キム・カーダシアン、物議のバレンシアガ広告めぐり批判される ついに沈黙破るも……

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 米モデルのキム・カーダシアンに対し、また新たな批判が上がった。カーダシアンがアンバサダーを務めるファッション・ブランド「バレンシアガ」の広告をめぐり、児童を性の対象とするかのようなメッセージが読み取れ、物議を醸している。カーダシアンは「母としてもぞっとした」と話すが、ブランドとの関係を断ち切るとは明言せず、批判の声が上がっている。

◆拘束具つきのテディベア
 問題の広告は、性的な行為を想起させるアイテムを子供に持たせたものだった。英BBC(11月28日)は、「フェティッシュなテーマのテディベア」を子供モデルに持たせたと報じている。厳密にはテディベアをモチーフにした、ぬいぐるみのようなバッグだ。

 テディベアとは無邪気なアイテムにも思えるが、よく見るとこのバッグには、レザーの拘束具などボンデージ(性的緊縛)に用いられるようなグッズが装着されている。複数ある写真のうち2枚は、幼い子供たちがこのバッグに抱きついているものだった。これらの写真は、高級ペット用品などを展開する「バレンシアガ オブジェクト」ラインの広告として公開されていた。

 カーダシアンは、バレンシアガの顔として知られている。英デイリー・メール紙(11月28日)は、これまでにも大きなイベントでバレンシアガのアイテムを身につけた姿がよく目撃されているほか、ブランドのキャンペーンに何度も起用されていると報じている。画像が強く問題視されるようになるにつれ、ブランド・アンバサダーの彼女にも批判が飛び火した。

Text by 青葉やまと