あの「プーチンカレンダー」、日本で人気なのはなぜ? 真の姿を知らないから?

Пресс-служба Президента Российской Федерации / Wikimedia Commons

 ロシアのプーチン大統領のカレンダーが、日本で大人気だという。実は「プーチンカレンダー」は毎年発売されており、これまでも各国で話題になってきたが、なぜか今年になり日本で火が付いた。買っていくのは若い女性たちということで、海外メディアは戸惑いつつもその理由を探している。

◆国内勢を押さえ首位に 裸のムキムキボディが熱い!
 サウスチャイナ・モーニングポスト紙(SCMP)は、週刊ポストの記事を紹介し、日本でプーチンカレンダーが大人気だと報じている。生活雑貨専門店「ロフト」では、俳優の田中圭とフィギュアスケーターの羽生結弦を押さえて売り上げ1位に。アマゾンなどのオンライン販売でも人気上昇中だという。しかも買っていくのは若い女性たちということで、なぜそんなことになっているのかは謎だとしている。

 実はプーチンカレンダーは、海外メディアにとっては季節の風物詩的存在で、その内容が毎年注目されてきた。プーチン氏に関する著書のあるアナリスト、フィオナ・ヒル氏とクリフォード・ギャディ氏によれば、プーチン氏の広報チームは、政治家プーチンの多様な側面を見せる努力をしてきたという。ただしすべてにおいて共通点があり、それは男らしさ、体力、そして頑健さだとしている。写真の中では、プーチン氏は行動する人を演じており、どのプーチンカレンダーでも毎年、そのマッチョなアスレティシズムが紹介されている(CNN)。

 CNNは、今年のカレンダーも例外ではないと述べる。アイスホッケー、川釣り、シュノーケリングをするプーチン氏の姿が収められており、特に裸の上半身を見せるのはいまやお約束だとしている。また、慈愛に満ちた国民の父という、優しいリーダーとしての側面もカレンダーには欠かせず、仔犬やヒョウの子を抱く姿、伝統的な衣装で馬にまたがる姿などが掲載されている。

Text by 山川 真智子