(動画)はぐれイッカクを「養子」にしたシロイルカの群れ カナダ

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◆更年期障害のある動物
 種族的には近しいイッカククジラとベルーガだが、本来はどちらも北極圏付近で暮らす。ただ、棲み分けにより二者の間にもともと交流はないようだ。餌にする魚も異なる。それでも、どちらも社交的な生物であることに変わりはないようだ。

 一方で、北極圏に生息するイッカクが、かなり南下したセント・ローレンス沿岸で発見されたことに驚く科学者もいる。また、今年の夏にはハワイ沖でイルカとクジラのハイブリッド(混合種)も発見されたが(CBSニュース)、クジラやイルカの生態系に起こっている変化も気になるところだ。
 
 さらに、最近の研究では、ベルーガとイッカクには更年期障害があることがわかった。これまで人間以外で更年期障害が確認されたのは、ゴンドウクジラとシャチのみだった。

 人間との共通点の多いクジラ。姿形は多少違っても、本物の家族と一寸違わない家族愛を見せるこのベルーガとイッカクの群れに、我々人類も学ぶことは多々あるように思われる。

Text by モーゲンスタン陽子

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