及第点? 安倍首相の6年間の経済政策、海外メディアの評価は

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9月20日の自民党総裁選で、安倍首相の再選が決まった。2021年まで首相を務めることが可能となり、歴代最長政権となりそうだ。海外メディアはこれまでの安倍政権の業績を採点し、政権が今後乗り越えるべき課題を提示している。

◆アベノミクス効果あり 海外からは合格判定
 ロイターは、9月上旬に29名のエコノミストに100点満点で安倍首相を評価させている。平均は58点で、ほとんどが50~70点の間に収まった。これは失敗よりは前進したという評価で、まずまずの出来という印象だ。安倍首相の3つの成功分野を上げよという問いには、15人が「女性の就労奨励」、12人が「外国人労働者の受け入れ」、11人が「経済連携の促進」を上げた。

                                                                                                                 

 ブルームバーグは、安倍首相のアベノミクスを通じ経済は成長し、失業率もこの25年で最低となり、賃金も上昇し始めたと述べる。アメリカ脱退後のTPPを救い、EUとの自由貿易協定も締結した。労働市場改革によって女性と外国人で労働力不足を補い、企業統治改革で株式のリターンも改善され始めたとしている。スキャンダルで人気は下がったものの、経済についてそれなりの成果は収めたとの見方だ。

Text by 山川 真智子

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