励まし合い、クルーに感謝……隔離クルーズ船から発信する乗客たち

Jae C. Hong / AP Photo

 新型コロナウイルスに感染していた乗客がいたため、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」の乗客が横浜港で船内隔離されている。小さな部屋に閉じ込められ、周りの乗客との接触もできない彼らが、ソーシャルメディアで互いに励まし合い、内外に情報発信をしている。

◆孤独のなかのつながり ネットで励ましあう乗客
 ダイヤモンド・プリンセス号の乗客は、ウイルスの拡散を防ぐため互いに会って話すことができず、ほとんどの乗客は部屋に閉じこもらざるを得ない状況だ。現在ネットをする、テレビを見る、配られたクロスワードパズルやスウドク、トランプをするぐらいしか暇つぶしがないという。AFPによれば、テレビのエンターテインメントが増強されたが、飽きたという意見も聞かれるそうだ。バルコニーのない客室もあるため、閉塞感も高まり、最近では条件つきでデッキに出ることも認められた。

 孤独に打ち勝ち情報共有をするため、乗客がWhatsAppやフェイスブックでグループを作っているという。2人のオーストラリア人乗客が始めたプライベートフェイスブックグループには、現在100人ほどが参加している。WhatsAppのグループに参加している乗客の一人は、グループはとてもポジティブでサポートも得られ、非常に助かっていると話している。20人ほどいる台湾人乗客などには、独自のグループがあるということだ(NPR)。

Text by 山川 真智子

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