英大学、牛肉の販売停止へ「温暖化対策のため」 ビーフハンバーガーなど消える

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 ロンドン大学を構成する教育機関の一つであるゴールドスミス・カレッジが、牛肉を使った商品をキャンパスで販売することを禁止すると発表した。気候変動を食い止めるための決断だが、正しい第一歩だと称賛する声もあれば、行き過ぎだという批判的意見もある。

◆革新的決断? 牛肉禁止で温暖化防止に貢献
 ゴールドスミス・カレッジは、著名なミュージシャンやデザイナーなどを輩出しているアートで名高い大学だ。BBCによれば、同大学は年間370万㎏の二酸化炭素を排出しているが、2025年までにカーボンニュートラル(二酸化炭素の排出と吸収を同量にすること)を目指している。牛肉製品禁止のほかにも、ペットボトルや使い捨てプラスチックカップに対する10ペンスの徴収、ソーラーパネルの増設、100%クリーンエネルギーからの電力調達、学内の菜園への投資などを行うと発表している。

                                                                                                                 

 新学長のフランシス・コーナー教授は、気候変動を止めるために組織が真剣に責任を負うべきという世界的な求めを無視するわけにはいかない、と述べる。教員、学生ともに迅速に二酸化炭素排出量削減に取り組み、ほかの組織とも協力していきたいとしている(BBC)。

Text by 山川 真智子