人差し指と薬指でその人の運動能力がわかる 研究結果

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 人の運動能力の善し悪しを判断するとき、あなたならどこに着目するだろうか。筋肉の大きさ? 体格の良さ? それとも足の速さ? しかし実はこれら全てを見なくても、体のある一部分をみるだけで運動能力を簡単に判断できてしまうという。

◆人差し指と薬指の長さの比率で筋力がわかる
 運動能力は人差し指と薬指の長さを見比べるだけで分かる。この斬新なアイデアを見つけたのはノースダコタ大学で運動生理学と公共健康教育を教えるグラント・トムキンソン氏である。

                                                                                                                 

 同氏は米誌「ジャーナル・オブ・アーリー・ヒューマン・ディベロップメント」で「青年男子の示指環指比と筋力」という論文を発表した。示指環指比とは人差し指と薬指の長さの比率のことをいう。

 この論文によると、示指環指比が小さいほど、つまり人差し指に比して薬指が長いほど筋力が強いことがわかったという。

◆胎児期に生産されるテストステロンと薬指の長さの関係
 トムキンソン氏によると、人差し指と薬指の長さの比率は、テストステロンによって促される胎児の初期発育の間に決定される。そして胎児がテストステロンを生産すればするほど、薬指も長くなり、示指環指比も小さくなる。つまり薬指が長いということは、テストステロン値が豊富であることを示すものだということだ。

Text by Yota Ozawa

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