観光客が乗るヘリが墜落 民家に激突するもケガ人なし

画像はイメージ(Flicker/ Clint Vigil

コロンビアのメデジン市内で、観光用のヘリコプターが民家に墜落する事故が発生しました。

観光用ヘリコプターが墜落して民家に激突

NEW YORK POSTがInstagramで公開した動画には、建物の上を旋回しながら、不安定に飛行しているヘリコプターが映っています。

やがて機体は民家に激突。

尾翼を上にして、ぶら下がってしまいました。

ヘリコプターには乗客とパイロット合わせて6人が乗っており、すぐ近くの電柱に捕まりながら脱出したといいます。

幸いにも全員命に別状はなく、負傷者もいなかったということです。

同メディアによると、事故が起きる前に機体のエンジンが減速したと伝えられており、その後完全に停止。

パイロットは制御不能になってしまいました。

乗っていた客の1人は「ヘリコプターの事故に遭っちゃった。高い所で身動きが取れなくて怖いけれど、愛しているよ」と家族に電話し、助けを求めていたそうです。

この事故を受け、同市のフィコ・グティエレス市長はX(旧・ツイッター)で声明を発表し、「全員無事であることに安堵しています」と述べました。

動画を見た人々からも「九死に一生を得るとはこのこと」「手に汗握る映像」「これで負傷者がいなかったのは奇跡」「ヘリコプターが今にも落ちそうで怖い」といったコメントが相次ぎ、世間に衝撃を与えたようです。

Text by 春野 なつ