「サイコパス」はどういう人なのか? 魅力的に見え、特定の職業で活躍も

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 米サイコロジー・トゥデイ誌によると、このような精神病質を持つ人々は文化圏や民族を問わず一定の割合で存在し、平均的には男性のおよそ1%、女性の0.3〜0.7%が該当すると言われている。

◆サイコパシーの特徴とは
  ASPDの特徴についてヘルス・ライン誌は、「社会的に無責任な行動をとる」「善悪の区別がつかない」「他人を傷つける」「表面的には魅力に満ちている」などと説明している。

 また、サイコパシーの有無を診断するテストが1970年代にカナダで開発されている。これは20項目からなるもので、各項目を0(当てはまらない)から2(完全に当てはまる)までの3段階で回答する。40点中30点以上となると、サイコパシーだと判定される。

 米サイコロジー・トゥデイ誌によると、改訂版となる「ヘア・サイコパシーチェックリスト改訂版(PCL-R)」では、次のような特性をチェックするように作られている。正確な判定を受けるためには精神科医による診断が必要だが、サイコパスとされる人々の特徴を理解するうえでもこのリストは参考になりそうだ。

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Text by 青葉やまと