世界一“ダサい”クルマ・トップ20 2位はあの日本車

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美しさの基準は人それぞれで、クルマのデザインの評価も個人の好みに大きく左右される。それでも技術、機能、スタイルが見事に融合し、芸術ともいえるようなクルマがある一方、多くの人に、なんだかカッコ悪いと思わせるクルマがあることも事実だ。今回はアメリカのランキングサイト、ランカーから「世界で最もダサい車」トップ20を紹介する。

◆20位:トヨタ プリウス

1997年にトヨタ自動車が世界に先駆けて発売したハイブリッドカーがプリウスだ。2001年には米国でも発売され、環境問題に関心の高いセレブリティたちが次々にマイカーとして選んだことから注目を浴びた。外観がイマイチという巷の声もあるが、レオナルド・ディカプリオやライアン・ゴズリングが乗ると、不自然に大きなリアのデザインなんて気にならなくなるから不思議だ。

◆19位:ルノー トゥインゴ

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フランスの自動車メーカー、ルノーのトゥインゴは現在3代目。だが、生産終了になり、2024年から量産化を目指しているルノー5(サンク)をベースにした新型車が跡を継ぐのではないかと言う声もある。すでに英国向けは2019年に販売中止の発表があり、日本市場では2022年2月にトゥインゴSのMT車が生産を終了する。トゥインゴの初代は1993年にデビュー。不格好なボディだが、運転すると満足度が高いというレビューが多い。つまり「花より団子」ということか。

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Text by 西尾裕美