能登半島発生後、北陸に関心を抱いた訪日外国人 地震の影響は軽微

画像はイメージ(Flicker/ Raita Futo

株式会社JTB総合研究所が、2024年1月1日に発生した能登半島地震と訪日旅行への意識に関する調査結果を公表しました。

【画像】能登半島地震と訪日外国人動向の調査結果

その結果、能登半島地震で北陸に関心を持った訪日外国人が多いことが判明しています。

能登半島地震で日本への旅行に関心を抱いた訪日外国人

調査は2024年3月14日から18日まで、中国、台湾、タイなどアジア7ヶ国および欧米豪の5ヶ国、計12ヶ国の20歳以上の男女を対象に実施。

訪日意向は12ヶ国平均で71.9%と高く、特にアジア圏の意向が顕著でした。

欧米豪からの訪日意向も60%を超え、20代では68%と、若い世代ほど訪日旅行への関心が高いようです。

能登半島地震の影響については、「現地の現状を知りたい」と回答した人が最も多く、「地震で北陸に興味を持った」という回答も。

地域別に見ると、欧米豪圏が「訪日の影響はない」との回答が最多で、地震をマイナスとは捉えていないようです。

「しばらく北陸の訪日を避ける」と考える人はわずか14%でした。

「訪日旅行でやってみたいこと」のトップに挙がったのは、「自然景観を楽しむ」でした。

また、「日本料理や郷土料理を楽しみたい」と食体験への期待が高く、「温泉」や「文化体験」も上位に挙がっています。

地域別では、アジア圏の人々は食体験を重視する一方で、欧米豪の人々は「日本の生活に触れる」「外国人が訪れない場所へ行く」などに関心があることもわかりました。

この調査結果は、能登半島地震が訪日外国人にとって日本をもっと深く理解するきっかけになったことを示唆しています。

情報を効果的に発信し、地域経済の発展に寄与する訪日外国人の受け入れにつながるといいですね。

Text by 本間才子