寝る姿勢で性格がわかる? 丸まり型は繊細、大の字は……

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眠っているあいだの体勢には、その人が求めている快適さや安心感などが無意識に表れている。眠り方のバリエーションはさまざまで、よく耳にする仰向けやうつぶせから、スカイダイビングや星座観察と呼ばれるユニークなものまで存在する。姿勢から見える性格分析について、イギリスの専門家たちが解説している。

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◆仰向けの人は真面目で家族思い?
まずは背中をピッタリと布団かベッドにくっつけ、仰向けで寝る人の性格を見てみよう。イギリスの寝具販売サイト『BedSOS』は、心理療法士のニック・デイビス氏と提携して解説している。それによると、仰向きかつまるで直立のようなきっちりとした体勢で眠る人は、実直な性格の持ち主であるようだ。隠し事をせず、腹を割ったストレートなコミュニケーションを好む。反面、婉曲な言い回しをしない分だけ、失礼な人だと誤解を受けてしまうことがあるかもしれない。

同じ仰向けでも、腕の位置で性格はかなり違ってくるようだ。両手を頭の下かお腹の上で組むスタイルだと、ものごとをポジティブに捉える楽天家である可能性が高い。リネン製造の英クリスティー社によると、このような姿勢で眠る人は同時に家族や友人思いで、助けになるための労を惜しまないとも紹介している。まるで星座観察をしているかのようなこの姿勢は、そのまま「スターゲイザー(星を見つめる人)」というニックネームで親しまれている。

仰向けのもう一つの代表例が大の字だが、この姿勢への評価は分かれている。BedSOSは、パートナーとベッドを共有していてもこのような体勢を取る人は、自分勝手でナルシストの可能性があると警告する。ただ、一人で眠る際には問題ないようだ。クリスティー社は、誰かの役に立ちたいが注目されるのは苦手だという慎ましい性格の表れだとしている。両手両足を無造作に放り出したその見た目のごとく、のんきで臨機応変なこともこのような人々の長所だ。

Text by 青葉やまと