「一言が、愛になる。」大切な人を想う気持ちを伝えよう

 日本には年に一度、大切な人を想う気持ちを伝える素敵な機会がある。

 その機会は年始の年賀状だ。上掲の動画で描かれているように、

思春期の中学生の男の子と女の子がお互いの受験合格を想って「念を送る」

字を覚えたての娘が単身赴任をしているお父さんに「おともだちできた?」と尋ねる

都会で一人暮らしをする就活中の子に田舎の父が「まあ、楽しめ」と温かく見守る

といった「たった一言」に相手を大切に想う気持ちが表れている。

 年賀状は旧友や親戚、仕事先など、頻繁に連絡を取り合わない人の近況を知るいい機会でもあるが、動画のようにいつも秘めていた想いを伝えるいい切っ掛けになる大切な習慣でもある。

 年賀状の歴史は古く、実は平安時代に起源があるようだ。現存する日本最古の年賀状は、平安時代に学者の藤原明衡が書き残した正月の文例「春の始めの御悦び、貴方に向かってまず祝い申し候」だといわれている。

 年始に大切な人に想いを伝える習慣は、日本の長い歴史とともに育まれてきた。そんな歴史に想いを馳せて、年賀状に大切な人を想う気持ちを乗せて送ってみてはいかがだろう。

 動画の最後に現れる言葉が「一言が、愛になる。」だ。その言葉の通り、年賀状の一言があなたの大切な人を想う気持ちを伝えてくれるはずだ。

提供:日本郵便株式会社

Text by NewSphere 編集部