男子生徒がスカート履いて抗議 女性差別を男の問題と捉えるジェネレーションZ

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◆許容のメッセージとしてのスカート
 性差別と規定への抗議から始まった男子のスカート着用運動は、ジェネレーションZならではの広がりを見せているように思える。1995年から2010年の間に生まれたジェネレーションZは、「誰もが自分自身でいられる」(ノン・プロフィット・プロ誌、1/2)ことと、それ故に「望むままに表現する自由を持つ」(同)ことを重視する世代である。つまり彼らにとって、自由とダイバーシティは人生に不可欠なものなのだ。

 実際、上述のカナダの男子学生ギヨームは、スカートを履くことで、マイノリティ嗜好者への理解も示したいと記している。「(この運動で)同時に認容のメッセージも伝えたい。スカートが履きたければ、男だってスカートを履いたらいいんだ」(『Nightlife.ca』10/6)。

 近年全世界で議題に上ることの多いLGBTを含む性差別問題は、まだまだ世間の色眼鏡から逃れられない面があるようだ。だが、ジェネレーションZ以降の世代が多数を占める時代がくれば、案外すんなりと次の段階へと移行するのかもしれない。少なくとも、スカートを履く男子学生らの運動は、そう思わせてくれる。

Text by 冠ゆき

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