豪に新たな米海兵隊施設か 中国企業貸与で問題になったダーウィンの近郊

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◆費用負担は誰が? 中国の反応も心配
 防衛アナリストのネイサン・チャーチ氏は、豪国民は米海軍のダーウィン駐留を歓迎してはいるが、財政およびアメリカへの協力を拡大することへの不安は持っていると述べる(アジア・タイムズ)。ABCによれば、すでに開発予定地までの道路は、漁業地域へのアクセスを改善するという名目で、4000万豪ドル(約30億円)で建設されている。しかし新施設の詳細や建設費用については不明だとしている。

 今回のニュースが中国を怒らせるという見方もあるが、すでに中国も類似の港湾施設を同じ地域に建設していることから、文句は言えないのではないかという政府関係者の見解をABCは掲載している。

 オーストラリアは、最大の貿易相手国である中国に配慮する反面、南シナ海での中国の軍備拡張にも懸念を表明している。モリソン豪首相は、地域における超大国の対立のなか、オーストラリアは冷静に立ち回りたいと述べ、経済と防衛のバランスを取るのに苦労しているようだ。

                                                                                                                 
Text by 山川 真智子