きっかけは『バック・トゥー・ザ・フューチャーⅡ』 空飛ぶ車、試験飛行に前進

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アメリカ・カリフォルニア州にある『アレフ・エアロノーティクス』社が開発していた、空飛ぶ電気自動車「モデルA」。

FOX BUSINESS』などがこのたび、連邦航空局(FAA)より同商品が特別耐空証明を取得したことを伝えました。

今回の取得を受け、正式に道路および空中でテストを行うことができるようになり、完全に充電した状態で約322キロの道路を、約177キロの空中を走行可能に。

道路での走行から垂直に飛び上がれるほか、空中では自由自在に方向転換し、障害物を乗り越えての移動もできるようになります。

同社は「渋滞を避けつつ、180度に広がる景色と運転を楽しんでほしい」と宣伝し、事前予約を開始しました。

車は2人乗りで、気になるお値段はなんと30万ドル(日本円にして約4,300万円)だそうです。

同社ウェブサイトによると、開発のきっかけは人気映画『バック・トゥー・ザ・フューチャーⅡ』。

2015年、同社のCEOであるジミー・デュコフニー氏と友人ら4人が、映画の主人公マーティ・マクフライが空飛ぶ車を運転したのと同じ年であることに気が付いたそうです。

4人はカフェに集まり、紙ナプキンにイメージを描くなど、計画や構造を話し合ったといい、8年の歳月をかけて着手してきました。

デュコフニー氏は「飛行機にとっては小さな一歩ですが、自動車にとっては大きな一歩。FAAからこの認証を取得できてうれしく思っている」と明かしています。

まるで少年4人組が、夢を実現させたかのような素敵なストーリー。

購入者からの実際に運転してみたレポートが、今から楽しみですね。

Text by 春野 なつ