「全米で最高の中型セダン」ホンダ アコード 新型、販売中のアメリカで高評価

2020年式Honda Accord Sport 2.0T|本田技研工業

 ランキングの二点目は、自動車リサーチ企業エドモンズによるもので、中型セダン部門で首位に選出された。パワフルなエンジン、燃費の良さ、ゆとりあるインテリアと上質なマテリアルなどが受賞の決め手となっている。日本では久方ぶりのフルモデルチェンジとなる新型アコードだが、北米では2017年10月からすでに登場している。同社は発売の瞬間を振り返り、「ホンダのミッドサイズ・セダンにもう一度惚れさせてくれた」と述べている。北米の消費者にとっては2018年モデルから顕著な改良がないことになるが、それでもランキングの首位に挙がっており、現行型の他社種と比べて依然アドバンテージは維持できている模様だ。

♦︎新プラットフォームで登場
 新型アコードは新たに設計されたプラットフォームを採用し、より軽量かつ剛性の高いボディを追求する。ハイブリッドシステムにはモーターを2基投入しており、これによりスムーズな乗り心地と素早い加速を実現した。安全装置として「ホンダセンシング」を装備するほか、インフォテイメントに8インチの大型画面を備えるなど、先端のテクノロジーを導入する。ホンダによると新型アコードは2020年2月に日本登場予定となっており、現在予約を受け付けている。

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Text by 青葉やまと