「最も完成されたトヨタの小型車」ヴィッツ改めヤリス、英専門誌が試乗レビュー

 国内では1999年から親しまれてきたトヨタ ヴィッツが2月10日、4代目へとフルモデルチェンジを遂げた。海外での販売名に合わせる形で、新たにヤリスの名が与えられている。海外では今年9月発売となるが、事前にプロトタイプを評価した海外誌は、手頃な価格と高い完成度に納得の表情だ。

♦︎低価格維持でもクオリティはアップ
 トヨタ ヤリスは手に入れやすい価格を維持しながら、走行感に改良を加えている。英オート・エクスプレス誌(2月10日)は、「これは今後長きにわたって最も完成されたトヨタの小型車になると、すでに言ってしまって間違いない」と述べ、路上での新型の安定性を同誌は高く評価している。これまでも欧州で売れるトヨタ車のほぼ4台に1台がヤリスという人気ぶりだったが、新型はその後継にふさわしい完成度だと言えよう。

 ハイブリッドモデルの優れた燃費に注目する英オート・カー誌(2月10日)は、「少なくとも都市部において、エンジンはそれほど長い時間稼働するわけではない」「むしろトヨタは、(新型)ヤリスは80%の時間は電気で駆動するとしており、これは完全に信ぴょう性がありそうだ」と述べている。試乗中の燃費は市街地を含めて26.1キロ/Lと良好だったという。曲がり道での俊敏性を向上した点も考慮すると、「この経済性はとりわけ印象的だ」と記事は述べている。さらに、エンジンが始動する瞬間はステアリングホイール越しにわずかな振動を感じるが、それ以外には「動力源の切り替えはまったく気づくことがない」と静音性にも優れているという。

Text by 青葉やまと

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