世界一“ダサい”クルマ・トップ20 2位はあの日本車

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◆18位:オールズモビル カトラス シエラ ワゴン1987年型

オールズモビルのカトラス・シエラは、1982年に2ドアクーペとしてデビュー。その後、4ドアセダンの生産が始まり、1984年にはステーションワゴンがラインナップに加わった。ワゴン系の車にスタイリッシュな側面を求めるのはやや酷な話だが、1987年のカトラス・シエラ ワゴンがダサいと言われるゆえんは、その木目調のトリム。木目調がアンティークな装いとなる車もあるが、カトラス・シエラの場合は残念な結果に終わったようだ。

◆17位:フォード コントゥア

フォードが1994年から2000年まで生産していた4ドアセダンがコントゥアだ。楕円形のデザインが魅力的でないと言われる理由で、当時はヘッドライト、グリル、テールランプまでディテールにも楕円形のデザインを採用。この斬新なデザインが失敗だったことは総販売台数が1万1500台未満だったという数字からも明らかだ。しかし、クルマ好きの間では「運転が楽しくなる車」と言われ、歴史上最高のスポーツセダンの一つとみなされている。

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Text by 西尾裕美