日本トップ5入り 世界で最も文化的影響力のある国ランキング

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◆14位 アラブ首長国連邦(UAE)

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アラブ首長国連邦は、1969年から石油輸出を開始し経済が急成長。アラブ諸国で最も競争力のある経済国だが、宗教的な関係もあり政治は保守的。商業などの中心はアブダビとドバイで、アブダビにはイスラム教のモスク、キリスト教の教会、ユダヤ教のシナゴーグの3つを1ヶ所に集めた宗教施設「アブラハム・ファミリー・ハウス」を建設中。2022年内のオープンを目指している。完成すれば、聖地をめぐって対立を繰り返す3つの宗教が共存する、究極の宗教施設となる予定だ。また、超高層ビルが立ち並ぶドバイは、世界最大のビルであるブルジュ・ハリファを有する。

◆13位 スウェーデン

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人権、公共サービス、持続可能性への取り組みにより、国際問題においてリーダーの地位を確立するスウェーデン。資本主義的でありながら、公共サービスへの支出比率が高いことで知られている。医療、大学教育は無料。ゴミはほとんどすべてがリサイクルされているという。環境問題への取り組みで有名なグレタ・トゥーンベリもスウェーデン出身だ。近年、スウェーデンの知名度と人気に貢献しているのは家具量販店イケアの国際的進出だろう。根強い人気を誇る北欧家具に加え、店内のフードコートで提供されるスウェーデン・ミートボールなどで、その食文化に触れるきっかけを消費者に与えている。

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Text by 西尾裕美