あのプーチン・カレンダーに異変!? 2020年版で姿を消したお約束ショット……

Frederic Legrand - COMEO / Shutterstock.com

 ロシアのプーチン大統領のさまざまな写真で構成された、毎年恒例の「プーチン・カレンダー」が発表された。政権のプロパガンダに使用されているが、海外では半分ジョークとも受け止められ、毎年その内容が話題になっている。これまではプーチン大統領のマッチョなイメージが前面に押し出されていたが、今年の方向性はずいぶん変わったようだ。

◆男らしさから政治家らしさへ、大幅路線変更
 CNNは、これまで「プーチン・カレンダー」は、行動するマッチョマンというプーチン氏のイメージを見せる機会だったと解説する。上半身裸でムキムキの胸を強調した写真や、精力的な屋外活動の写真などがフィーチャーされてきた。

 ところが、2020年版のトーンは明らかにこれまでと異なり、国際的政治家としてのプーチン氏のイメージが強調されている。今回は毎年のお楽しみだった裸の写真は採用されず、スーツとネクタイ姿で各国首脳と収まった写真がメインだ。米トランプ大統領、独メルケル首相のみならず、エジプト大統領、サウジアラビア王子などとの写真もあり、プーチン氏の外交的成功が謳われている。

 ワシントン・ポスト紙(WP)は、カレンダーは政権によるイメージ作りの一環だと述べ、最新のカレンダーではロシアのリーダーとしてだけではなく、世界的に影響力を持つ存在としてのプーチン氏が描かれていると述べている。

Text by 山川 真智子

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