「日本は別世界の戦いをした」ラグビーW杯8強、日本称える英メディア スコットランド戦

Eugene Hoshiko / AP Photo

 10月13日にラグビー・ワールドカップの日本対スコットランド戦が行われ、28-21で日本が勝利し、初のベスト8に進出した。イギリスメディアは、強豪国が築き上げた従来の形を覆す、新しいスタイルのラグビーを見せる「ブレイブ・ブロッサムズ」の快進撃に賛辞の言葉を寄せている。

◆ついに花開いた桜 勇敢さで強豪撃破
 ラグビー・ワールドカップ2019の公式サイトによれば、「ブレイブ・ブロッサムズ」のニックネームが与えられるきっかけとなったのは、2003年W杯のスコットランド戦だった。日本は32-11で敗れたが、スピーディーで創造性豊かなプレーで観客を魅了。この試合以来、他国の日本を見る目が変わったという。それまで存在感が薄くニックネームさえなかった日本チームに対し、記者たちが勇敢な桜の戦士たちを意味する「ブレイブ・ブロッサムズ」を使うようになった。そして2009年に元ニュージーランド代表のアンドリュー・マーティンズが「ブレイブ・ブロッサムズ」と呼んだことで、認知度が高まったという。

                                                                                                                 

 今大会のスコットランド戦前日に、勝つためには何が必要かと聞かれたキャプテンのマイケル・リーチは、「勇敢さ」だと答えた。英タイムズ紙のチーフラグビー特派員、オーウェン・スロット氏は、これは自分たちを信じるという意味だったと述べている。そしてその言葉通り、「ブレイブ・ブロッサムズ」は、W杯で過去3度対戦し一度も勝ったことのないスコットランドに自分たちのラグビーで挑み、決勝トーナメント進出を決めた。

Text by 山川 真智子