ジェニファー・アニストン、数十年にわたる不眠症を語る いかに向き合っているのか

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 人気海外ドラマ『フレンズ』のレイチェル役を好演したジェニファー・アニストン。現在53歳の彼女は、30代のころから不眠症に悩まされていることを告白した。女優業にも支障が出るほどだったが、医療機関の受診と夜のリラックスの時間を作ることで改善している。

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◆眠りが苦痛に
 アニストンは米ピープル誌(4月15日)に対し、眠ろうとすることは長らくのあいだ苦痛だったと打ち明けている。まるで、海に突き出した板の上を歩かされる「板歩きの刑」のようにすら感じられたという。眠らなければと焦れば焦るほど眠れなくなる夜が続き、時計を見ては「もう何時間眠れていないのだろう」と落ち込んだ。「心配になればなるほど、ますます眠りにくくなるのです」と彼女は語る。

 若い頃からそのような傾向があったが、体力でカバーできていたため問題に気づかなかったのだという。米ヘルス・ライン誌(4月18日)に対し、「若い頃は眠らなくても、『あれ、調子がいいな』となるので、気づくのは難しいですね」「睡眠が2時間や3時間、4時間ほどでも、影響は感じられないです」と述べている。結局のところ30代で睡眠の短さに限界を感じ、「長年続いたうぬぼれ」に向き合う時が来た、と彼女は笑う。

◆頭がぼうっとし、セリフも覚えられず
 睡眠不足により、運動をするモチベーションが湧かず、キッチンに立つ意欲もなく、頭がぼうっとしてセリフも覚えられなかったとアニストンは振り返る。なぜこうした意欲が湧かないかを不思議に思ったが、のちに彼女は不眠症について学び、これらの症状が不眠症の典型的な悪影響であったことを知った。ある臨床心理学者はヘルス・ライン誌に対し、不眠は頭痛や疲労感、体調不良など、各種の体調不良を生じると説明している。

 不眠に悩んでいた彼女だが、眠りの問題は大したことではないと無意識に考え、医療機関の受診を先延ばしにしていたという。しかし、ここ数年で本格的な治療を受けてからは、医師に助けを求めることを「絶対に勧めたい」と考えるようになった。体内時計の修復は正しい食生活の基本にもなる、と彼女は強調する。

◆夜はリラックスの時間を
 医療機関の受診と並行して、アニストンは寝る前のルーティーンに取り組んでいる。寝る前にストレッチやヨガなどで心身をリラックスさせる時間を設け、スマホには触らないよう部屋の外に置いておくルールを作った。一方、睡眠には必ずしも良くないとわかっていながら辞められないのが、3匹の愛犬と眠ることだという。

 統計によると、女性の不眠症の割合は男性のほぼ2倍となっており、とくに中年の時期にリスクが高まるという。男性では、若者の不眠症のリスクが以前より増加傾向にある。ヘルス・ライン誌は、アニストンのようにナイト・ルーティーンを確立するよう勧めている。ヨガなどのほか、熱めの風呂に浸かったりレモン入りのホットドリンクを飲むなども効果的だという。

 ためらわず医療機関を受診すること、そして寝る前にはリラックスの時間を設けることで、不眠改善の可能性があるようだ。

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Text by 青葉やまと