中国軍、「コピーのコピー」で急速に近代化 陸軍重視の脱却ともない

Alert5 / Wikimedia Commons

・大規模爆風爆弾兵器「全ての爆弾の母」…アメリカ空軍が開発した大規模爆風爆弾兵器の中国版が開発中だと、今月、中国メディアが報じた。「The mother of all bombs(MOAB=全ての爆弾の母)」の異名を持つこの爆弾は、通常兵器としては史上最大の破壊力を持つとされ、米軍は2017年にアフガニスタンの洞窟地帯で実戦使用した。中国版はより小型軽量で、一般的な爆撃機で簡単に投下できるようになるという。

・地対艦ミサイル「グアム・キラー」…1月10日に米海軍が南シナ海にミサイル駆逐艦を派遣すると、中国国営メディアは、PLAが「中・大型艦を叩く力がある」というDF-26弾道ミサイルを展開したと報じた。2015年に北京で行われた軍事パレードでお披露目されたDF-26は、約5500kmの射程距離を持つ車載型の地対艦ミサイル。米海軍のグアム基地をも射程に収めることから、米専門家は「グアム・キラー」と呼ぶ。

・複座型J-20戦闘機…最新鋭J-20戦闘機の最初のバリエーションは、パイロットが2人乗り込む複座型だと中国メディアが報じている。2018年2月に空軍に配備済みとされ、戦闘爆撃機・電子戦機として運用されるという。

                                                                                                                 

・UFOのようなステルス・ドローン…今月初めの中国の航空ショーで、新型無人機「スカイホーク」が初飛行した。中国メディアは「UFO」、CNNは「米軍のB-2ステルス爆撃機を小型化したような形」と表現。ステルス性能、攻撃力、防御力のどれをとっても、従来のドローンよりも大幅に性能が向上しているという。

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Text by 内村 浩介