マツダ3の美しさ、細部へのこだわりに米メディア感嘆

Photo by Mazda Motor Co.

 マツダ3セダン/ファストバックは、まるで液体から誕生したかのようなシームレスなデザインが特徴だ。その美しさは、ピックアップトラックなど実用性と大きさ重視の車が溢れるアメリカ市場において、ひときわ目を引いているようだ。

♦︎米市場で目を引く洗練のデザイン
 近年は美しい車を見かけることが少なくなった、と嘆くのはウォール・ストリート・ジャーナル紙(以下WSJ)だ。ことアメリカでは大型で飾り気のないモデルが多く売れており、精巧な美しさを備えた車の需要は縮小傾向にあるという。同紙は読者に対し、デザイン性に優れたマツダ3プレミアムハッチバック(ファストバック)の購入を候補に入れるよう推奨している。吹きガラスのような流動的なシェイプ、自然で有機的なクオリティ、アクセントラインなくして成立する完成度、ボディへの映り込みの深みなど、魂動デザインが体現する美観を褒めちぎっている。見た目のみならず品質にも秀でており、その板金と塗装のクオリティは、通常なら5万ドル(約540万円)クラス以上の車でなければ実現し得ない水準だとする。本モデルは2万3600ドルと、その半分以下の価格帯だ。

                                                                                                                 

 自動車専門誌のカー&ドライバー誌も、マツダ3のデザインには納得の様子だ。シャープなラインを意図的に排除したデザインは、サイドパネル同士の優雅な連続性が美しい。同誌編集部は上位モデルのファストバックを気に入ったようで、こちらはよりアグレッシブなデザインと比較的コンパクトな車長が持ち味だ。他方、基本モデルとなるマツダ3セダンも、低く抑えたトランクと美しいノーズによる抜群のプロポーションが魅力的だ。バランスが難しいセダン車にあって、良好なデザインを実現している。

Text by 青葉やまと