでしょう。ただし、ファンディーノの投資家登録の条件として設定されている最低限の資金額は用意する必要があります。

ベンチャー企業を応援したい人

先にも述べましたが、ファンディーノで資金調達を行っている企業はこれから新しい事業を始めようとしているベンチャー企業です。新規事業は全て順調に進むとは限りません。事業を進めていく途中で業績のアップダウンもあるかもしれません。商品・サービスがヒットしたり、業界で大きな注目を集めたりする可能性もあります。また、なかなか事業が軌道に乗らず苦しい思いをすることもあり得ます。そのようなベンチャー企業の歩みを、株主の1人として応援したいという人にもファンディーノのサービスは適しているでしょう。ベンチャー企業がイグジット達成は少なくとも年単位で見ていく必要があります。業績を伸ばしていこうと頑張るベンチャー企業を温かい目で見守ることができれば、イグジット達成までの期間も楽しめるでしょう。

リスクをしっかり理解した上で投資を進められる人

デメリットの段落でも述べましたが、ファンディーノでの投資にもリスクはつきまといます。新しいことにチャレンジする企業への投資なので、企業が事業をうまく展開できず、赤字や業績悪化、倒産などの事態に見舞われる可能性も低くはありません。少額の投資などで損失の規模を抑えることは可能ですが、損失が発生する可能性が高い投資だとも言えます。このようなリスクをしっかり理解した上で、投資を行える人にもファンディーノが適しているでしょう。なお、ファンディーノを利用するためには、これまでの投資経験に関する条件をクリアしている必要があります。投資家登録の審査基準をチェックし、自分が条件を満たしているか確認してみてください。

お得に投資したい人

ファンディーノでは投資が税制優遇の対象となる企業の案件も取り扱っており、投資先の選び方によって節税を行うことが可能です。そのため、お得に投資を行いたい人にも向いているサービスだと考えられます。なお、ファンディーノで投資を募っている企業の中には、株主優待を用意している企業もあります。優待の内容は企業によって異なりますが、商品・サービスの割引やプレゼントなどがポピュラーです。このような優待も投資をお得にするポイントと言えます。

ファンディーノのイグジット例とその評判

ファンディーノは株式投資型クラウドファウンディングサービスにおいて、唯一イグジット達成企業を出しているサービスです(2021年4月時点)。第1号のイグジット達成企業が登場したのは2019年7月、株式会社漢方生薬研究所です。こちらの企業の株は1株500円でしたが、買い付けの際750円まで株価が上がりました。元の1.5倍という利益を生み出したことは大きな話題となりました。また、2020年4月には株式会社nommocがイグジットを達成しています。1株50円の株が一部の買い手に1株75円で売れたため、1.5倍の利益が発生しています。

なお、投資を募っていた企業が飛躍的に成長した例もあります。ファンディーノでクラウドファウンディングを行っていた琉球アスティーダスポーツクラブ株式会社は、2021年3月に上場企業になりました。これは株式投資型クラウドファウンディングを利用した企業が上場した初めての事例です。このような上場企業へのステップアップも大きなイグジット達成と考えられます。

ファンディーノの始め方

それでは最後に、ファンディーノの始め方を紹介します。どのような手順を踏むのか、ステップを分けて見ていきましょう。

必要書類を用意する

まずは登録の前段階として、登録時に必要な本人確認書類を手元に用意しておきましょう。具体的には「運転免許証」「パスポート」「マイナンバーカード」「健康保険証被保険者証」「住民票」などです。本人確認書類として使用できるものは、ファンディーノの公式サイトで確認できるため、必ずチェックしておいてください。なお、ファンディーノの登録は無料で行えます。

新規登録ページでメールアドレスとパスワードを入力する

ファンディーノ公式サイトの「新規登録」のページから登録を開始します。登録ページは「投資家」と「事業者」で分かれているので、「投資家」の方を選び、メールアドレスとパスワードを入力し、利用規約を確認した上で登録ボタンを押します。

メール認証を行い重要事項を確認する

登録したメールアドレスにファンディーノからメールが届きます。開いて本文に記載されているURLにアクセスし、認証を完了させましょう。すると、今後の登録の流れが記載されたページが出てくるので内容を確認します。「確認及び同意事項へ」のボタンをクリックすると、「利用規約」や「FUNDINNO取引約款」など重要事項がまとめられたページが出てくるので、全てしっかり読みましょう。内容を理解したらチェックボックスにチェックを入れ、次の画面に進みます。

投資家適合審査・利用者情報などを入力する

「投資家適合性審査」として、利用者の情報を入力するページが現れます。主な収入源や年収、金融資産のほか、これまでの投資経験、投資目的などについても問われます。こちらは審査基準に大きく関わる部分です。さらに次のページでは、投資家情報として、氏名や住所、電話番号なども入力します。ここで入力する情報は、全て手元にある本人確認書類の内容と一致するかどうか必ず確認してください。そのほか、職業や勤務先会社名、業種など勤務先情報や、ファンディーノで使用する口座情報も入力が必要です。次のページでは各種届出の状況に関する確認があるので、それぞれ入力します。

本人確認書類を提出する

全ての入力が終わったら、本人確認書類の提出です。本人確認書類の提出の仕方は2通りです。1つはスマートフォンアプリを使った方法で、運転免許証の画像などとアプリで撮影した本人の写真をセットで提出します。もう1つはファンディーノが本人確認書類として提示している書類の中から2点の写しを提出するというものです。本人確認書類の提出まで完了したら、これまで入力した全ての事項の確認画面が現れます。内容を再度確認し、誤りがなければ登録は完了です。

審査結果が届く

登録してから審査完了まではおおよそ数日かかります。審査結果は登録したメールアドレスに届くのでファンディーノからメールが来たら内容を確認してください。

アクティベートコードを入力する

審査を通過した場合、ファンディーノからアクティベートコードが送られてきます(本人確認書類を郵送で提出している場合は、アクティベートコードも郵送で届きます)。ファンディーノにログインし、マイページでこのアクティベートコードを入力すれば、投資家登録は全て完了です。

ファンディーノを利用して少額投資を始めよう

少額からの株式投資が可能であること、さまざまなベンチャー企業の新規事業をサポートできることなど、ファンディーノには投資家の興味を引くポイントが豊富です。イグジット達成の実績もあり、今後も大きく期待できるサービスと言えます。ぜひこの記事を参考にしながら、公式サイトで実際に新規登録や口座開設を行い、気に入ったプロジェクトに投資してみてください。

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Text by NewSphere 編集部
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