サッカーW杯、ユニフォームが一番かっこいい国は? 英紙が格付け

Darko Vojinovic / AP Photo

 世界の注目がサッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会に注がれている。勝負のゆくえはまだまだ分からないが、ファッションならぶっちぎりで優勝を決めた国がある。

◆事前予約だけで300万枚
 英紙ミラーが6月13日、W杯出場32チームの「ホーム」と「アウェイ」のユニフォーム、計64枚を一つひとつ吟味して、「かっこよさ」をもとにランキングを発表した。そこで堂々と1位に輝いたのは、ナイジェリアのホーム・ユニフォームだ。ナイキが作ったもので、白地に袖部分は黒、ボディ部分は蛍光グリーンのギザギザ模様が入っている。ただし同国のダーク・グリーンのアウェイ・ユニフォームは46位と振るわなかった。なお、日本はホーム・ユニフォームが10位、アウェイ・ユニフォームが61位だ。

 さてそんなナイジェリアのユニフォームだが、約3ヶ月前にデザインが発表されたと同時にものすごい人気ぶりを見せていた。ナイジェリア人が自分たちを呼ぶときに使う言葉「ナイジャ」という名がついたこのユニフォームは1枚90米ドル(約9800円)だが、事前予約だけで300万枚の注文が入っていたという。CNNによると、「ナイジャ」の公式発売に先立ちナイジェリアの主要都市ラゴスでは、5月の時点ですでにコピー商品のユニフォームが出回っていたほどの人気ぶりだった。

Text by 松丸 さとみ