ホンダ オデッセイ北米版に4代目 「素晴らしいバンがさらに変身」現地メディア好感

 ホンダのアメリカ部門は今月、4代目となる北米版新型オデッセイを発表した。デザインの変化で新鮮味を持たせたほか、安全装備と運転支援システムも拡充するなど、バランスの良いアップデートといった印象だ。ミニバン界に欠かせない存在となっているオデッセイのブラッシュアップに対し、現地の反応は良好だ。

♦︎ミニバンのスタンダード、着実な進化遂げる
 北米版オデッセイは国内モデルとは源流が異なり、かつてホンダが販売していた上級価格帯のミニバン「ラグレイト」を継承したものとなる。近年ではSUV人気に押され気味なミニバン市場だが、オデッセイはこのセグメントで一目置かれる存在であり続けている。米CBSの系列企業が運営する技術誌『Cネット』(3月11日)は「ホンダ オデッセイはこの非常に機能的なカテゴリにおいて、いまだに私たちのイチオシだ」と述べ、新型にはさらに数々の改良が施されると紹介している。

 具体的な改良点は、米カー&ドライバー誌(3月9日)が詳しく伝えている。エクステリアではシビックとアコードに似たLEDヘッドライトを導入したほか、フロントグリルをクロームと艶消しブラックによるデザインに改め、バンパー下部の形状も刷新した。最上位「エリート」モデルの19インチホイールには、専用のデザインを用意する。インテリアでは、エリートにおいてレザーシートの縫製にシート色とのコントラストを効かせ、さらに上品な空間を演出する。そのほかのグレードでもフロアマットのデザインを変更したほか、クライメイトコントロールに改良を加えた。同じミニバンのカテゴリでは、ライバルのクライスラー パシフィカやトヨタ シエナなどが続々と新型を発表している。カー&ドライバー誌は、今回のアップデートはオデッセイにとって、このような「ごく近い距離にいるライバル勢に追いつく助けになる」ものと評価している。

Text by 青葉やまと

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