ホンダ オデッセイ北米版に4代目 「素晴らしいバンがさらに変身」現地メディア好感

♦︎進化は目に見えない部分にも
 デザイン面のブラッシュアップに加え、目に見えない部分での進化も頼もしい。より充実した安全装備を取り上げているのは米モーター・トレンド誌(3月10日)だ。以前は中位のEXグレード以上で搭載されていたEXホンダ・センシングは、今回からすべてのグレードに標準装備となった。同誌は「このシステムの動作がいかに優れているかを考えれば、これは意義のある追加事項だ」と歓迎している。車体内外のデザインの変更に加えてこうした改良を施したことで、同誌は新型オデッセイについて「すでに素晴らしいバンが変身を遂げた」と賞賛する。

 ソフト面での改良についてはこのほか、Cネットが各種運転支援システムの進化に触れている。クルーズ・コントロールは低速走行時にも前の車両に追随するよう機能を拡張し、さらに車線逸脱防止システムと歩行者検知ブレーキが導入された。細やかな気配りとして、新機能の後席リマインダー・システムも目を引く。上位グレードに搭載のキャビンウォッチ・カメラと連動して後部座席の映像を映し出すことで、うっかり子供を車内に取り残したり荷物を置き忘れたりしないよう注意喚起してくれるしくみだ。

♦︎発売は今年後半
 今回のマイナーチェンジではパワートレインに変更はなく、3.5L V6エンジンと10速ATを引き続き搭載する。近年のホンダのミニバンにはオプションでAWDに対応する車種も出ているが、本車種は2WDのみの選択肢となる。

 本モデルは今年4月のニューヨーク・モーターショーで発表される予定だったが、新型コロナウイルスの影響によりショー自体が8月開催へと延期になっていた。新型北米版オデッセイは今年後半の発売を予定している。

Text by 青葉やまと

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