中国、「世界初」無人水陸両用車両を配備 南シナ海、尖閣での使用を想定か

Training exercise for the military parade to celebrate China's 60th Anniversary, photo by gadgetdan / flickr

 発表された写真で見る限り、外観は米国製水陸両用強襲輸送車AAV7(AAVP7)に似ている(ナショナル・インタレスト)。「マリン・リザード」のサイズは、全長12mとされ、全長約8m・重量約25トンのAAV7を上回るが、おおまかには、AAV7を無人化したしたものと見て良いかもしれない。AAV7は、離島防衛のために陸上自衛隊が2018年に新設した水陸機動団にも採用されている。

 公式発表やメーカーの関係者の発言として伝えられている「マリン・リザード」の主な性能・装備は以下の通り。

・全長12m
・最大水上航行速度=50ノット(ハイドロジェット推進)、最大陸上移動速度=20km/h(車体下部収納の履帯ユニット4基を展開)
・武装=機関銃x2、対艦・対空ミサイル垂直発射管
・偵察・照準用電気光学システム及びレーダーシステムを装備
・車体はアルミニウム製でステルス性能を備える
・操縦は軍事衛星「北斗」を介して行う。最大操作範囲は1,200km。AIによる自律走行も可能
・無人偵察機や無人小型船舶など、ほかの陸海空ドローンとの連携も可能
・約8ヶ月間の保管状態からの起動・運用が可能

Text by 内村 浩介

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