メーガン妃の生い立ち ヘンリー王子との出会いや王室脱退の経緯も解説

メーガン妃の生い立ち ヘンリー王子との出会いや王室脱退の経緯も解説

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英国王室からの離脱や夫であるヘンリー王子の暴露本などで注目を集めているメーガン妃だが「どんな人物なのだろうか」「2023年現在は何をしている?」と疑問に思う方も多いだろう。そこで今回は、メーガン妃の生い立ちや王室脱退の経緯について紹介する。メーガン妃の網羅的な情報を知りたい方だけではなく、まったく知らない方も、ぜひこの記事を参考に、メーガン妃について理解を深めてほしい。

メーガン妃の生い立ち

メーガン妃の生い立ち

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氏名レイチェル・メーガン・マークル
英語名Rachel Meghan Markle
称号サセックス公爵夫人
生年月日1981年8月4日
国籍アメリカ合衆国
出生地アメリカ合衆国 カリフォルニア州 ロサンゼルス
出身校ノースウエスタン大学
身長約170cm
職業元俳優(2018年まで)
代表作「SUITS(スーツ)」米国ドラマ(出演は2011年〜2018年まで)
・トレヴァー・エンゲルソン(2011年〜2013年)・ヘンリー・チャールズ・アルバート・デイヴィッド (2018年〜)

メーガン妃は、1981年8月4日にレイチェル・メーガン・マークルとして生まれ、2歳まではロサンゼルスのヴァレーに住んでいた。両親の離婚をきっかけに、母親が生まれ育った地域に移り住んでいる。

11歳のとき、食器用洗剤のコマーシャルに用いられたキャッチコピーが不適切であると、ヒラリー・クリントンや洗剤を販売していた社長などに手紙を書き、返信を受け取ったエピソードがある。ニュース番組に出演したり、洗剤メーカーがCMを変更したりするほど話題となった。このときの経験が、現在の男女平等に関わる活動につながっているとのことだ。

メーガン妃は、アルゼンチンのアメリカ大使館でインターンとして働くなど、政治家を目指していたが、俳優業が軌道に乗ったことで役者の道へと歩み始める。

俳優時代のキャリア

メーガン妃は、2002年に医療ドラマである「General Hospital」の1エピソードで、米国でのテレビ出演を果たした。その後「CSI」「Without a Trace」「Castle」などに出演している。テレビ映画では「When Sparks Fly」「Dater’s Handbook」に出演。ハリウッド映画では「Get Him to the Greek」「Remember Me」「Horrible Bosses」で主演を務めた。

そして2011年には大ヒットドラマの「Suits(スーツ)」にレギュラー出演したことで、アメリカやイギリスだけではなく、日本でも知名度を得ている。

社会的活動

メーガン妃は福祉活動に積極的なことで有名だ。2015年の国際女性デーでは、国連でスピーチを務めた。男女平等と女性が活躍できる社会を目指す国際的な機関であるUN  Womenにも携わり、月経にまつわる偏見の問題などに言及している。

また、世界中の子どもたちを支援するワールド・ビジョン・カナダのグローバル・アンバサダーとして、クリーンウォーターキャンペーンのために、2016年にルワンダを訪問している。

メーガン妃の家族

メーガン妃の家族

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メーガン妃の父トーマスは、1980年代のヒット番組「Married…」で撮影監督を務めていた。中学生のころには人気テレビドラマの撮影現場に連れていってもらっていたと、Netflixドラマの「ハリー&メーガン」でメーガン妃は語っている。

しかし、2018年5月の結婚式直前、父トーマスがメディアに「やらせ写真」の協力をしていたことが判明。しかも、多額の報酬を受け取っていたことも発覚し、批判を浴びてしまった。現在は自身のYouTubeチャンネルを立ち上げて活動している。

なお、メーガン妃の母ドリアはアフリカ系アメリカ人である。そのため、娘とヘンリー王子の交際が発覚した後、メディアに大きく取り上げられる要因となった。フェイクニュースや人種差別的な表現があったものの、ドリアは冷静に対応し、平静を保った。

メーガン妃とヘンリー王子

メーガン妃とヘンリー王子

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メーガン妃は英国のヘンリー王子と2018年5月19日に結婚し、英国王室に入った。2人は2016年6月にInstagramで接点を持ち、交際を重ねたうえで2017年に婚約している。たった2回のデートの後にアフリカにあるボツワナへ旅行し、大自然のなかで5日間をテント暮らしで過ごしたことは、有名なエピソードとして知られている。

話題になったヘンリー王子との結婚式

アフリカ系アメリカ人を母に持つメーガン妃が英国王室に入るとのことで、結婚式には大きな期待が寄せられ、ウィンザー市内の沿道には10万人が押しかけた。

式には約600人が招待され、そのなかには米俳優ジョージ・クルーニーとアマル夫人、元サッカー選手のデイビッド・ベッカムとビクトリア夫人などの有名人も含まれていた。故エリザベス女王と参列者の前で、ヘンリー王子とメーガン妃は夫婦の誓いを交わしている。

メーガン妃とヘンリー王子の子ども

メーガン妃は第一子である長男のアーサーを2019年5月6日に出産。2021年6月4日には第二子である長女リリベットを出産し、カナダでしばらく過ごした後、アメリカのカリフォルニア州にて4人家族で生活をしている。

なお、英国王室を離脱した後のインタビューでメーガン妃は、アーサーが王子の称号を与えられなかったのは、肌の色が原因だったと述べている。

メーガン妃が英国王室を離脱した経緯

メーガン妃が英国王室を離脱した経緯

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長男であるアーサーの肌の色を懸念し、王子の称号を与えなかった王室の対応と「生まれたらどれだけ肌が黒いのだろうか」という会話に、メーガン妃はショックを受けたという。助けを求めても得られない状況から自殺も考えたほどであった。その後に起きた、大きな2つの出来事を紹介していく。

Instagramで電撃発表

2020年1月、メーガン妃とヘンリー王子は、Instagramで全世界に向けて、王室離脱を発表した。しかし、英国王室には事前に共有されていなかったことが、大きな波紋を呼んだ。ちなみに、数時間後にはウィリアム王子の妻であるキャサリン妃の誕生日だったというタイミングの悪さも、批判を受ける要因になったといわれている。

エリザベス女王の承認

エリザベス女王は2人に対して王室に残ってほしいと述べたものの、意向を尊重して王室から出ることを承認した。ただし、サセックス公爵の名前は一切使わないことと、税金からの経済的な支援をしないことを条件にした。このように、女王が家族として一定の配慮は見せたものの、毅然とした態度で対応したことが話題となった。

【メーガン妃の強さ】英国王室でもポリシーを貫いたファッション

王室離脱を決意したメーガン妃の強さは、ファッションにも現れていた。俳優業出身でファッションセンスが高いとされるメーガン妃は、英国王室のしきたりにとらわれない服装をすることもあった。

ロイヤルファミリーの女性が公の場ではめったに見せないパンツスタイルや王室初の公務におけるジャケットの肩がけなど、自分のスタイルを貫いていたように見える。

【2023年最新】メーガン妃の現在

【2023年最新】メーガン妃の現在

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混血のロイヤルファミリーや王室離脱など、注目を集めたメーガン妃の2023年現在の状況を紹介していく。

2022年のNetflixドキュメンタリーと続編のうわさ

タブロイド紙が作り上げた報道とは違う真実を伝えるために制作を決意したというNetflixのドキュメンタリーが、2022年に公開された。2人の出会いに関するエピソードや英国メディア・王室に対する率直な意見が語られている。ヘンリー王子とメーガン妃がプライベートで撮影した未公開の映像がまだまだ多く残っていることから、Netflixが第2弾の制作を検討しているとのうわさもある。

2023年1月出版ヘンリー王子の暴露本の影響

ヘンリー王子が2023年1月10日に出した暴露本が大ヒットした。しかし、王子の評価は急降下してしまっている。タリバン兵25人の殺害や違法ドラッグに手を出した過激な過去が、メーガン妃にも影響を及ぼす可能性があると見られている。なお、暴露本の内容に関して、メーガン妃はメディアには何も語っていない。

メーガン妃は俳優業に戻るのか?今後の活動に注目

メーガン妃は俳優業に戻るつもりはないと明言している。ドキュメンタリー制作やポッドキャストへは出演するものの、復帰の可能性は低いと述べている。英国王室を離脱したという異例の経歴を持つメーガン妃は、これからどのような活動をしていくのか。今後も目が離せない。

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Text by NewSphere 編集部