「長!!」あのテーブルの再登場に沸くSNS 国連総長・プーチン大統領会談

Vladimir Astapkovich, Sputnik, Kremlin Pool Photo via AP

◆マクロン氏との対談がきっかけ 突如スポットライトを浴びる
 テーブルが注目されたきっかけは、プーチン氏とフランスのマクロン大統領との会談だ。長テーブルの両端に座る2人の姿の異様さが画像や映像で拡散し、さまざまなミームが登場した。


 マクロン氏以外にも、プーチン氏はドイツのショルツ首相、ハンガリーのオルバン首相、イランのライースィー大統領などと長テーブルでの会談を行っている。長テーブル使用の理由は、プーチン氏がコロナ感染を恐れているからと報じられることが多い。ちなみにマクロン氏はロシアでのコロナ検査を拒否したといわれている。

 米シンクタンク、現代ロシア研究所のオルガ・クヴォストゥノワ氏は、通常国家指導者はこういった扱いに慣れておらず、相手を狼狽させるパワープレーとしての狙いがプーチン氏にあるのではないかとインデペンデント紙に話している。

 プーチン氏の子分とも言われるベラルーシのルカシェンコ大統領や、ショイグ国防相などは、逆に近すぎるぐらいの距離で面会しており、こちらも話題になっている。

◆お帰りなさい! 復活で話題沸騰
 グテーレス事務総長との会談の写真が公開された後、長テーブル復活を楽しむ投稿でソーシャルメディアは賑わっている。



 インディアン・エクスプレス紙で紹介されたツイッターのコメントには、「こんなに遠くてどうやって話すの? ブルートゥース?」「鉄道模型のベースとしては少なくとも横幅180センチは欲しい」「ズームミーティングでよし」などがあった。

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Text by 山川 真智子