日本式「家計簿」が海外で脚光 「想像以上にお金貯まる」「家計に魔法」と驚きの声

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 家計簿といえば誰もが知るように、毎日の買い物を記録し、収支のバランスを把握するためのツールだ。本格的な家計簿をつけた経験はなくとも、子供の頃におこずかい帳を記録したことは誰にでもあるのではないだろうか。日本人にとって身近なこの家計簿が、貯蓄を成功させるためのテクニックとして海外で話題を集めている。

♦︎100年以上前、日本人が考案
 ライフスタイル誌『リファイナリー29』は家計簿について、日本初の女性ジャーナリストである羽仁もと子氏により1904年に考案されたシステムであると紹介している。当時は忙しい女性がお金のやり繰りをする助けになるようにと発案されたようだ。2017年には、ちばふみこ氏による記入式の書籍『Kakeibo: The Japanese Art of Budgeting & Saving Money』(直訳『家計簿〜予算管理と節約のための日本式の技〜』)が欧米で発売され、家庭での収支を記録する習慣が知られるようになった。

 家計簿のつけ方について情報誌『バッスル』(2019年2月13日)は、「比較的わかりやすい」「かなりシンプル」と述べ、取り組みやすさを強調している。具体的には月々の収入と支出を記録し、とくに支出についてどの分野にいくら使ったのかを把握する。これにより、支払いを抑えられそうな分野が明確となり、毎月の収支を改善できるという具合だ。また、月初めにおおまかな収支の計画を立て、月の終わりに達成度を振り返ることで、貯蓄目標にどれだけ近づいたかに自然と注意を払うことができる。

Text by 青葉やまと

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