トランプ氏、支持者に「2度投票」勧める 郵便投票後に投票所でも

Matt Born / The Star-News via AP

◆バー司法長官「2度投票が違法か知らない」
 トランプ大統領の発言を受け、ウィリアム・バー司法長官はCNNのインタビューで、「彼(トランプ氏)が正確に何を言ったのかは知らないが、私にはこの(郵便投票の)システムが良くないことを監視する能力を強調しようとしているように聞こえる」「もしシステムがよいなら、2度目に直接投票した際に捕まることになる」と主張(ということは、トランプ氏の言う通り2度投票した人は逮捕されることになってしまう)。   

 またバー司法長官はトランプ氏の「2度投票する」という部分については「特定の(この場合はノースカロライナ)州の選挙法については知らない」と発言。アメリカで2度投票するのはどの州でも違法というシンプルなルールを知らない有権者はまずおらず、もちろん司法長官であるバー氏が知らないはずはない。

 支持者に2度投票を勧めるトランプ氏の真意は定かではないが、自分が負けた場合に備えて、郵便投票だけでなく、今年の大統領選自体に不正があったことを後で主張するための伏線を張っている可能性もある。大統領選までの今後2ヶ月間、まだ驚くような新展開が繰り広げられることはまず間違いなさそうだ。

Text by 川島 実佳

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