『グーニーズ』キャストの現在は?亡くなってしまったキャストも紹介

『グーニーズ』キャストの現在は?亡くなってしまったキャストも紹介

William Downs Photography/ Shutterstock.com

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スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮をつとめ、リチャード・ドナーが監督した『グーニーズ』は、公開から約40年が経った今もなお愛され続けている。ファンの中には、『グーニーズ』に出演していたキャストたちのその後が気になっている人も多いのではないだろうか。

本記事では『グーニーズ』の子役キャストの現在と、亡くなってしまったキャストを紹介する。

『グーニーズ』子役キャストの現在

『グーニーズ』子役キャストの現在

Fer Gregory/ Shutterstock.com

1985年に公開された『グーニーズ』には、多くの子役キャストが出演した。子役キャストたちの何人かは、今もなお現役の俳優として活躍しており、近年のビッグタイトルにも出演している。また、俳優業ではない新しい人生を歩んでいるキャストもいる。

ここでは、そんな子役キャストたちの現在を紹介する。

マイキー役/ショーン・アスティン

マイキー役を演じたショーン・アスティンは、80年代から90年代にかけて、青春映画で活躍した。安定した演技力が評価され、映画『ロード・オブ・ザ・リング』のサム役や、テレビドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』シーズン2のボブ・ニュービー役など、大作や話題作で重要な役を演じている。

映画・テレビを問わず活躍できる柔軟さも評価されており、近年は、Netflix製作のドラマ『ニックのいたずら』や映画『iMordecai(原題)』などにも出演した。

データ役/キー・ホイ・クァン

データ役を演じたキー・ホイ・クァンは、『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』などの有名作にも子役として出演した。『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』で、スタントマンであり俳優でもあるフィリップ・タンからテコンドーを習い、格闘技に対する関心を深めたのは彼のキャリアで重要な転機である。

その後、裏方としてキャリアを積み、映画『X-メン』や『ザ・ワン』などに、スタントコーディネーターとして関わった。近年は俳優業に復帰し、Netflixの映画『オハナ』にも出演していた。

さらに、2022年に製作されたアクション・エンターテイメント『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』で再びブレイクし、アカデミー助演男優賞を受賞した。2024年公開予定のSFアドベンチャー映画『エレクトリック・ステイト』にも出演予定と、今後のますますの活躍が注目されている。

チャンク役/ジェフ・コーエン

チャンク役を演じたジェフ・コーエンは『ファミリー・タイズ』など、テレビを中心に活躍した。『グーニーズ』の監督でもあるリチャード・ドナーから、映画やドラマ業界の外にも世界はあると聞き、高校卒業後はロースクールに進学した。2002年に弁護士となり、執筆活動にも励んでいる。

俳優業は行っていないが、『グーニーズ』で共演したキー・ホイ・クァンが『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』に出演する際の契約交渉にも協力するなど、近年のビッグタイトルの裏でもひそかに活躍していた。

マウス役/コリー・フェルドマン

マウス役を演じたコリー・フェルドマンはその後『スタンド・バイ・ミー』にも出演し、1980年代を代表する子役として高い評価を受けた。しかし、薬物依存に苦しみ、1990年代以降は第一線から退いていた。

近年は、低予算映画や、ドキュメンタリーなどで活躍することが多く、スラッシャー映画『13 Fanboy(原題)』などにも出演している。著作『Coreyography』では、ハリウッドでしばしば起こっているとされる児童の性的な虐待について、自身の経験も交えながら告発した。

ブランド役/ジョシュ・ブローリン

ブランド役を演じたジョシュ・ブローリンは、キャリアが伸び悩んだ時期はあるものの、多くの映画やドラマに出演している。2008年公開の『ミルク』ではアカデミー賞助演男優賞にノミネートされ、演技力が高く評価された。

その後も硬派な役を中心に活躍し、近年では映画『アベンジャーズ』シリーズにおける最強の悪役サノスを演じたほか、『デッドプール2』や『 DUNE/デューン 砂の惑星』などの話題作にも出演している。

アンディ役/ケリー・グリーン

アンディ役を演じたケリー・グリーンは、『クレイジー・ファミリー/太陽がめいっぱい』『ルーカスの初恋メモリー』などに出演し、子役・モデルとして活躍した。演技力やコメディエンヌとしてのセンスは高く評価されている。

活躍の場は俳優業だけにとどまらず、自ら制作会社を作り、『Bellyfruit』という作品では監督もつとめた。現在はニューヨークで暮らし、ゲスト出演などをするほかは、積極的な俳優活動はしていない。不定期ではあるが、Podcastの発信を行っている。

ステフ役/マーサ・プリンプトン

ステフ役を演じたマーサ・プリンプトンは、その後『バックマン家の人々』などに出演し、10代の少女をリアルに演じて高い評価を獲得した。大人になってからの活躍も目覚ましく、舞台ではトニー賞に3度ノミネートされ、トニー賞の次に権威があるオビー賞を受賞している。

現在も映画やドラマ、舞台など多くの作品で活躍し、『アナと雪の女王2』ではイエレナ役の声を演じた。俳優業のほかにも、女性の権利について積極的に発言するなど幅広く活動している。

『グーニーズ』の亡くなってしまったキャスト

『グーニーズ』には、残念ながら亡くなってしまったキャストもいる。亡くなったキャストは下記の通り。

ママ・フラテリー役アン・ラムジー1988年死去
スロース役ジョン・マトゥザック1989年死去
アーヴィング・ウォルシュ役キース・ウォーカー1996年死去
ロザリータ役ルーペ・オンティヴェロス2012年死去
ハリエット・ウォルシュ役メアリー・エレン・トレイナー2017年死去

キャストではないが、監督のリチャード・ドナーも2021年に亡くなっており、スティーヴン・スピルバーグやケヴィン・ファイギなど多くの関係者に追悼された。

Prime Videoなどで『グーニーズ』を観よう

Prime Videoなどで『グーニーズ』を観よう

出典:Prime Video

『グーニーズ』はAmazon Prime VideoやHuluなどの配信サービスで視聴できる。過去に『グーニーズ』を観たことがある人が今あらためて観るなら、感慨深いものがあるはずだ。もちろん、『グーニーズ』は今から初めて観る人にもおすすめの名作である。

配信サービス配信状況無料期間と料金
Prime Video見放題,
レンタル
初回30日間無料
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U-NEXT見放題初回31日間無料
2,189円(税込)
DMM TVレンタル初回30日間無料
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『グーニーズ』のキャストにはさまざまな変化があった

『グーニーズ』のキャストには、その後さまざまな変化があった。キャストたちのなかには、現在も現役で活躍している俳優もいれば、他の新しい生き方をしている人もいる。そして、残念ながら亡くなってしまった俳優も多い。

公開当時『グーニーズ』を観ていた観客が次第に年を重ねていったのと同じように、キャストたちもそれぞれの人生を歩んでいる。そんな彼や彼女たちの人生に思いを馳せて胸が熱くなってしまった人も多いのではないだろうか。

『グーニーズ』を観れば、俳優たちは当時の姿のまま観客を待っている。キャストたちのその後を知ったうえで『グーニーズ』を観ると、また違った面白さがあるに違いない。

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Text by NewSphere 編集部