英でも発売、GRスープラ2.0L 現地メディアが目を見張った3.0Lとの違い

トヨタ自動車

◆出力ダウンも、必要十分なパワー
 トヨタ スープラ 2.0の最高出力は258ps、最大トルクは400N·mで、0キロから100キロまでの加速速度は5.2秒となる。3.0Lモデルはそれぞれ340ps、433N·m、4.3秒であるため、数字の上では若干見劣りするかもしれない。

 しかしオート・エクスプレス誌は、実際に試乗したところそのエンジンは6500rpmまでスムーズな伸びを見せるとし、「さらにパワーが欲しいと思うようなことは一切ないだろう」とコメントしている。

 2.0Lモデルでもう一つ見逃せないのが、価格の変化だ。イギリスで約5万3000ポンド(約800万円)からの設定だった3.0に対し、2.0はおよそ4万6000ポンド(約694万円)からとなる。オート・カー誌は、4万ポンド台のスポーツカーは現状であまり販売されていないと述べ、価格の空白地帯を埋めるモデルとしても歓迎している。

 日本ではさらに割安となり、エントリー・グレードのSZが500万円をわずかに切る価格で入手可能だ。

次は GRスープラ2021年型、米誌も驚きの大幅パワーアップ 20年型購入者は後悔?




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Text by 青葉やまと