メーガン妃へのヘイト記事が大炎上 苦情2万件超、国会議員も動く

ジェレミー・クラークソン氏|Photo by Evan Agostini / Invision / AP

 王室離脱などをめぐり何かと批判にさらされてきたメーガン妃だが、彼女を批判するにも限度というものはあるようだ。イギリスのとあるテレビ司会者が、メーガン妃を裸にして市中を引き回すという夢想をコラム記事のなかで描写したところ、激しいバッシングにさらされている。

◆「排泄物を投げる日を夢見ている」
 渦中の人物となったのは、英テレビ司会者でジャーナリストのジェレミー・クラークソン氏だ。独立系テレビ局のITVで、「フー・ウォンツ・トゥ・ビー・ア・ミリオネア(日本版:クイズ$ミリオネア)」の司会などを務めている。

 BBC(12月19日)によるとクラークソン氏は、英サン紙が12月16日に掲載したコラムにおいて、「細胞レベルで(メーガンを)憎んでいた」と表明した。氏はまた、「夜になると私は、横になったまま眠れずに歯ぎしりをしながら、彼女がイギリス中の町の通りを裸でパレードさせられ、群衆が『恥だ!』と大合唱し、排泄物の塊を投げつける日を夢見ているのです」と書いている。

 i紙(12月20日)によると、クラークソン氏はまた同コラムのなかで、ヘンリー王子を言いなりにしているとも性的な表現を用いて主張している。ヘンリー王子を「グローブパペット(底から手を入れ、口を動かせるようになっているぬいぐるみ)」に例え、メーガン妃が「彼のお尻から深く腕を差し込み、指で彼の表情を操っている」かのようだと書いている。

Text by 青葉やまと