限定19台、シアン ロードスター ランボルギーニの「攻め」が生んだマスターピース

♦︎ハイパワーを支える脇役たち
 高出力を実現するため、エンジンとモーター以外に、陰の立役者ともいうべき技術が盛り込まれている。パワフルなエンジンの排熱処理を担当するのは、ランボルギーニが特許を保有するアクティブ冷却ベーンだ。排気の温度を感知して軽量の冷却ベーンが起動し、フィンを始動させることで迅速な冷却を行う。

 一方、モーターについては電源に先進技術を盛り込んだ。通常のEVに広く採用されているリチウムイオン電池ではなく、ランボルギーニ アヴェンタドールで初登場したスーパーコンデンサーを搭載している。シアン ロードースターでは容量が強化されており、アヴェンタドール比で10倍の蓄電容量を実現した。ランボルギーニ社は、同じ出力のバッテリーよりも3倍軽量だと述べており、車体重量の面でもアドバンテージを確保している。シアン ロードスターは回生ブレーキを搭載し、ブレーキ作動時に運動エネルギーを電力に変換し、スーパーコンデンサーに無駄なく還流する仕組みを備える。

次のページ 海外評も好調




Text by 青葉やまと

Recommends