『ジュマンジ』シリーズのキャストを最新作まで紹介 初代子役たちの現在も

『ジュマンジ』シリーズのキャストを最新作まで紹介 初代子役たちの現在も

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1995年公開の冒険映画『ジュマンジ』は、今なお幅広い世代におすすめの名作として親しまれている。近年、続編の『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』『ジュマンジ/ネクスト・レベル』が立て続けに公開された。2作とも人気アクション俳優のドウェイン・ジョンソンが主人公を演じたため、初代を見返した人や新しく興味を持った人もいるだろう。

そこで本記事では、『ジュマンジ』シリーズのキャストや、初代子役たちの現在について解説する。

『ジュマンジ』とは

『ジュマンジ』とは

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まず、映画『ジュマンジ』シリーズの概要から説明しよう。

『ジュマンジ』シリーズの概要

映画『ジュマンジ』シリーズの原作は、1981年に出版された絵本作家クリス・ヴァン・オールズバーグによる児童文学『ジュマンジ』である。日本では1984年に日本語訳版が出版され、次いで2019年には村上春樹による翻訳版が出版された。

2人の子どもが偶然ジュマンジというボードゲームを手に入れて遊んでみると、サイコロを振って進んだマスのイベントが現実世界で発生するというあらすじだ。

関連作品としては、映画化の他、テレビアニメやゲームなどが展開されている。

『ジュマンジ』タイトルの意味

タイトルの「ジュマンジ」は、物語のキーアイテムであるボードゲームの名前だ。そして、ゲームを終わらせるために子どもたちが目指すゴールの都市の名前でもある。

『ジュマンジ』の初代映画で主演を務めたロビン・ウィリアムスによると「Jumanji」とはアフリカ南部の民族が使うズールー語で「数多くの効果」という意味とのこと。サイコロの目に応じて動物が飛び出したり、怪奇現象が起こったり、さまざまな事象が起こることから名付けられたと思われる。

『ジュマンジ』(1995年)

『ジュマンジ』(1995年)

出典:Amazon

早速、映画シリーズ第1作目『ジュマンジ』から基本情報やキャストなどを見ていこう。

基本情報

作品名ジュマンジ
原題Jumanji
ジャンル冒険、ファンタジー
監督ジョー・ジョンストン
脚本ジョナサン・ヘンズリー
グレッグ・テイラー
製作スコット・ルーフ
ウィリアム・タイトラー
出演者ロビン・ウィリアムズ
ジョナサン・ハイド 他
配給トライスターピクチャーズ
公開日アメリカ:1995年12月15日
日本:1996年3月20日
興行収入アメリカ:約2億6千万ドル
日本:約11億円
配信Amazon Prime Video(見放題)
U-NEXT(見放題)
Rakuten TV(レンタル)
TELASA(レンタル)
※2023年6月時点

初代『ジュマンジ』は、ジュマンジにトラウマを抱えた大人2人と心に傷を負った姉弟2人が協力してゲームに立ち向かう冒険物語だ。

ジュマンジから飛び出す動物たちは当時の最先端のCGで再現されており、今もなお大人から子どもまでハラハラしながら楽しめる名作と名高い。

あらすじ

少年アランは、ある日偶然ジュマンジという双六形式のボードゲームを見つけて、友達のサラと遊び始める。ところが、サイコロを振って出た目によって、アランはジュマンジの中のジャングルに閉じ込められてしまう。

それから26年後、アランが失踪した家に両親を亡くしたジュディとピーターの姉弟が叔母と一緒に引っ越してくる。そこでジュディとピーターがジュマンジを見つけ、サイコロを振ると蚊やライオンなどさまざまな動物が襲いかかりパニックに。そして、特定の目が出たことで大人になったアランが現実世界に戻ってきた。

アランと26年ぶりに再会したサラも協力し、再び始まったゲームを終わらせるため、4人はジュマンジに立ち向かう。

キャスト

ここでは、『ジュマンジ』に出演した主要キャスト5人を1人ずつ紹介する。

アラン・パリッシュ役:ロビン・ウィリアムズ

アラン・パリッシュ役:ロビン・ウィリアムズ

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出身アメリカ・イリノイ州シカゴ
生年月日1951年7月21日
没年月日2014年8月11日(63歳没)
職業俳優・コメディアン・声優
代表作『ポパイ』(1980年)
『アラジン』(1992年)
『パッチ・アダムス トゥルー・ストーリー』(1998年) など

主人公アランを演じたのは、ロビン・ウィリアムズである。26年間ジュマンジの中に閉じ込められたことで精神年齢が子どものまま大人になってしまった複雑な役を好演した。

ロビンは1980年に『ポパイ』で映画デビューし、コメディアンとしてのライブ活動などと並行してハリウッドでキャリアを積んだ。コミカルなキャラクターからサイコパスな殺人犯まで幅広い役を演じ、1998年に『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』でアカデミー助演男優賞を受賞した。声優としては『アラジン』(1992年)のジーニー役でも知られている。

順調な芸能活動の一方、私生活ではアルコール依存症、心臓疾患、うつ病などに悩まされた。2014年に63歳で逝去した際は、当時のアメリカ大統領であるバラク・オバマが哀悼の意を表した。

アサミュエル・アラン・パリッシュ/ヴァン・ペルト役:ジョナサン・ハイド

出身オーストラリア・クイーンズランド州ブリスベン
生年月日1947年5月21日
職業俳優
代表作『タイタニック』(1997年)
『NHKスペシャルドラマ・東京裁判』(2016年) など

ジョナサン・ハイドは、厳格なアランの父親とジュマンジから出てきた冷酷なハンターの1人2役を演じた。

オーストラリア出身で高校卒業後にロンドンに拠点を移して以来、主にイギリスで活躍する俳優である。大ヒット映画『タイタニック』で、タイタニックを所有していた海運会社の経営者ブルース・イズメイを演じたことでも有名だ。

2016年にはNHKドラマ『東京裁判』で判事役を演じるなど、テレビドラマや舞台でも活躍している。

サラ・ウィットル役:ボニー・ハント

サラ・ウィットル役:ボニー・ハント

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出身アメリカ・イリノイ州シカゴ
生年月日1961年9月22日
職業俳優・映画監督・声優
代表作『グリーンマイル』(1999年)
『この胸のときめき』(2000年)
『モンスターズ・インク』(2001年) など

ボニー・ハントは、アランのガールフレンドのサラを演じた。

2000年に『この胸のときめき』で映画監督デビューを果たしてからは、主に監督業と声優に力を注いでいる。声優としては、『モンスターズ・インク』(2001年)や『トイ・ストーリー』シリーズなどに出演した。

ジュディ・シェパード役:キルスティン・ダンスト

ジュディ・シェパード役:キルスティン・ダンスト

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出身アメリカ・ニュージャージー州ポイントプレサント
生年月日1982年4月30日
職業俳優
代表作『チアーズ!』(2000年)
『スパイダーマン』シリーズ(2002~2007年)
『パワー・オブ・ザ・ドッグ』(2021年) など

キルスティン・ダンストは、アラン失踪から26年後に偶然ジュマンジを見つけてゲームに巻き込まれるジュディを演じた。

3歳から芸能活動を始め、2002年から2007年公開の『スパイダーマン』シリーズではヒロインのメリー・ジェーン・ワトソンを演じた。主演した『メランコリア』(2011年)ではカンヌ国際映画祭の女優賞を受賞するなど、映画やテレビドラマで活躍している。2016年には同映画祭の審査員にも選ばれた。

ピーター・シェパード役:ブラッドリー・ピアース

出身アメリカ・アリゾナ州グレンデール
生年月日1982年10月23日
職業俳優・声優
代表作『美女と野獣』(1991年) など

ブラッドリー・ピアースは、姉のジュディと一緒にゲームに巻き込まれるピーターを演じた。

6歳から芸能活動を始め、声優としてもディズニー映画『美女と野獣』やTV版『リトルマーメイド』などに出演した。自身で会社を立ち上げて映画製作やカクテル開発に携わるなど、ビジネスマンとしても活動している。

『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』(2017年)

『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』(2017年)

出典:Amazon

次に、映画シリーズ第2作目『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』の基本情報やキャストを解説する。

基本情報

作品名ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル
原題Jumanji:Welcome to the Jungle
ジャンル冒険、ファンタジー、アクション、コメディ
監督ジェイク・カスダン
脚本クリス・マッケンナ
エリック・ソマーズ
スコット・ローゼンバーグ
ジェフ・ピンクナー
製作マット・トルマック
ウィリアム・ティートラー
出演者ドウェイン・ジョンソン
ジャック・ブラック 他
配給ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
公開日アメリカ:2017年12月20日
日本:2018年4月6日
興行収入世界興行収入:約9億6千万ドル
日本:12.4億円
配信Amazon Prime Video(見放題)
U-NEXT(見放題)
TELASA(見放題)
Rakuten TV(レンタル)
※2023年6月時点

シリーズ2作目の本作は、前作『ジュマンジ』から20年後が舞台だ。ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント作品としては『スパイダーマン』シリーズの記録を塗り替え、当時の興行収入歴代1位となった。

あらすじ

学校の地下室で偶然ジュマンジを見つけたスペンサー、フリッジ、ベサニー、マーサの高校生4人がプレイしようとすると、ジュマンジの世界に吸い込まれてしまった。気付くと全員自分が選んだアバターの姿となっており、4人は現実世界に戻るためにそれぞれのキャラクターの特性を活かし、協力しながらゲームの世界で奮闘する。

キャスト/ゲームの世界

ここでは、ゲームの世界の主要キャスト4人をそれぞれ紹介する。

スモルダー・ブレイブストーン役:ドウェイン・ジョンソン

スモルダー・ブレイブストーン役:ドウェイン・ジョンソン

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出身アメリカ・カリフォルニア州ヘイワード
生年月日1972年5月2日
職業俳優・映画プロデューサー
代表作『ワイルド・スピード』シリーズ(2011年~)
『ランペイジ 巨獣大乱闘』(2018年)
『ブラックアダム』(2022年) など

ドウェイン・ジョンソンは、スペンサーのアバターであるスモルダー・ブレイブストーンを演じた。

プロレスラーとしては「サ・ロック」という愛称で親しまれ人気を博した。俳優としては、プロレスラー経験を活かしたアクションが評価され、『ワイルド・スピード』シリーズなど話題作に多数出演している。

プロレスは2019年に引退宣言しているが、2022年には「世界で最も稼いだ俳優」1位に輝くなど、肉体派アクション俳優として不動の地位を築いている。2023年6月には『ワイルド・スピード』シリーズの公開日未定の続編でシリーズ復帰することが報道された。

ムース・フィンバー役:ケヴィン・ハート

ムース・フィンバー役:ケヴィン・ハート

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出身アメリカ・ペンシルバニア州ノース・フィラデルフィア
生年月日1979年7月6日
職業俳優・コメディアン
代表作『リベンジ・マッチ』(2013年)
『ペット』シリーズ(2016~)
『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』(2019年) など

ケヴィン・ハートは、フリッジのアバターであるムース・フィンバーを演じた。

大学卒業後にコメディアンとして活動を開始し、2002年に『ペーパー・ソルジャーズ』で俳優デビューした。それから主にコメディ映画などで活躍し、『ワイルド・スピード』シリーズなどにも出演。

声優としてアニメ映画『ペット』シリーズにも出演するなど、活躍の場を広げている。

>シェリー・オベロン役:ジャック・ブラック

シェリー・オベロン役:ジャック・ブラック

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出身アメリカ・カリフォルニア州サンタモニカ
生年月日1969年8月28日
職業俳優・声優・歌手
代表作『スクール・オブ・ロック』(2003年)
『ルイスと不思議の時計』(2018年)
『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(2023年) など

ジャック・ブラックは、ベサニーのアバターであるシェリー・オベロンを演じた。

俳優や声優として活躍している他、俳優のカイル・ガスと「テネイシャスD」というバンドを組み、日本でもアルバムやDVDをリリースしている。

2018年にはハリウッドの殿堂入りを果たした。2023年6月現在日本でも公開中のアニメ映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』では、主人公マリオの敵クッパの声を担当している。

ルビー・ラウンドハウス役:カレン・ギラン

ルビー・ラウンドハウス役:カレン・ギラン

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出身スコットランド・インヴァネス
生年月日1987年11月28日
職業俳優・モデル
代表作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズ(2014年~)
『アベンジャーズ』シリーズ(2018年~) など

カレン・ギランは、マーサのアバターであるルビー・ラウンドハウスを演じた。

18歳の頃スカウトされてモデルデビューした後、人気テレビシリーズの『ドクター・フー』や『Selfie/セルフィー』などに出演した。

2014年には『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー 』のネビュラ役に抜擢され、続編や『アベンジャーズ』シリーズにも出演し一躍人気となった。2023年6月現在、彼女が続投した『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME3』が日本でも公開中だ。

キャスト/現実世界

次に、現実世界の高校生キャスト4人を紹介する。

スペンサー役:アレックス・ウルフ

スペンサー役:アレックス・ウルフ

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アレックス・ウルフは、臆病でオタク気質のスペンサーを演じた。

6歳で俳優デビューし、『ライ麦畑で出会ったら』(2015年)、『ヘレディタリー/継承』(2018年)などに出演。2011年にはスタジオジブリのアニメ映画『コクリコ坂から』の英語吹替版で声優を担当したこともある。

フリッジ役:サーダリウス・ブレイン

フリッジ役:サーダリウス・ブレイン

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サーダリウス・ブレインは、いじめっこ気質のアメフト部員・フリッジを演じた。

ニューヨーク演劇芸術学校で演技を磨き、2009年に俳優デビューした。本作と続編『ジュマンジ/ネクスト・レベル』に出演したことで知名度を上げ、その後は映画『要塞』シリーズ(2021年~)、テレビドラマ『チャームド』(2018年)などに出演している。

ベサニー役:マディソン・アイズマン

ベサニー役:マディソン・アイズマン

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マディソン・アイズマンは、インスタが大好きなうぬぼれ美人のベサニーを演じた。

2013年に俳優デビューし、本作で本格的に映画初出演を果たした。その後は『アナベル 死霊博物館』(2019年)、『聖闘士星矢 The Beginning』(2023年)など話題作に出演し、活躍の場を広げている。

マーサ役:モーガン・ターナー

マーサ役:モーガン・ターナー

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モーガン・ターナーは、控えめで真面目なマーサを演じた。

2006年に『インヴィンシブル 栄光へのタッチダウン』で子役デビューした。テレビドラマシリーズ『ミルドレッド・ピアース 幸せの代償』(2011年)では、ケイト・ウィンスレットが演じた主人公の娘の少女時代を好演し話題となった。

『ジュマンジ/ネクスト・レベル』(2019年)

『ジュマンジ/ネクスト・レベル』(2019年)

出典:Amazon

最後に、映画シリーズ第3作目の基本情報、主要キャストなどを紹介する。

基本情報

作品名ジュマンジ/ネクスト・レベル
原題Jumanji:The Next Level
ジャンル冒険、ファンタジー、アクション、コメディ
監督ジェイク・カスダン
脚本ジェイク・カスダン
ジェフ・ピンクナー
スコット・ローゼンバーグ
製作ドウェイン・ジョンソン
ダニー・ガルシア
ハイラム・ガルシア
マット・トルマック
ジェイク・カスダン
出演者ドウェイン・ジョンソン
ジャック・ブラック 他
配給ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
公開日2019年12月13日
興行収入世界興行収入:約8億ドル
日本:9億3千万円
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※2023年6月時点

シリーズ3作目の本作は2作目の2年後が舞台で、前作に出演したドウェイン・ジョンソンら主要キャスト陣が引き続き出演している。スペンサーの祖父エディなど新たなキーパーソンも加わった。

あらすじ

退屈で平凡な毎日を送っていたスペンサーは2年前の刺激的なゲームが忘れられず、密かに壊れたジュマンジを修理していたが、ある日ジュマンジに吸い込まれてしまう。スペンサーを救うため、ベサニー、フリッジ、マーサたちもまた彼を追い再びゲームの世界へ入ったものの、バグによってスペンサーの祖父エディとその友人のマイロもゲームの参加者となってしまった。

キャスト/ゲームの世界

ゲームの世界の主要キャストは2作目と同じである。ドウェイン・ジョンソン、ケヴィン・ハート、ジャック・ブラック、カレン・ギランが現実世界の人物たちのアバターとして出演した。

キャスト/現実世界

ここでは、今作で追加された主要キャスト2人を紹介する。

エディ役:ダニー・デヴィート

エディ役:ダニー・デヴィート

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ダニー・デヴィートは、スペンサーの祖父エディを演じた。

1975年『カッコーの巣の上で』で映画デビューを果たした後、映画やテレビドラマ、舞台で幅広く活躍し、監督・プロデューサーとしても『ローズ家の戦争』(1989年)、『アウシュヴィッツの生還者』(2021年)など多くの作品に携わっている。

マイロ役:ダニー・グローヴァー

マイロ役:ダニー・グローヴァー

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ダニー・グローヴァーは、エディの友人のマイロを演じた。

『リーサル・ウェポン』シリーズ(1987年~)、『プレデター2』(1990年)など数々の話題作に出演している他、劇団を創設するなど後進の育成にも力を注いでいる。2022年3月、初のオスカータイトルとなるジーン・ハーショルト友愛賞を受賞した。

初代『ジュマンジ』の子役たちの現在

初代『ジュマンジ』の子役たちの現在

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近年、2、3作目とシリーズ展開が続く一方、初代『ジュマンジ』の子役たちが今何をしているのか気になる人もいるだろう。最後に、主人公アランとガールフレンドのサラの子ども時代を演じた2人の現在の活動を見てみよう。

少年時代のアラン役:アダム・ハン=バード

アダム・ハン=バードは、主人公の少年アランを演じた。

『ジュマンジ』の他、『リトルマン・テイト』(1992年)、『悪魔のような女(1996)』(1996年)などに出演したが、現在は俳優活動は行っていない。

『CLEAN JIMMY SHEEN』という絵本を執筆したり、2018年リリースされたソーシャルゲーム『ハリー・ポッター:ホグワーツの謎』ではライターを務めたりするなど、現在は絵本作家やゲームのシナリオライターとして活動している。

少女時代のサラ役:ローラ・ベル・バンディ

少女時代のサラ役:ローラ・ベル・バンディ

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ローラ・ベル・バンディは、サラの少女時代を演じた。

現在もテレビドラマ、映画、舞台で俳優として活躍しており、舞台『キューティ・ブロンド』(2007年)、テレビドラマ『フルハウス』の続編『フラーハウス』(2016年)などに出演した。

カントリー歌手としても知られており、2010年リリースのアルバム『Achin and Shakin』はビルボードのカントリーアルバム部門で5位、全ジャンルのビルボード200で28位を獲得した他、海外のチャートにもランクインし高く評価された。

ジュマンジの続編は?今後の展開や追加キャストにも期待

『ジュマンジ/ネクスト・レベル』が続編を匂わせる終わり方だったことに加え、2020年4月ジェイク・カスダン監督は次回作を企画中だと語った。『ジュマンジ』シリーズは今後どのような展開を迎えるのだろうか。主要キャストたちは続投するのか、新たなキャラクターが登場するのか、想像を膨らませながら今後の展開に期待しよう。

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Text by NewSphere 編集部