最近よく眠れない? 世界が悩む「コロナ不眠」、原因と予防法

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 新型コロナウイルスとの闘いのなかで、私たちはこれまでにない新しいライフスタイルに挑戦している。リモートワークや外出の抑制などが一定の効果を見せるなか、新たな問題となっているのがその副作用とも言える「コロナ不眠」だ。ロックダウンのストレスなどにより、欧米ではいまや2人に1人が不眠を抱えているというデータがある。不眠が続いてしまう原因と、予防のためのヒントを探りたい。

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◆各地で増える「コロナ不眠」
 不眠に悩む人が増えている背景には、新しい生活様式がもたらした数々の変化があるようだ。不眠症の専門家であるアメリカのリサ・メダリー博士は、慣れないオンラインでの業務または授業によるストレス、巣ごもりによる運動不足、そして画面を注視する時間の増加によるブルーライトの影響を挙げている。パンデミックで生活スタイルが急激に変化したことで、心身は予想外のストレスを受けている。博士は米CBS系列のニュースチャンネルに対し、全米の人口の実に半数以上が、コロナ不眠を含む何らかの睡眠障害を抱えていると説明している。

 イギリスでも不眠は問題となっている。ケンブリッジ大学の関連機関の調査によると、入眠までに20分以上を要しているイギリス成人の割合は52%に達する。イギリスでは昨年末にロンドンを含む地域で厳格な外出制限が導入されるなど、複数回のロックダウンを実施してきた。英版コスモポリタン誌は、これまで慣れていたワークスタイルの変化を余儀なくされたことや、自由に外出できないこと、そして家族や友人などに会えないことが負担となり、体調に異変を来しがちなのだと述べる。日本ではイギリスほど厳しいロックダウンは実施されていないものの、ライフスタイルが大きく変化していることから、不眠に悩まされる人々はやはり増加していると考えられそうだ。

Text by 青葉やまと