ダンス動画に偽ヌード写真 米民主若手に保守派が嫌がらせ 逆に人気アップ

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 米連邦議会上下両院の新会期が今年1月3日に始まった。民主党が過半数を握った昨年の下院中間選挙で当選し、初めて登院した多くの新人下院議員の一人に、ニューヨーク州選出のアレキサンドリア・オカシオ・コルテス氏(28)がいる。社会主義派の同氏は、ソーシャルメディアやテレビを通した数々の進歩的発言でたちまちアメリカ政界の風雲児的存在となり、いまや恩師ともいえる無所属の社会主義派バーニー・サンダース上院議員より人気が高くなった感もある。恐れを知らず、率直な発言を続けるオカシオ・コルテス氏に、保守的な右派は戦々恐々としており、同氏の足を引っ張ることに躍起になっているようだ。
 
◆右派がダンスビデオをツイッターに投稿も……
 そんな年明けの1月2日、オカシオ・コルテス氏の大学時代の動画がツイッターに投稿された。USAトゥデイの報道によると、匿名右派アカウントの所有者(アカウント削除済み)がこの動画を「発掘」し、同氏に恥をかかせるために投稿したらしい。

 しかし「問題」の動画は、当時19歳のオカシオ・コルテス氏が仲間たちと楽しそうに踊っているというもので、若さと躍動感に満ちた内容だった。ツイッターには、「(オカシオ・コルテス氏の)ビデオを観続けても、問題が見つからない……彼女は……楽しんでいる? 友達がいる? 音楽が好き?」「アレキサンドリア・オカシオ・コルテスの新しい動画が現れた。彼女は……とても素敵だ」というコメントが多数寄せられ、「彼女をもっと好きになった」と言う人もいた。

 当の本人は4日、ツイッターでこの件について、「GOP(共和党)は女性がダンスすることをスキャンダラスだと思っているらしい。女性議員もダンスすると聞いたらどう反応するのか楽しみだ」とダンスをしている動画を投稿し、右派をからかった。

                                                                                                                 
Text by 相馬佳