米誌の「世界で最も注目の旅行先」に日本が選出 評価された多種多様な旅行体験

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◆日本は世界でもっとも急成長の旅先
 訪日外国人が近年急増している日本について、Travel + Leisure誌の編集長であるジャクリーン・ギフォード氏は、「日本は世界でもっとも急成長中の旅先だ。東京と京都といった主要都市に留まらず、日本の隅々まで観光客が訪れるようになった」とコメントしている(米USAトゥデイ紙)。

 日本政府観光局(JNTO)のニューヨーク事務所長の伊勢尚史氏は、「このような権威ある出版物が日本を「2018 Destination Of The Year」と認定したことを大変誇りに思う」と述べた。さらに「米国旅行者の日本観光は増え続けている。今後は日本が注目の旅行先として、さらに増加する見込み」としている( JNTOプレスリリース)。

 信じられないくらい多様な観光アトラクションを持つと評された日本。ギフォード編集長は、「私たちの読者は、豊かな旅行体験を提供してくれる日本に対して情熱的だ。最先端の建築と美食がありながら、何世紀にもわたる文化と伝統を学ぶことができる。人々の優雅さとおもてなしは私たちの読者の心に響く」と説明する(同上)。

 同誌は、12月号の巻頭ページで日本特集を組む予定だ。またウェブサイトでは、ローカルの視点からみた日本をシリーズ展開していく。第1回のテーマは、「地元民のようにラーメンを食べる。」ラーメン専門家に焦点を合わせ、旅行者たちにユニークな視点を提供する。

 来年は、観光客がさらに増えそうな予感だ。

Text by 鳴海汐