実在した黒人侍「弥助」奴隷から信長の家来になった数奇な人生 海外で映画化も

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◆『ブラックパンサー』主演俳優が弥助に?
 はるか遠いアフリカから渡来し、信長の最も信頼する家来の一人となった弥助。その知名度は、日本国内でさえ、コアな歴史ファンに知られている程度に留まる。しかし近年、この世界初の外国人武士のストーリーがにわかに脚光を浴びており、映像化されるようになってきた。

 現在、ハリウッドで実写映画の企画が進められており、すでにチャドウィック・ボーズマンが弥助役に決定している。ボーズマンは、マーベル世界の一角を成し黒人ヒーローが活躍するアクション作品『ブラックパンサー』で主演を務める人気俳優だ。

 主演決定を報じるハリウッド・レポーター誌は、1580年代に日本の戦国武将・織田信長に仕えたアフリカ出身の侍についてのストーリーであり、武士の身分を獲得したアフリカ人として唯一よく知られている人物だと伝えている。主演のボーズマンは、単なるアクション作品ではなく、文化や人々の交流を描いた映画になると述べており、出演にあたり高い意欲を見せている。

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Text by 青葉やまと

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